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湿気の心理学

2006年05月31日

「風ですよ風」。
日当たりは?って、そもそもですね洗濯物が乾くのに必要なのは風です(バスルームで換気扇を回し、下から扇風機を回すと乾きが早い)。冬でも日当たりの悪いところでも洗濯物は乾きます(そもそも繊細な素材のものは「日陰干し必須」です)。
乾いた洗濯物が日当たりで暖かくなっていることが「心理的に快だ」って部分はあるかも知れませんが、日光で焼けているのが事実でTVCMじゃないんですから特に日照に拘る必要はありません(温度が乾燥速度に影響するは事実ですよ)。

布団干しなんかは、紫外線消毒ってとこに意味があるんですが、UVカットに悩んでいる人なら良くわかると思うんですが、日陰にも紫外線はあります。そして、戦前なんかは「ノミダニシラミ」が本気で多かったので、これを落とすために布団を叩きのめしましたが(笑、ハイ現在ではその必要ありませんしアレルギー対策としては掃除機でホコリ等を除去しないと意味が無いので、バルコニーで引っ叩いても「布団を傷めるだけ」です。これ全部ノスタルジックなイメージが生み出す誤解なんですよね、

で、お部屋の湿気につていも、乾くのかって意味から考えればいいんです。
それは「一にも二にも風通し」です、
あまり知られていませんが「木造アパートは棟全体が呼吸していますから湿度の管理は安定していますが、マンションはカビの被害等が発生しやすい構造です」=マンションは湿気が篭りやすい。
その理由は?『気密性性能』ですよ、
マンションは『機密性』が高いものが高性能になりますから(エアコンの一般化にも貢献している)、2003年の「シックハウス対策法(24時間換気設備の設置)」である「建築基準法第28条の2:居室内における化学物質の発散に対する衛生上の措置」における『24時間換気』って元々マンションのための設備でマンションの通気性の悪さは、いわば業界の常識なのです。
賃貸マンションの契約書の特約欄に「十分に換気に努めて部屋の状態を管理する義務を負う(わかりやすく言えば換気扇回してくださいとか、暖房時にも時々換気してくださいって意味)」って一文がある契約書もある。

1階や日当たりの悪い部屋のリスクは複合要因だと考えていい、
例えば
実はこの問題の本質は「室内の温度管理」にある。
特に1階アパートで、フローリング床、基礎がはっきり言って安物の建造物の場合「床下との温度差が原因で、結露をおこす」からだ(配管の位置関係や取り回しも関わってくる)。この条件でも室内と外気の温度差が激しく違わなければ同現象も穏やかになるんであって、昨今の室内温度管理(冬にやたらと高温だったり、夏にやたらと低温だったり)との関連性が強い。当然床下の通気が根本的に悪いとするとこれは元々構造上の問題。単純に1階に問題があるのではない(一戸建ての1階には普遍的に問題があることになってしまう)。
ここで、又マンションとアパートの関係が被る
「コンクリートの熱伝導率は木造の非ではない」・「マンション=温度変化が激しい」事だ。
話がながーーくなっているんだが、つまり「換気をしないで放置した高性能マンションは階層や日当たりに関わらずカビの被害になりやすい」って事。
1階リスクも「心理的に窓を開けやすい環境か?」に言い換えると話が繋がる、
当然温度の管理も問題、特に夏はバルコニーに打ち水よしずやすだれで日照が居室に入らなくする事で(日当たりがいい部屋の実害)、エアコンの温度設定を下げる事ができる=棟全体の構造上の温度差が少なくなるので同時に湿度の管理もできる。
わかりやすく言うと、洒落た打ちっぱなしのデザイナーズが一番管理が難しい。
本来デザイナーズストゥディオの暮らしは「クールビズ」じゃないけれども、冬寒かったり夏ちょっと暑かったり、ちょっとワイルド目に暮らす人に向いていて、昨今目立つエアコンの温度調整に慣れすぎている人には向いていない。

これ実際不動産仲介時の内見なんかの実例ですが、
管理会社が管理をしていていなくて(当然一般媒介になる)、梅雨時なんかに面倒くさいので雨戸締め切りで空室ほったらかしの場合『惨劇が起きる』。
「お客さんこれヤバくないですか?」この瞬間「口にハンカチ」状態になり。
「◎△××◇ーー!」「○○っ」「◇っ出ーーー」
・・・・・・・・
「イヤー僕、靴下の裏がなんか、あちゃぁ縲怐Bだいじょぶですかーお客さん!」とか、
折角リフォームした部屋なのに、管理に失敗して(雨が室内に入ったらしい)畳に黒い斑点って事件もある(この時には家主さんから鍵借りだったので、鍵返却時に直に報告、管理会社にも連絡)。
共通するのは「誰も住んで無くて、部屋の管理が出来ていない場合」。
(賃貸条件に無理がある場合等に起きがち)

ある意味、湿気で一番大事なのは部屋の換気や「風通しのよさ(マンションの場合レトロな機密性性能の落ちるものの方が通気性がよい)」って事になる。結露した水滴をほったらかしにしてしまい窓枠のペンキがボロボロになってしまう事も多いし(これはペンキ仕上げの浴室も同じ)、暮らすことで管理できる事は多い。
実は障子に襖って純和風建築が(そりゃ梅雨のある日本に特化した建築なのだから)風通しも良く快適な住居であるのは当たり前で(畳も呼吸する)、今起きている湿気の問題のかなりの部分に「西洋風の暮らし方(もっぱら乾燥地帯)を、あまり考える事無く安易に模倣した結果」って部分は多くて(西洋=ワイルドだから)、部屋の基本性能にそれを求めるのはいかにも限界ってものがある。
これが実現可能な工法は、木造一戸建てにおける「空気循環システム(床下を含む棟全体の空気を天井裏換気システムで均一温度に管理する24時間システム)」だけで、この発想も本来の日本式木造住宅の延長上にある(この工法だと、棟全体の温度変化が少ないので光熱費のランニングコストもグッと落ちる)。

西洋式の住居が、本来梅雨を前提にしていないって部分を忘れてはいけない。
心理的に純和風建築の暮らし方ってコンセプトそのままに(それも火鉢やコタツ文化以降の高度経済成長下の暮らしだから今の世代だけの話だとも言える)、安易な西洋式の暮らしを模倣(思い切り靴脱いでるし)している側面を忘れちゃいけない。
エアコンの温度調節も控えめに、「夏は暑いし、冬は寒いんですから」


ここ『地下4階だけ』の有名なジオフロントですが、地下4階まで貫通する“吹き抜け”構造なので湿気はないですよー、地下なので温度変化も少ないのです(基礎が大変だったと思うけど)。

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posted by kagewari/iwahara at 11:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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