ブログ引越しにより2010年8月以前の過去記事引用リンクは旧ブログのHTML簡易表示となります。旧ブログページ上ではコメント等一部機能は使用できません。
<< June 2020 >>
SA MO TU WE TH FR SA
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新記事
retour

retourRetour.png
本店blog『retour&Retour』

VCroomOrder

空室調査依頼フォーム
規定はこちら/予約制
他社”併用”NGです


■ gmail等迷惑メールフィルター搭載アカウントからの問い合わせについて
フィルター誤判定にご注意ください。

■空室調査は「予約制」です
スケジュール等確認が取れない場合ご依頼はキャンセルされます

retour_nb.jpg

LINK
RELIGARE・DADAcafe
エイムデザイン研究所
aoydesign
ペアシティシリーズのTNワークス
阿佐ヶ谷アクロスシティ
悪徳不動産屋の独り言
pieni kauppa北欧ブログ
Loule
Miyoko IHARA &Junya WATANUKI WEBSITE
Profile
kagewari/iwahara(54)

NPO『HOW's』(活動停止)元心理部門コンサルタント(東京カウンセリング責任者)
有)retour東京』web部 『Kagewari精神分析相談事務所』運営責任者
retour&Retour』・『Kagewari精神分析沖縄分室』ブログライター
・未承認前提の”コメント欄の私的利用”はルール違反でありSPAMと見做し処置をします
(削除を前提とする投稿も同様です)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となっています

・コメント欄は承認制です
※一定期間を経過した記事のコメント機能は利用できません
 以下告知参照
 「コメント欄管理の告知」

(現在は概ねコメント欄閉鎖の方向で運営してます)
RDF Site Summary
RSS 2.0

靴を脱ぐ暮らし(1)

2008年03月27日

「洋室」と呼ぶのは日本だけでしょう。日本からみた西洋なんですから、
東洋なんだから和室も洋室でいいような気もしますが、
と、今回はそういう話じゃなくて、、っ

「本来の洋室」えー西洋の人(ってどういう人って意見もあるかと思いますが)にとっての母国の標準な部屋はですね、靴脱ぎません。
そりゃ家に帰っても窮屈な靴やヒールを履きっぱなしって事は無いでしょうから、革スリッパに履き替える人もいるでしょうし”内履き”っぽいスニーカーに履き替える人もいるでしょうけど、えー土足には違いない。

そこでね「あら素敵な洋室」って、
「言っても”洋室”だから」みたいな、
「玄関で靴思い切り脱いでるし、すっごく日本的だと思います」のような、
なんでしょうね縲怐uこれは洋室であって”洋室”では無い、洋室なんだ」という感じでしょうか。
ところがこの「洋室なんだ」なる状況と「リアル洋室」をですね、昨今の日本人は何ら違和感無く行き来もしているんですよ、
それはあれですよ「へー○○君の家って土足なんだ!」なんて事は滅多にありませんが、
”ホテルですよホテル”
ホテルの扉を『玄関』って言う人いませんし、又ホテルの部屋のドアを開けていきなり靴脱ぐ人もいないでしょう(疲れ取る意味で脱ぐ人もいるかもですが)。
しかしホテルの部屋に入って「ここ土足じゃないか!」と激怒する人はいません。

現代日本人にとって”ホテルの一室”と”自宅の一室”一般的には前者の方が高級イメージだったりしますよね(カプセルホテルやビジネスホテルは別ですよ)、
既に「土足ライフのこころの準備はできている」と、
しかし”自室を土足に文化”が広まることはない。
これは心理的に相当根深い「何かがある」としか言えないんだと、
果たして日本人にとって「靴を脱ぐ暮らし」って「何が何であるように」な感じに美意識として確認されているんでしょうか?
「人の家にズケズケと土足で踏み込んで」
この言葉には、無意識に現実的なイメージが与件化されてますよね。かなり多数の人に当てはまる事だと思います。
ましてや、和服の茶会で草履も脱がずに正座するなんてすっとんきょうな人もいない。
しかし喫茶店の”玄関”で靴を脱ぐようなすっとんきょうな人もいない。
ここを日本人の心理はどんな風にこれを感じ、その状況を判断しているのか。

思うにですね、家幻想的な話に被る延長に「パーソナルな聖域」(フロイド的象徴化で”それは性器の事か”と言い出す人もいそうですが、、)の概念がきっとあるんだろうと、それをそのまんま”日本のこころ”だなんて言いやしませんが、少なくとも”ホテル”には何がしかの”パブリック”が被っている。
しかし自室には一見さんお断りのように「そこには土足で踏み込ませない」
つまり日本人にとって、ハリウッド映画で見かける『ホームパーティー』等理解不能ですよね。これ在り得ないんですよ、日本の場合。
だからこそ「西洋の土足文明も十分理解している」と言えるんじゃ無いでしょうか。

「また性器の話しか」と解釈されると困ってしまうんですが(違うから)、
えーー西洋の一戸建ての場合夫婦の寝室には専用のバスルームが隣接しているケースが多いです(なので邸宅ならバスルームが複数あって普通)。その寝室の定義は濃密で、ここはパーティー会場にはならんでしょう。
洋:「ノックもせずに人の寝室を」
和:「人の家にズケズケと土足で踏み込んで」
と考えると、日本における”玄関から先の世界”は「もう既に寝室なんだと」、故にですよ「床全体がベットであるとも言える畳の部屋(本来は板の間で江戸時代に贅沢として総畳の部屋が広まった→大河ドラマの戦国時代ものの室内は板張り)」はですね、もう既にパーソナルなんでしょう。
そもそも日本家屋の造りとして、襖や障子等おおよそ遮音性に欠ける開放型の造りが多く、「部屋と言っても仕切られているだけ」な部分もある(そこを”作法”によって補完するワケですよ我が国は)。
なので一見は”玄関で阻止せなあかん”ですわね、
昔は旅の人も宿に入る時に「足洗って」でしたし、渡世人の世界の「足洗う」は別の意味ですがこちらは仏教思想がらみの言葉らしく(悪行やめると・煩悩おとすが被っている)、日本の場合足の汚れってものの捉え方自体が西洋と違うのかも知れません。

そして、昨今は欧州並に広がりましたが、昔の日本の居住区間は狭かったりまだ国として貧しく豪華とも言えなかったでしょう(だからこそ先祖の家をそのまま相続する事こそ豊かさだった)。
よって”家全体が寝室的パーソナル”となる事情や美意識もあったんだと思います。
自然と住居との関係性にも心理的違いがあるのも事実でしょう、木造中心・非木造中心という部分にも違いがある。

■そんな中で今日本に求められている”洋間”ってどんなものなのか、
そしてじわじわと広まりつつある「和室ブーム」は本当か、


いまそれを考える私は「ちょっとした忘れ物があると”自室に土足で踏み込む人間”」ですが(まったく何が何って何の意味も無いですが、、)、
だんだん何言っているのか自分でもまとまりつかなくなってきたところで、
次回もまた『靴を脱ぐ暮らし』続きます。。

<つづく>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by kagewari/iwahara at 19:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 住まいのキーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのコメント
なかなか興味深くいつも拝見させていただいてます。日本人を別の角度から探求しているところが凄く面白いです。また見させていただきます。
Posted by 新大阪賃貸君 at 2008年03月28日 11:32
新大阪賃貸君さんコメントありがとうございます実は私もかなり悪戦苦闘して書いていまして、政治も文化も今日本は転換期なので、はやり考える事って結構多いです、「あれ、これはどうしてなんだろう」みたいな、考えれば考えるほどワケわからなくなる部分もあるんですが、なんか変かもって裏側には”抑圧された自意識”じゃないですが「本音こうなんだ」な側面あると思うんです。そこを外しちゃうと勿体無いですものね、
Posted by kagewari/iwahara at 2008年03月29日 17:27

この記事へのトラックバック