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部屋探しの優先順位(1)

2010年02月23日

個性化の時代ですから(笑
「優先順位に差があってこそ」
ここは間違いありません。
しかし腐っても共同幻想と言いましょうか普遍的な合理性があるのも確かです。
(あくまでも仮想上の普遍性ですが)
忘れちゃいけない『優先順位のベストセラー』のような発想ですね。

「賃料は安い方がよい」

言われなくても誰にでもわかってますよな声が聞こえてきそうなんですが、実際部屋探しの現場感覚としては「必ずしも王道かな?」な状況随分あるんです。
「少々希望より高くても」頻度として少ない無いですね、
”言われなくても誰にでもわかってますよ”の範囲には「日本は名実ともに先進国で豊かな国だ」って事も含まれていますから。
(昨今の景気失速で勘違いされることも多いですけれど、金融資産含めて日本の経済全体の力はとんでも無く豊かです。現在起きている問題は経済循環や流動性・労働分配率などシステムトラブルに近い)

心理的隙間と申しましょうか、
実は案外忘れられがちなのが
「賃料は安い方がよい」なんですよ。

更に心理的な背景を説明しますよ、
「どんな風に安い方がいいのか考えるのを忘れていたりする」
こういう事って在るんですよホントの話
なんとなく漠然と「安い」って概念が安かろう悪かろうの範囲で(所謂安モノ)、
ここ慎重に読んでください、
(読んでいるしりから同じ勘違いのループに嵌ることあるので)
■普段購入慣れしている消費財(洋服やら家電やらコスメやら食品やら嗜好品やら)なら『価格相応幻想』って自分ながら「眉唾リテラシーがけっこう厳しい」と思いませんか?

ところが心理的なトラップといいましょうかスキマといいましょうか、不動産資産なる社会性権威と関連フラグを持つ「部屋探し」となると反対に「眉唾リテラシーがマスキングされる」傾向もあるんです。「一流企業」「高収入」「高級車」等々その内容を超越して言葉がダイレクトに『価格相応幻想』みたいな概念を織り込んでいる言葉が関係すると(自動的に「眉唾リテラシーが休眠する」)魔法にかかったように「へ〜そうなんだ、そうだよね」と”思ってしまう現象”です。

みなさん不動産や部屋探しには関係無いだろうとか思っちゃってません?
ここが心理的”隙”ってものですよ。
分譲マンション購入の住宅ローンの時に、銀行の査定でこの価格は資産価値として適正?仮の話だけれど購入後このマンション担保にしたらいくら貸してくれるワケ?のような発想がなかなか浮かばない。
(日本は米国あたりと違い融資が事実上資産を保障するノンリコースローンでは無い:支払い困難な時担保となる家の鍵を銀行に置いてくればローンも消える方式じゃないのです。)
銀行は”お上”じゃありませんが、その銀行がその価格満額貸しましょうという仕組みがあるんだからその価格には間違いが無いかのような”思い込み”に自分で気が付かなかったりします。
(銀行は貸す額が大きくて利益が大きい方が嬉しいのであって)

賃貸にだって少なからず影響はあるんです。
賃貸の場合分譲とは違って非常に多数の選択肢母数の中で市場によって賃料はプルーフされていますから、少なくとも「床面積に応じた平米単価的並び」は相当の信用度で(後は設備や構造築年数や審査基準などで分散)誤差は少ないですから、話のテーマ的には『探す側の心理』の方です。

高級マンションへの憧れのようなものが『価格相応幻想』を底支えしている一面あるんですよね、ここやっぱり。
それはそれ、平米単価的並びはかなり信用性高い賃貸ですから「需要に応じて連動する」のであって、
気が付いた人はここで気が付いたと思います。
「高かろうよかろう心理」で実価値より賃料が上昇する事もあるんですよ。
(その逆もあるのでそこに気が付いた人は得したり)
※ここ勘違いされてしまうといけないので注釈つけますが、不動産投資の利回りはおおよそ暴利と呼べるような打ち出の小槌じゃありませんから(だったら又バブルになっているんであって)、逆説的には「高かろうよかろう」は正しいんです。十分顧客が付くと高いコストをかけて開発するんですから。前述の実価値とは「実需要でしょうか?」って話です。

■ここも誤解があるといけないので補足説明しますと
イノベーションであるとか経済成長であるとか豊かさの証として更に住環境の充実へニーズや憧れは”無くちゃいけない潜在需要”ですし、
産業サイドはその潜在需要を(豊かさの証明として豊かな金融資産を投じて)形とする開発は経済学的にもあるべしなんです。
 ↓
但し一般顧客の「高級マンションへの憧れ」を実価値として専門家であったり建築家が(その学術的スキルも豊かさの証明なのであって)表現して初めて意味を持ちますし、同時に行政は適正な都市計画や政策にによりそれを担保する事で機能するんです。

そこのところのビヘイビアに信頼性が無いんですよ。
(耐震疑惑事件であったり、地方における無謀な宅地開発であったり、そもそもバブルがあったり、社会資本という概念より経済成長優先であったり)
戦後の時代であれば、公団なりのエリート層に付託する事で信頼が担保されましたが、先進国化民主主義の時代は「市民個人個人の判断」が求められます。
そのまま「リテラシー」って話です。

(やっと話が繋がりました)
そんな(憧れと同時に)リテラシーも踏まえた「賃料は安い方がよい」って優先順位が忘れられがちなんです。
物件や暮らしの内容が価格比例に漠然と引っ張られていて、
「この安さは買える」みたいな賢い部分が忘れられてしまう事あるんです。
そこが言いたかったんですよっ
安かろう悪かろうじゃなくて「この安さは買いだ」って賢さは案外忘れられることが多いって話です。


住居って
「何か住んでみたら全然居心地いいな」
こっちが本質ですよ。
未知数とまで言いませんが、数字に現れない”居心地”って世界があるのは確かであって、
”居心地”は必ずしも価格に比例しませんからね。

<つづく>


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posted by kagewari/iwahara | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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