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「u数が広い」に拘る心理

2006年06月24日

■26u1DKと24u2K
居室の広さって事になると、それは後者になる。
キッチンも6帖を越えるとDKでも「広さ」は感じるけれどもここをリビングにするのは難しい。特にDKタイプの間取りの場合シンクが大型である場合が多くなるので「そこにソファーと大型TV」ってのはどうにも無理がある。
DKの広さは台所用品のワゴンや大型冷蔵庫を置くとか、それこそダイニングテーブル(シングルだとほとんど調理台)のための広さになるので「居室的な広さ」を意図したものではなく機能性のためで、キッチンの使い方や個人で所有している設備内容に応じて広さが決まっている。
(実際ダイニングテーブルを置かない場合、DKではなくカウンターキッチン型のKの方が調理における機能性は高くなる)
つまり居室の広さは同じ2DKなら36uでも45uでも体感上の内容には大きな違いが無い。間取り内容がいいとされている「完全振り分け」になる方が結果的には体感上の広さが後退するため、「完全振り分け」の時にはその体感上の狭さを補うために「DKを広めにしないと圧迫感がある」とも言えるかも知れない。

これはどう考えたらいいのか?
ストゥディオに造作されたK(キッチン)が十分にその機能を満たしている場合、広めのDKが必要とする9u前後は少なくなっても「実行床面積は十分に足りている」事になる。
■45u2DK=36uストゥディオ
体感上の広さはストゥディオが上回る(この例はその代替性の話で、満足度が上がるという意味では無い)。
ストゥディオは広めのバスルームを備えるケースが多いため(高級デザイナーズ系の典型的な間取りなので)、上記を現実的な数字にデフレートして考え直すと『45u2DK=40uストゥディオ』辺りがいい線か、
これ、何の話をしているのかと言うと通常不動産は占有面積に応じて相場が決まってくるので部屋のグレードを上げようとすると一般的には「賃料が上がる」と考えるのが自然なんだけれども、他にも考え方があるって話。

マルチDKからの住み替えの場合、住み替える先の間取りが効率的な設計のストゥデイオなら「u数をダウンサイズすることで同額賃料のままグレードを上げる可能性がある」って事。
心理的には現在住居から占有面積が減る事は「狭くなる」という感覚を持ってしまうと思うし、なかなかそういった選択肢は思いつかないものだけれども、その「思いつかなさ」には必ず余談が入り込んでいる(数値上同様の広さがあることは証明されるので)。本質的な広さ感を等身大で認識しているのではない事になり、そこには心理的な錯覚がある事になる。

この現象は反対の事例からも証明できる
海外帰りで部屋を探している人は圧倒的にストゥディオ系の部屋をオーダーするのだけれども、その理由は「マルチタイプの部屋だと圧迫感があって耐えられないし使いにくくてしょうがない」からだ。彼らの場合占有面積が何uであるか以前に間取り図を見た瞬間マルチタイプならNGなわけだ、
{左:YmlqaWRlbm5zdTAxkGg.gif}この『心理的な誤差』は、もっぱらシュミレーションの内容が影響している。
一度ストゥディオに暮らした経験のある人は、広い1Rに家具を配置したイメージが最初からあるので、ここのパートからここまでで寝室部分、ここにはソファーを置いてリビングにって空間認知があるため、機能保証される広さに誤差が生まれない。
又重要な部分に「家具の内容」があるだろう、
「マルチタイプ=壁面面積が大きい」になるので、家具の内容が壁を背に配置するものが中心だと「配置する壁が少ない」と思ってしまい「漠然と物が置けないのではないか」と思いがちだからだ。
しかし、現実「窓と隣室への扉」なんかの関係で有効な壁の面積にはそれほど大きな違いはない。
それだけでなく、インテリアコーディネートの見地から見ると、ストゥディオ系の暮らしにはローボード等高さが低めの家具が似合うので家具配置後にも部屋の体感上の広さは継続する良さがある。
※同様の広さの店舗で「ユニクロみたいなアパレル店舗で向こう側の見えない収納が並んでいる店」と「ルノワールに代表される広いフロアの喫茶店」をイメージしてもらえると理屈がわかると思う。フロアを広く感じるのは俄然後者になる。
シンプルな例だとこんな事があった
7万以下の賃貸住宅を探している時に(比較的相場の安い池袋近隣)、広めの2Kアパートと合理的に設計された1Rマンションが候補になった事がある。実際のu数はアパートの方が広かったのだけれども、合理的に設計されたマンションの1Rは「ナチュラルボーンのデザイナーズ並みの出来栄え」で、文句無しに後者の勝ちになった。
後者のスペックは『25u1R・3点ユニット・1Rマンションタイプのシステムキッチン(小型冷蔵庫はついていなかったけれども同タイプ)が室内に付いているタイプ・収納無し・カーペット洋間』これが凄かった、本来20u以下の1Rのための設計コンセプトで25uもあったので体感上の居室の広さは10帖を超えていた。
簡単に言うと、「洒落た25uのバストイレ別の高級マンション(8万縲・0万)より圧倒的に広く、内容的には上回っている」とさえ思える出来栄え。
確かにミニキッチンは電気だったし、収納も無かったので暮らすには工夫がいるのだけれども、賃料(6万5千円)から考えたら「IHクッキングヒーターと、洒落た感じの収納ボックスを買っても余裕でお釣りがくる」のだから、基礎的パフォーマンスは圧倒的になる。(問い合わせ段階で『バストイレ別』とか『ガスキッチン希望』『フローリング』だとしたら図面を見ることも無かった)
これもストゥディオの一例で、どっちがいいとか悪いとかではなく、暮らし方の選択そのものって事でもあるんだけれども「体感上の広さ」って意味では1Rストゥディオは圧倒的、
なので、
現行の住居がマルチタイプなら、u数を落として間取りをストゥディオに変える事で賃料を変える事無くハイグレードのマンションに住み替える事は非現実的ではない。

DKの良さって、リビング寄りの生活ではなく『茶の間と台所』的な切り分けにあるので、そもそも広さを意図したものではない。
だから余計に広さを豊かさと置き換えてやたらとu数に拘ってもあんましいい事は無い。1DKは1DKなんだし(10u以上も違うとかは別次元だけど)
部屋探しで一番損なのは「偏ったスペック思考」で、意味も無くu数の広い部屋を探しても実際内見するとピンとこない事は意外と多い。
何事もトレードオフだから、希望条件を抑え目にしてとにかく図面資料を多めに取寄せしてあれこれ考えてみると、新しい暮らし方を発見する事もあるかもしれない。「希望条件:渋谷区で12万円の部屋、個性的なものをイロイロ:終わり」相当面白い図面が集まる筈だ。
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posted by kagewari/iwahara | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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