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夏のエアコンレスについて考えるpart2

2013年06月07日

エアコン事情としては「これがマンションのマストアイテムであること」にポイントがあります。
(建築技術的には「パッシブソーラーハウス」という贅沢な建築もありますが、相当に有能な建築家による注文住宅戸建てで初めて可能なものなのでこれを共同住宅に求めるのはほぼ不可能でしょう。)
話を思い切り極端にしてしまうと、
梅雨があるためコンクリート劣化に留意せざるを得ない日本は「外断熱工法」はリスクが高いためほぼ9割以上採用されません。=「断熱は熱伝導率の高い壁厚だけ」という始末でありまして、
日本のマンションは日差しの強い駐車場の横にコンクリブロックの休憩所を作ってみた的な状況とそうそう違わないのであり(そんな意味では大規模建築のが外気に触れない内部構造が増える分構造的断熱性が高いことになる→”熱容量”って感じでしょうか)、その性能は「とにかくガッチリした物量投入の大きい建築がベター」となってます。
かなりそのまんまド南向きに建ててしまい敷地にも余裕のある公共住宅(市営や都営住宅など)のバルコニーが「よしずやすだれでモザイク状」となるのは日本におけるマンションの構造上の問題などを十分検討していない結果でありまして(クレバーな高級マンションの場合南側に直射日光よけになる防風林ならぬ防日光林を配置する場合もあります←これは相当温度下がる)、
専らこの状況が放置されるなか「ド南デフォルト」となった背景には、日本が戦後高度経済成長以降生き急ぐように建築ラッシュを続けてきたところも関係しているでしょう。
(※欧米的には「どうして日本の建築は四角四面の箱ばかりなのか」という意見があるのも確か)

本来は所謂日が当たる南側には「中庭的なグリーン」があって初めてここ機能するものでして、
日本における戸建て設計の居間が南向いているのも縁側を挟んで南に庭があるからです。
なんと申しましょうか庭の無い南側は「駐車場の隣にコンクリ住居を建てるようなもの」となり、これを日本は「エアコンをマストアイテムとする」事でなんとかバランスさせてきているわけです。
(※高級マンションほどベランダ・バルコニーは深く=窓に対してひさしになるように計算されている。)

■この辺まではこれまでこのブログで再三説明してきたところです。
木造APなどではエアコンレスなどもそれほど難しく無く可能になっちゃうのですが(特別難しい事しなくても扇風機だけでいけちゃったりする)、マンションの場合はかなりハードルの高い話にならざるを得ません。
無理して熱射病とかになってしまえば意味ないですしね。

前回も「マンションの場合は注意してくださいね」的に随分文字数使っている根拠でもあり、
今回はさらにこの辺詳しく説明していこうと思った次第です。
いくつか関連する話を上げてみますと、
・「RCは問題無いと思いますが鉄骨造だと最上階角部屋の場合天井からの熱も影響してくる場合がある」
・「実際に公営住宅などの実地検査でも角部屋より棟の内部の部屋の方が温度変化が少ない」
・「ベランダ・バルコニーへの水撒きが有効なのはガチ」
・「南側に緑地があると温度が下がる」
・「ベランダ・バルコニーで放射冷却も起きる(冬の場合夜寒い)」
・「冬にはホットカーペットの下にラグなどを敷かないと温度が床から逃げる(構造として内部でも熱伝導性が高いのは事実←ここは熱容量とは別の話)」
・「現代作のマンションは玄関側に窓が無いので風による空冷が難しい(昭和作だと玄関側窓ある造りがある。廊下側がオープンで無くても廊下側に窓があり外壁側の窓を開ければ風通し可能な構造のものも少なく無い。)」
・「エアコン室外機も日陰に置く方が省エネになる(冬の場合はその逆)」

えーもろもろ専ら『熱伝導の話』がメインになってます。
そして可能であれば敷地に緑地施設があるのが好ましく、ここは建築時の意匠としてもう少し考えてもらいところですね。
(「現代作は駐車場はいらないから街路樹規模のグリーンを」みたいな、)

そんなバックグラウンドを「各室単位」でどう工夫するとエアコン稼働率を下げられるかっちゅうことです。
■前回の「窓が居室片側でも循環型にして室内エアフローを確保する」というマルチファン作戦も、現代のマンション構造向けの方式でありまして、
何も工夫が無いと「キッチンや浴室の換気扇も室内密閉による圧力で空気抵抗の中ファンが回っているだけ」みたいな事にもなり兼ねないのであります。
(※なので建築基準上マンションにはキッチンなどに空気取り込み用の穴が空いていたりする)
『熱伝導』と『密閉性能』ここをどう工夫するのかが鍵になりますね。

やっかいな事にマンションは建築基準上(ある程度の幅の公道に接していないと中高層建築は許可されない)、それなりの交通量のある道路の近くにありますから、常に窓全開となれば「排ガス含めた環境」にも留意が必要です。

マンションの場合には「ハイパワーな空気清浄機を窓の対向面に置いて天井向け循環のエアフローとしてサーキュレーター同等機能として利用する」なんて技も可能なので、PCの冷却じゃありませんが各人工夫してナンボの世界になっているのは事実なんであります。
確かに「各室エアコン3基」みたいな設備でガンガン運用すれば期待の室温になるのも確かなんですがー(室外機の外は大変なことになりますし)、これも具体例をひとつ紹介ます。
●以前法人の戦略上(ユニーク性と)デザイン重視で事務所を、という企画があった時に(勿論バッチリの物件を紹介して成約となったのですが)内見段階から「三面採光でしかも最上階の窓開口率かなり高い部屋なので(ほぼパノラマ的景観)、エアコン稼働率が相当高く業務用の動力も入っているんですよ(業務用エアコンやネオンなどに使用する電力契約回線)」という話の中、
その後のお話を聞いたところによると「真夏に関しては全エアコン最強でもお手上げ」という状態だったとの話でした。
(この契約は戦略上のものなのでその後解約されて又次の企画で移転されているので現在進行形の話でではありません。)
流石に最上階で窓全開はアレかと思いますが、エアコンされあれば安心という事でもないという典型事例です。
エアコンレスの企画だけでなく「マンションにおける空気の循環」は想定しておくのがベターです。


前回のレポートで「今年度のサーキュレーターで有力モデルでますかね」的な話で終了してますが、
考えてみれば前述のように床から天井への循環用に『空気清浄機を利用する』のが一石二鳥作戦となりますね。
昨今マンションなどでは愛煙家や花粉症の方だけでなく『空気清浄機』の需要も高まってますし。
次回は「高性能で風力もある『空気清浄機』どんなのがあるのか」具体的機種上げて考えてみましょう。


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posted by kagewari/iwahara at 20:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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