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夏の暑さを考えても日本は『ミニマルコンパクト』を志向すべきだと思うんですが

2013年07月19日

「広い家・広い部屋」という記号が醸し出す世界はそれはあると思うんですが、
ここ私身をもって次元の違う話である事をお伝えします。
何の因果か私の実家は北海道なので「極端なぐらいにデカイ家で各室も広い」のです。
(セントラル換気式断熱工法のような地元の技術で建築されてます)
北海道は場所にもよりますがとにかく土地は安いので不動産の概念が東京とは全く違っていて「建売住宅が何時二束三文になるのかわからない」世界も本当にある世界です。
ですから広さといっても何と言いますか「無駄に広いDK」の拡大版というか「ワザワザ狭く造る理由が無いから広い家を作る」ような流れにあるんですね。
(冬場の光熱費はもう諦めている)
ですから『帰省→東京』って流れはですね「広くて快適な部屋からウサギ小屋に帰還して残念」という感覚では”全く無いのですよ”←いかにここが本当なのかお伝えしようと思うのであります。

広い部屋には広い部屋なりの暮らしが完全に”別物”で存在しておりまして、
体育館で自分のパーソナルスペースを構築するみたいに(ここ俺の場所だから的に)場所づくりみたいなのが発生します(或いは60uのスケルトン店舗で内装デザイン考える時みたいな)。
勿論広々とした開放感十分な世界ではありますが、広さの個性が強すぎると部屋の広さに合わせて暮らしも変えていかないといかんのです。
(極端に広い家だと時々来客がくるぐらいじゃないと寂しい感じがするのも事実です、)
■科学的根拠としてはっきりしたものではありませんが、快適な個人の空間として認識される広さは『4帖半(=家財の入った6帖)』とも言われています。
この数値をある程度補完する話が建築家のみなさんが「意外と(モヂュロール的な)一見狭い部屋」を好む傾向があるって話です。(それこそコルビュジエの建築など)
日本で言えば千利休の茶室、
人間の目がカメラのレンズで言えば35o相当ってところにも関係しているのかもしれませんが(広角なら3帖最適論だったのかもしれない)、逆説的に言えば「家財が乱雑化して4畳半の空間が侵食されないようなレイアウト」が重要であって、
床面積が広すぎると人間の心理として「せっかくだからと家財をバラかして配置しちゃう」という傾向があるんです(箱庭テスト的なアレです)。
ガーデニングで想像してください。→広い庭に何を植えるか?
「なんとなくスキマ無く考えますよね」
本来は「ポカーンと4畳半の空っぽのパーソナルスペース」を作らないと狭くなっちゃうんですよ。
なんて言えばいいでしょうか「ホテルのロビーは広々しているが自分が使えるのは今座っている小さなシングルソファーだけなのじゃないか?」←みたいな事って事実起きるんです。

■これに比べて『6帖一間』だとか『ワンルーム・ミニマルコンパクト』な空間は、既に居室のキャラが「寝室メイン」であり+αでリビング機能を加えるものになりますから(東京ベテランな方なら”ソファーは買うな””ダイニングテーブル買うな”みたいな法則お持ちだと思います)、家財のレイアウトを決める時真っ先にやるのって「ベッドをどこに置くか」ですよね?
そしてベッドを室内のど真ん中に置く人はいません。
空間を開けよう開けようとレイアウトしていきます。
これ広すぎる部屋のインタリアレイアウト心理と逆になるんです。
(※なんというかこの辺って北海道における”’家族個々人が自分の車状態”になるのと都心部における”駅徒歩10分以内で”の差異と重複する部分あるかもです。)
私の個人的意見ですが、
▲本来北海道もむしろ『コンパクト戸建て』を志向して余った土地に融雪機能の付いたアクリル防護温室型のソーラー発電などを導入すれば冬の光熱費をドーンと縮減できるなど「余るほど土地が広い」部分の特徴を最大に生かせると思うんですけどね〜
(不動産価値を落としてしまう郊外の宅地乱開発は地方自治体が条例で規制する←インフラコストが洒落にならないからです。)

■話は都心『ミニマルコンパクト』に戻ります。
つまり「20平米1Rストゥディオ3点ユニット」なんてコンセプトはシングルライフには『暮らしやすい広さ』なんですよ。(フロアスピーカーみたいな大きな家財は置けないけれど、)
もっと積極的に評価されてもいい広さだと思ってます。
これも個人的意見ですが高齢者住宅としても3点ユニットが適していると思います。→お風呂好きの高齢者の方には3点は浴槽無しの腰掛シャワールームなどとし「週1などで銭湯への無料送迎サービスとかを別途考える」方が吉でしょう。
ノートPCやタブレット端末使いの人なら『17平米1R』でもいけると思います。
(ですから二人入居の快適な最小単位は自動的に35u〜)
夏ってところから考えると、断然エアコンの効率的運用にもなりますし、
光熱費も賃料の一部だとカウントしないといかんですよコレ。
小規模エアコンの効率的運用は室外機排熱による都市部特有の温度上昇も下げてくれますから一石二鳥じゃないですか。更に「賃料まで安い」んですよ(笑

■『ミニマルコンパクト』に異論ある方の一例に「衣装持ち」の方いらっしゃると思います。
高額所得の方は広さに不足無いでしょうから例外とすると「お仕事の関係などでイロイロ必要になってくるから」がメインだと思うんですよ。
この場合もこれからの時代は少子高齢化時代的に言えば少数派になりますし、将来の労働・生活環境は今以上に「自宅SOHO・時短・飲み会の減少・付き合いの減少・ブランド志向の後退」が進むことが考えられますから衣類の平均値は時代の中で減少していくと思うんですよ。
次に「書籍」ですがこれは説明いりませんね、電子書籍化の流れで巷では「本棚解体が大流行」になるかもしれません。

ただなんとなく「広い方がいい」というだけで結果高い賃料の部屋を選んでいるなんて方少なくないのじゃないかと思うんですよ。
ココ決して廉価な部屋で契約とかに限った話をしているのではありません。
●同じ希望賃料なら狭い方が『高級』になりますから
この場合特殊企画の建材によるB・T別とかも可能になりますし(3点とほとんど変わらずB・T別を設計する事も可能ですが廉価に流通している建材が使えないのでどうしても賃料上がります)、今現在は存在しませんが、高級コンパクト専用に中高層マンションを設計すれば「契約者は無料(利用回数制限ありとかで)予約式のゲストルーム」とかも可能になってきます。
開発会社も需要を待つのでは無く、自らリスクを取った企画で『高級コンパクト』チャレンジしてもいいと思うんですがねぇ。


話を光熱費に戻しますけれど、
実際にお客さんから「先輩が分譲マンションを安く貸してあげるってことで喜んで40u1Rに入居したら光熱費が転げ落ちるほど大きくて引っ越した友人がいます」なんて話を聞いた事あります。
たとえばですよ、
「ちょっと広い部屋で契約したけど差額5千円以内だからいいや」と思ったら、光熱費込で考えたら1万近い差額になっていたなんて事も有り得るワケです。
●ここでもうひとつ法則がわかります、
広い部屋の暮らし方って「寒かったら日当りいい”席”へ移動して、暑かったら(広い=複数面採光なので)窓を積極的に開閉して」のが適しているんです。言うならば複数のポイントを移動するってパターンです。
極論そんぐらいの差あればわかりやすい分ダイナミックな違いがありますが、5平米前後の差異は(それでも賃料にしたら5千円から違う事も珍しく無い)家財選びや配置などで吸収可能だったり微妙に広いと「4畳半の空間が逆に狭くなる場合」も想定されます。
極端に広い1Kや1Rタイプの間取りで5平米の差があるとか、
同じ間取りなら7平米ぐらいの差があれば明快に広い部屋のが開放感ありますが、
「7平米=団地サイズの約5帖(江戸間サイズで正に4帖半)」←この違いはエアコンで言えばツーランクぐらい上位モデルが必要になる広さでもあります。
違いが微妙であるが故に→前述で言うところの「賃料+光熱費差額も入れたら最大1万円もありえる差」です。

オマケにそれでRC建築なら(仮想ハニカム構造みたいな棟における壁密度になるので)耐震強度も上昇します。
残念な事にミニマルコンパクト型間取りの代表「1Rストゥディオ」は決して数が多く無いので、探しても見つからない場合にはワンランク落ちる「往年の投資向け分譲マンション1R」が代用候補になりますが、検討して損は無い選択肢だと思います。


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posted by kagewari/iwahara | Comment(3) | TrackBack(0) | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのコメント
u的には単身者向きなれど何故かアイランドキッチンって部屋もありますね
部屋の真ん中にベッドを置くが如く有り様でレイアウトに困る

調べたところ…
札幌の宅地でNo.1は大通西28丁目の坪66万円
(ちなみに浅草ROXの辺りで170万円、坪66万円だと奥多摩でしょうか?)
比較するのは到底無理がありますが、麻布永坂町〜麻布狸穴町〜麻布台2丁目のひっそり閑を私個人の感覚で求めると旭山公園に隣接する界川で坪17万円でした
Posted by テオレマ at 2013年07月21日 17:57
Posted by テオレマ at 2013年07月22日 01:26
私一回だけリノベーションの部屋で「ダイニングテーブルほどデカイカウンターキッチンが(アイランドで)見事に収まっている1Rストゥディオ」見た事あります。
成功例も無いでは無いと(笑

なんとデザインのキモはそのまんまカウンターキッチンがダイニングテーブル兼用となっているんですよ。
(そういうこと考えるの日本人だけかと思いますがww)

意外や意外「広すぎるDK」とはなっておらず、その時は別の意味で手法として可能性あるのかもなんて思ったりしました。
(キッチン部材も凄く高そうでした)
あまりの想定外にその時には申込になりませんでしたが、私の評価ではNo1でしたね。


レイアウト頑張れば一点豪華主義にも可能性はあるのだと感心した記憶あります。
Posted by kagewari/iwahara at 2013年07月23日 02:17

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