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住まいで占う

2006年05月14日

「へ縲怩アんなとこに住んでるんだ」
この台詞からいろんな世界が想像できる、暮らす人の人となりがよくわかったり、趣味趣向に驚いたり、意外性を発見したり。
部屋っていうのはそれぞれに個性的だったりして(ごく一般的な「マンション外観タイル張り」でさえも)、『部屋相』っていうか特有の雰囲気みたいなものが必ずある、
部屋探しの時には、本当はその「言葉ではちょっと表現できないその部屋特有の特徴」との相性が一番大事なんだけれども、あまりにスペック先行で探すと、その「相性のいい部屋」を見落としてしまう事がある(資料取り寄せ段階から希望条件の範囲外で落ちる事も多い)。

これは自分の肖像を描いているのに似ている
平均的な30代の顔とか、堅気のOL20代の顔とかの雛型を最初に設定しても、自分に似ている筈も無いので(笑、
これ、どうなんだろうって事になる。
当然こうありたいって願望もあるけれども、あまりに願望が先行するとこれまた誰にも似ていない顔になる。

@洋服を買うとする。
理想のブランドの、理想のラインが「果たして自分に似合うのか?」はたまた「それは自分らしいのか?」これ大問題な筈。

@新入社員募集の人事課の責任者だとする。
会社が期待する理想の社員像はあるが、そんな『典型的な人』がいる筈もなく、採用者全員が「まったく同じ様な人格(いる筈無いけど、、)」なら、根本的に人事としては失敗でしょ。どんな人物を採用するのか大問題になる。

@お見合いだとする。
基本スペックをつり上げたら、候補30人のうち適応するのは2人だけ、なんと失格28人の中に「初恋の人」がいる事を知らずに、、、
それこそ大問題でしょ

これらは全て「自画像の投影」と考えてもいい。
賃貸住居を探す時に、時々「収入に比例して住み替えるのはナンセンスですよ」って話をする事がある。何故って会社という小さな組織の収入等という尺度で自分の肖像がそんなコロコロ変わる筈が無いのだし、自分らしさ等とうのは自分で選ぶものだし避けられないものでもあったりするのだから、賃料についても少々幅を持たせて考えてもどうにかなるもので(安い分には困る筈も無い)、収入の3分の1ぐらいでって経済原則に縛られる必要は何処にも無い。
ここには逆説もある。機能性に特化して自画像的たたずまいの無い部屋っていうのもある。これは都市特有の(それこそメタポリズムみたいな話)自分らしさは自分自身そのものなのだから、住居や衣類等の世界はその足を引っ張らないような無機的なものが「むしろ人間的である」、こーんな解釈だと「ホテル型住居」がベストになる。
30u以上で10万ランクの部屋を探していたweb系デザイナーさん(ほとんど自宅が職場)が、最後に選んだのは「20u総合的な賃料約8万(セントラルヒーティングだから一般的な賃料計算にならない)のホテル賃貸」だった、ロビーがあって地下にアスレチックジム、中庭にテニスコート、1階には当然レストランがあり、防音環境はホテル仕様で完璧って部屋。

何が言いたいのかと言うと、「どんな住居に暮らしているのか」って事が自分というパフォーマンスを定義する要素のひとつって話、
シナリオでいう枷(かせ=人物設定)のひとつ。

さて、あなたが毎週金曜夜9時から放送のTVドラマのシナリオライターだとします、登場人物は以下のメンバー
『50代で権威的、個人性を尊重しない権威的部長男性』『50代で柔軟的、コミュニケーションを大事にする全共闘経験のある課長男性』『恋愛多く、見かけも年齢不詳でやたらと仕事ができるスーツの似合う課長女性』『六大学卒だがインテリ風ではなく素朴なタイプの係長30代男性』『流行に敏感でつい先月も有給使い果たしの語学留学に行ったOL20代』『四流大学だが仕事の専門分野にやたらと強い20代男性』『採取学歴不明の謎の男20代』『一軒素朴だが良く見るとやたらと高級な服(社員は誰も気がついていない)を着こなしているお嬢さん20代(目立たない)』
『主役:帰国子女で型破りの男性20代新入社員』
『ヒロイン:田舎から出てきたばかりで前も後もよくわからないのにとびきりインテリの20代新入社員』
『悪役:競争会社のバリバリの営業20縲・0代不詳男性、イギリス製のスーツ着こなす』
さて、この人達の住居を考えてみましょう!
場所から賃料まで無制限。
※不思議と主役男性の住居のイメージって「決して高級住宅街ではない街にある、古いアパート、レトロ(バランス釜)タイプ」でハマル事が多いのは、日本人特有の贅沢な雰囲気や完全に洋風化してしまう事に対するアレルギーなのかも知れない。

おわかりでしょうか?「どんな部屋に暮らしているのか」って事は登場人物にとって重要なキーワードで、その後の物語さえ“予感”させます。
そうです、予感させるんです。
「成城に住んでいる」「代々木上原に住んでいる」「経堂に住んでいる」「入谷に住んでいる」「青山に住んでいる」「赤羽一戸建てだ」「恵比寿のマンションだ」「沼袋のアパートだ」「谷中に死すだ」「タクシードライバーでデニーロが住んでるアパートがいい」

ここの肝心要のキャラ設定を自分で選ぶのが部屋探しですよ。
こういった話があります。
「出世マンション」「代々ライターの部屋」「代々アパレルデザイナーの部屋」すべて、偶然なんですが出来すぎです、
しかし本当にあった話です。
そしてこういった雰囲気の部屋が実際にあります。
「ハードな仕事を辞めそうな部屋」「これからのキャリアを予感させる部屋」「常識ハズレの部屋」「ディープな部屋」。
こういった話を聞きます。
「退職を期に住み替えた」「失恋したので引っ越した」「仕事そのものを考え直すきっかけになればと引越す」「会社の方針を明解にするために事務所の引越しを検討する」

引越しは自分の肖像を再発見(投影)する事でもあるので、こういった事は不思議でも何でも無い。結果的に「自分の肖像と相性の悪い部屋に暮らしてしまうと将来的にもいい事無いのじゃないのか?」と思う。
或いは、軽はずみにステレオタイプな部屋探しをしてしまうと、自分の可能性そのものをスポイルしてしまうのじゃないか(当然部屋の持つパフォーマンスも中途半端な形になってしまう)。

自分の暮らしている住居で、自分を占ってみませんか?
やり方は簡単です、
その住居にいかにも暮らしていそうな「キャスティング」を考えてみればいいんです。

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posted by kagewari/iwahara at 08:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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