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”隣室の音問題”の鍵がひとつわかったかも

2020年10月08日

本来この記事は心理学ブログに書くべきことなのかも知れないのですが、
現代賃貸物件事情におけるメジャーな問題でもあるため、こちらに記すことにしました。
現代社会は様々な局面でメンタル関連の課題が浮上する時代でもあります。
その理由は封建時代や近代から連なる社会的概念がことごとく解体・再構成されているからで、その速度は高度経済成長以降加速しています。
情報化社会なら尚更で、

社会的変遷と個人の自我構造を考える場合、
少なくとも数世代に渡って共通の認識があることが前提となります(経験則的に安定する)、しかし高度経済成長時代以降世代間ギャップといわれるように、世代が変わる毎に共有認識も変わるようになり、ついには同じ世代間に社会的概念が変化してしまうようになっています。
(※典型例は昭和世代にとってその現役中に過去には存在しなかったセクシャルハラスメント問題が台頭し、過去経験則がまったく通用しない新たな概念の導入を求められる←などなど、)

厳密に言えば違うんですが、
わかりやすく言い換えると「現役世代中に社会的常識が変わり、その変化への対応を現在進行形で求められ続ける時代へ突入した(勿論この社会的変革について、旧世代などに相談できる筈も無く社会と個人の関係において”定期的孤立”に近い状況が発生している)」

●心理学ブログではこの状況を別の角度から説明していますが、流石に話の方角が離れすぎてしまうので、ここでは省略します。

<いずれにしても、上記説明にあるように構造論として個人の自我が不安定化する時代>
 ↑
これが現代社会です(OSのように数ヵ月で論理構造のアップデートが必要になる)
そら、どうしたってメンタルに関わる諸般の課題が浮上します(時にそれは不安定化である)、

そんな社会的事情を背景に浮上したのが「隣室の音問題」です
このブログでも過去にその心理学的背景なども説明してきましたが、
昨今ふと気が付いた事がありまして(今頃かよって話でもありますがww)、
「これは記事にするべき」と思ったところです。

■過去記事にあるように、人間の脳内にはインコライザーが入っておりまして(会話中は人の音声帯域を増幅してよく聞こえるようにするなど)、雑音や環境音や暗騒音は”ノイズ”として自動でデシベルダウンする仕組みがあるんです。
たとえばこのような機能
 ↓
自宅で独り作業中に玄関にきた郵便配達さんの足音はよく聞こえるが、
喫茶店で仕事の打ち合わせ中、真後ろ歩いているウエイトレスさんの足音は聞こえていない。
(体感としては”音が気になる””聞こえていても気にならない”のような振り分け)

見方を変えると(ここは育児ノイローゼにも関係していると思われ)
近親者だとか身近な音(前述の玄関前の音のように自分に強く関わる音)、これは重要な情報になりますからデシベルアップして(高感度モード)実音量より大きく聞こえる、”気になるようになっている”んです。
●本来ご近所の音や、集合住宅隣人関連の音は「個人にとって重要事項ではありません」
通常の聴感イコライザー性能的には、デシベルダウンして聞こえ難い・気にならない処理が行われる筈なんですが、
→続きを読む

posted by kagewari/iwahara at 16:16 | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする