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シングル向け住居のイロイロ(1)

2009年05月20日

「ひとり暮らし」なる言葉に幾分情緒的意味合いを感じれば昭和世代って事なのかもしれませんが、シングル世帯の居住性やニーズって事柄自体が随分と変化しているのじゃないかと思うんです。
そのまま昭和的尺度で言えば当事は結婚ですら常識に含まれるような「誇大な普通」のような共同幻想が60年代高度経済成長の尾っぽとして残っていたがためにシングル向けの住居は『人生全体で見れば仮住まい』なイメージがありました。
その関係で、シングル向け住居を概念から考えるって事は一部著名な建築家や実験的とも言えるデザイン意匠等の世界に限られた話で、
当事の共同幻想で想定された刹那な仮住まいの期間がちょうど学生時代を含む20代までの若い年齢でもあったので(この当事は20代で結婚するのが自然だったりした)「6畳(4畳半)一間のひとり住まい」なる言葉には青春であるとか青臭い時代とか貧乏学生の哀愁やらが付随して後の木造アパートの風評に残存イメージとして一役買っているとも言えるでしょう。

ところが社会学込みの文明論としては
「集落地域社会(家族と集落の境界も曖昧)」→「封建的集権社会(身分制度もあって特権階級だけは家督相続をコアとする階層の頭角)」→「帝国主義等の近代(近代国家と戸籍管理:徴税による家幻想の台頭)」→「高度成長資本主義や共産主義の冷戦時代(家幻想を引きずりながら核家族化の進行)」→「先進国化潜在需要の飽和時代(少子高学歴化の停滞)」→バブル崩壊を挟んで(ここでDINKS)→「デフレ先進国成熟期(少子高齢化)」
大雑把に言えばこんな感じの流れの中で、
現代社会は『高寿命化による人生の定義のシングル化』にあると言えます。
心理的にもあまりの高寿命化で、実際ここのところ60代の人でも外見からして老いているとは言えない人も多く一時の政治家談義だけで通用した「50代の若手」などという表現が実社会でもありえるかもしれない勢いにあるのであって、
晩婚化や少子化は「漠然とした死のイメージと高齢化のリンク切れ(高寿命)心理」の影響を否定できないのじゃないかとすら思える状況です。

人生の時計で考えれば、独身時代には高齢化の後の独身時代も含まれるため「ひとり暮らし」なる言葉の意味は文明論的に大幅に変質しています。
仮に結婚して家族世帯を形成しても少子化により子供を含む家族時代は長くて25年程度となり90歳まで生きようか(成人時間70年)と考える場合家族世帯属性年次はその3割ほどでしかなくてその期間は人生スケールだとマイナーであり、一時あったサラリーマン現役年次(定年60歳前後)も長寿命化によって「第一期・第二期?(第二期をNPOとか→第二期は実質独身時代と近似する)」等になる可能性もありそうで、”大シングル”みたいな新しい概念が登場しても決して不自然じゃないのです。

不動産業的に思うんですが「自分の部屋」という言葉の響きにあるプライヴァシー領域の認知は「自分の個室」だけでなく、世帯としての「自分の部屋」に到達しうる可能性だってある。インターネットで考えれば「個人のアカウント管理における認知」のような感覚です、
現在どれほど需要があるのかまではわかりませんが、「気軽に借りられる格安のワンルーム賃貸」って潜在的に相当高いレベルにあるのじゃないかと思うわけです(現行のままだと賃料高すぎ広さも広すぎ)。
ホテル感覚とまではいかないと思いますが、ネットcafeも難民や非正規雇用問題ばかりクローズアップされてしまいましたが「長時間利用者の開拓」の上では新たな経済効用の登場でもあるのですし、個人事業主向けのレンタルオフィースも似たような設計です(ゲストハウス開発は料金とプライヴァシー設計の点でまだまだ→一時利用格安マンスリーの位置付けです)。

昭和の家幻想バリバリ当事であれば「書斎」に代表される個人事務所のような位置付けは男女雇用機会均等法以来ここ性差と関係無くあるだろうし、これを3DKとか4DKのような空間で考えるばかりが「都会の書斎ではない」ような現象です。
格安のチェーン店喫茶でノートや書籍・PC開いている人って最近では日常の風景ですし、
「仕事部屋」なる言葉の”仕事”もビジネスって意味では無く”仕事量的意味”での「自分の仕事部屋」が格安に開発されればそれは都市空間における”総仕事量の拡大”でもあって(繰り返しますが本気で仕事するって意味じゃないですよ遊びも仕事の内みたいな仕事です)、

そんな可能性はあると思うんです。

<つづく>


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