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街と暮らし

2008年04月18日

ちょうど先日retourの方の取材で渋谷の名曲喫茶ライオンいってきました。
実は前から一度入ろうと思っていながら、何か機会があればと思っている間に20数年たってしまっていて(あまりに長杉)、「まだ残っているかしら」と思い行ってみると、
あるじゃないですか立派に”あの頃と何も変わらずに”。
レポートはこちら

当時私はJAZZ喫茶の人だったので毎日のように吉祥寺のA&F(通称AF)に通って、閉店までかれこれ18年通ったのです。そんなこんなで名曲喫茶に行く余裕というか機会が無かったのです、
えーそこから考えると「そろそろ行ってみたいなあの店」となっていたのは実質4年前ぐらいからとこういう事でありますっ(笑

クラッシック系の趣味の人なら知らない人はいないこのお店ですが、
AFのスピーカーはJBLの4520バックロードホーン(左右で38cm4発の強烈な奴でした)で、
ライオンの特注SP(左右非対称なのが特徴)の構造はタンノイ系の”バックロードか大口径バスレフ”なんだと思う。どっちにしろ正面開口にはホーンロードのかかっているもので”その音が”懐かしかった。
音楽的にはクラッシックの人じゃないのだけれど(正直”コイツでウェインショーター鳴らしたら”と思う)、バックロード系スピーカーの音は生の音に近く独特で、『店頭効果的現実にはあり得ない低域デフォルメ』なれした耳には”ドスドス鳴らなくて迫力がない”なんて勘違いされる事もある。
店頭効果的な鳴りってのは無茶なぐらいM0の重いSPコーン(低能率)をAMPで補正しているだけだったり、バスレフ共振がボンついてる音(もたついて遅れる分”ドス”っと聞こえる)で、この加工音に耳が慣れてしまうと、辛いもの好きの人のカレーがどんどん辛くなる現象のような聴感のズレが起きて「妙なドスドスいう鳴り(録音には入っていない)」を”いい音”と感じる事がある。

※確かに”(抽象概念)いい音”の認知があるのだから幸せでは?とも言えるのだけれど、それを強調するジャンルや音源に趣味が固定されてしまったり(潜在的欲求不満)、その食い足りなさ(限定性)から目先のポイントだけがエスカートしたり→短期的にしか効果が無いので恒常的な”不足感”に繋がる事があるんです。
オーディオファン的に言えば「どんどん音量上げないと不満な人」のように、不満のポイントがズレてしまって解決策を見失うって話です。
(体感上の認知や満足と心理的要素には深い関連がある)
それに比べてバックロード系=高能率SP特有の高速な低域の鳴りってものはちょっと他では表現できないもので(同等なのは強固な大型エンクロージュアの大口径バスレフだけ)、レスポンスが早くダイナミックレンジ(最小音と最大音の差)が広く、ハイスピードに鳴る。
「自然な音してんなぁ」とノスタルジックな心境になったワケです。

そのAFは著作権協会の「営業目的でレコードやCD回すのは、著作権を侵害しているので費用を払うように」という皆目理解できない要求で(そういう店を巡回している著作権Gメンみたいな人がいるらしい)、
その結果近所のレコード屋さん(当時の吉祥寺DISKIN)なんかと連携ってか、新譜があればすぐにJAZZ喫茶の紹介コーナーに並んで「聴いて気に入ったレコードやCDがあれば帰り道にレコード屋さんに寄って帰る」って行動パターンがいとも容易く破壊された。
馴染みは(基本的にAFは事実上2人ずれの入店禁止だったので全く連携の無い各個人になる)、日常として店に通う事で「消費行動自体がJAZZ喫茶の文化とリンクしていた」んだけれど、
吉祥寺からAFは消えた。
閉店の時には全国から連日”元常連”さんが挨拶にやってきたものです、

渋谷にライオンが残っている事が随分と羨ましく思えました。
その存在だけでこの区画の雰囲気すら支配します、
(「ここは何々のお店がある場所だ」という認知が区画のキャラ上のフラグとして認識されるからです)

なんていいましょうかね縲・br style="clear:both;" />特に住宅街の場合なんかだと「この街にはこんなお店があるんだよ」って背景に、お客さんとなる住民がいるのであって、街にはそこに住んでいる人達やその街に遊びにくる人達の”人となり”が表現されているとも言えます。

部屋を探す上で街選びはとても重要
実際に歩いて、「へぇーこんなお店があるんだ」とか「この通りの風景が馴染む」とか、「部屋と街の繋がりが心地いい」とか、「商店街で買い物してみた感じがいい」とか、暮らしの印象に直結するポイントですからね、

”暮し甲斐”といっては何ですが、
そんな形で街はそこに暮らす人が作っていくのであって(店舗の問い合わせの時にはここ凄く重要だし)、これ都市構造論的な部分大きいです。
『通勤路』ひとつとっても、生活時間の中で街歩きの大半をここで使います。
住み慣れた街だと、通勤の時に「最短コースしか歩かない」って事無いと思うんですよね、そりゃ気分よく歩ける道のほうが心理的にも体感徒歩距離も短く感じるものです。

部屋探しの時に「道は夜も明るいでしょうか」や「○○のショップはありますか」等機能中心に考える事も多いんですが(「自宅で料理するのが趣味」等それが自分の暮らしの中でマストであるとかだとこれは違った意味で重要ですが)、”雰囲気”が一番重要ですよ。
雰囲気がいいと感じる街には、後から自分も馴染みになるお店があったりするものです。
ネコが”家につく”ように、人が”街につく”って部分あるように思うんですよね、
その相性というか(再開発も関係すると都市計画上の構造に自分の暮らしが乗っかるワケで)『結果としての街の意匠』って、帰宅した後のくつろぎとも深く関係してくるんだと、
「どうも部屋にいても落ち着かない」な時は、必ずしも間取や物件概要的スペックが原因じゃないケースも可能性としてありますから(ここ気が付かずに物件概要的スペックに原因を求めてしまうと前段の「どんどん音量の上がる人」の話のように「それほど気にしていなかったスペック」が後から希望条件の上位に浮上しエスカレートするって現象に巻き込まれる事もある)、

「街違っているかな?」
考えてみるといいかも知れませんよっ


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posted by kagewari/iwahara at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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