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木造住居の今後

2013年08月20日

私は以前から日本は本来木造住居メインであるべき論者なんですが(意外と知られてませんが米国の住居はほとんどが木造です)、総務省調べによると現代日本の建築は大きく「非木造」に傾斜しています。工期や生産性に負うところもあるとは思うのですが、その背景に「戸建てではなくマンション」のような傾斜があるのも確かでしょう(この側面も経済性であるとか収益性という事になるのでしょうけれど)。
本来はこのままでは日本の人口が減るとも言われている少子高齢化の状況で、高度経済成長時のベッドタウン構想じゃあるまいし経済性や収益性を前提にマンションばかり作るのは(そもそも供給過剰になるのが見えているのに)経済学的にも間違いです。
今現在は日本の世帯の分化(単身世帯の増加)により「個数的な部分だけ帳尻あっている」ところもあるのかも知れませんが、あまりに非木造に傾斜して木造建築の技術なり新しい設計の探求なりが遅れを取るような事は避けてもらいたいところです。

この辺って「産学複合体」的に建築学的バックグラウンドでも経済状況を反映する側面あるので、それなりに根拠のある話です。
事実北海道のような敷地的に余裕がある地域でも「(軽量鉄骨というか)プレハブ住宅?」な廉価な建売を散見する状況があり(雪の重量で外装サイディングが一発でやられそうな)、「非木造化の趨勢はが戸建てが後退してマンション主力になったから」とばかりも言えない側面あります。
(それこそ非木造に行くなら王道のRC造で行ってくれって感じですよ。)

注:同現象のバックグラウンドには都内などでは有力な売地などを一般消費者に買わせない(とにかく更地は買い占めて「建売状態でしか買わせないようにする」)業界のおおよそ褒められない体質も関係しているんですけどね。

本来日本の四季であるとかとりわけ梅雨のある気候において、住居建築は木造がベストであり(オフィースにしても業務用のダイキン空調技術があるから有り得ているようなもので)賃貸におけるアパートとかのレベルだけでなく、木造タウンハウスであるとかテラスハウスなど意欲的なコンセプトの住居がいろいろ提案されて然るべきじゃないかと。
(注:確かに欧州含めて所謂建築デザインの世界では設計自由度の点を一気に高めた革命的とさえ言えるRC造が重要な転機であったのは事実なんでですが、)
日本は世界的に見ても森林の多い国であり、国内林業の活用もっと盛んになっているべきなんです。
熱容量的に断熱工法がノーリスクで導入できる高性能木造住居は「パッシブソーラーハウス」的なエコ住宅への挑戦も容易になりますし(防犯性的問題は別途解決必要だと思いますが)、まだまだその世界に新しい可能性があると思うんですよ。
住居単体のエネルギー効率が上がれば発電効率に問題も多いソーラー発電などの優位性が相対高まりますし、将来的に各住戸にバッテリーを実装する可能性が高い中(バッテリーは大変高価ですから)「省電力性能」はそのままダイレクトに住居の基本性能を意味します(それだけ少量量のバッテリーで済む)。ぶっちゃけて言えば基本性能の点で非木造は木造に劣るんです。木造と同等の性能を発揮するにはメーカー特注の工法なり建材なりそれなりの工夫が必要になる。

昭和であれば「木造住居=熟練の大工さん=高級注文住宅」なイメージあったかもしれませんが、建築家と言わないまでも街のデザイン事務所の現場では作業の容易性から木造は評価されていますし(建築学的には構造物としてのデザインの自由度からRC造が歓迎されても室内デザインから考えれば木造の方がはるかに改装含めて自由度が高い)、「オフィースや商業建築・公共建築は非木造、住居は木造メイン」のような政策的方向性を政府なりがリードする手もあると思うんですよ。
(税制的に優遇するとかいくらでも手はあるでしょう。)
日本の非木造のはしりは「耐震性や耐火性」に始まるものですが、ここは現在の木造住居でもプルーフされてきた部分ですし(消防署から見ればビル火災のがよっぽど怖い)、今現在の防災都市計画は区画整理など延焼を防ぐ街づくりだったりしますから、今殊更非木造一押しな環境では無いワケで、

本来国土における不動産資産の運用管理ってところは『需給バランス』あっての話で(国家はその資産価値を守るのも仕事ですから)目先の開発利得にばかり目が行って全体の需給バランスを損なう事になってもいかんのですよ。
(※政策的には持主不明乃至所有者と連絡の取れない廃屋をどうするか問題も大事ですし。←国民総背番号制とかが何らかの解決の糸口になるかもしれませんが、)

■現実問題賃貸の現場で有力な木造選択肢が常にあるワケでは無く(そりゃ圧倒的に非木造のが候補多いですから)、木造ベストなのがわかっていても常にそれを選べる環境はありません。
「2×4の内容のいい奴があればめっけもの」的な感じですが、その選択肢がある時には内見候補に入れておいて損は無いでしょう。
数少ないですが40u超える木造アパートなんかだと、その辺の戸建賃貸より「戸建てテイストが上」なんて事もあります。
時々「マンション希望」な時の付帯条件で「幹線道路から離れている立地希望」という論理矛盾なケースがありますが(都市計画上マンションなどの中高層住宅は幹線道路などの一定規模の道路に面していないと建築許可されない)、それって=低層指定の閑静な住宅街希望ですよって事です。潜在的な木造建築需要はもっと高いのではないかと思いますね。

建築サイドだけで無く、税制や都市計画だとかもうちょっと頑張っていただきたいところです。
マンション建築だって行き過ぎれば乱開発なんですからね。

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posted by kagewari/iwahara | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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