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某三鷹駅の駅前喫茶が再開発で閉店

2014年11月08日

残念な事に(それほど極端に馴染みって事はありませんでしたけど)便利に使っていた「いつもそこにある店」だった三鷹の駅前喫茶が再開発で閉店になりました。
ぱっと見そこそこ整備されていた三鷹駅南口界隈に再開発があるなんて知りませんでした。それこそ喫茶のあった昔からの商店街には私が学生時代に中古の家電なんかを購入した古物商なんかも何十年とずっ〜とそこにあり、休憩やら原稿書きやらで立ち寄っていた喫茶も三鷹駅ともども永遠に存在するかのように思えていたのですが、あっけないですね。

シャッターの降りた店舗には張り紙があり、
馴染み客から移転再開の勧めもあったのですが、メニューは同じに再開可能でも昭和レトロな店舗そのものを移転する事ができない以上廃店とする事に決めた的な挨拶が書いてありました。
なんとなくその気持ちもわかります。
「移転再開すればそれでいいって事じゃないんだ」みたいなお気持ちなんでしょうね。
(ユーザー的には時代経過したカウンターと椅子・テーブルだけでも温存すれば同じ雰囲気のまま移転は可能に思うので、この辺のニュアンスには別の意味があるのだろうと思ったところです。)
JR中央線の再開発話としては、吉祥寺駅南側にも大規模な計画がありますから、三鷹も同様に南口ロータリーの再整備やる計画なのかもですね。
私的には吉祥寺の某JAZZ喫茶廃店が随分こたえた経験があるので(結局ビル取り壊しなどは10年規模で伸びて現在の存命しており廃店の専らの理由はJASRACに因縁つけられてレコード業界っていうかなんかこう「そういうこっちゃないだろう」の限界から廃店となったように思えました)、そういう事もあるってわかっちゃいるんですが、残念です。

みなさんはご存じでは無いかもですが、
不動産用語の中に「国際法の自衛権みたいな意味の自然権として」『営業権』なる言葉があります。
「そのまま黒字で回っている店舗は一種の生き物のようにそこで生きる権利がある」というような趣旨の意味で、立退きなどが起きた時には移転と継続営業を可能とする云々って部分の根拠となる概念です。ですから、不動産権利的にどうのようなものかわかりませんが同様の再開発となればなんらかの交渉や、契約更新時に「定期借家契約への変更」などの経過をへて廃店となっているでしょうから何か唐突に廃業を強いられるみたいな話ではありません。
この話はその概念的なところを考えると続きがありまして、
「老舗の看板」ってありますよね?
(江戸自体の「お家」みたいな概念の)
つまり『営業権』は店主というより「生きた店舗の生存権」であり、極端な話「よっぽどの事情が無い限り店主にも店舗の営業権を保護する義務がある」と考える事もできます。
引継ぎ営業を続ける義務がある的話です。農業における「生産地」なども似たような話になっていると思いますが「経済は生き物」って言いますが、であれば「経済も生き物」って事ですからね。
地域の「いつもそこにある店」は社会的生存権があって(確かに店主はその権利者ですが)再開発などの計画ある時には、十分そこを理解した上進めていかなければなりません。
環境保護・自然保護の概念とほとんど同じものです。

官僚の方や地域の経済団体の方はイマイチこの辺の理解が不十分なのではないのかしらと思うんですよ。賃貸住居の契約も長期契約が望まれ、長期契約してくれる契約者こそ”審査的に内容のいい安定入居者”って話になりますが(これは債権投資で国債が評価的にもっとも安心という話と同じ概念です)、そこから考えると「最も恐れるのが短期解約」です。
再開発で言うならば、再開発後の新店舗の継続的営業がどこまで担保できるのか?←実はここ大変重要な事で、経済性から次々入れ替わりゴースト化なんて事にならない配慮、ここまさにですね「内容のいお店舗をどれだけ温存できるのか」にかかっているんですよ。
しかし、たいたいが再開発話は経済性(所謂再開発により不動産価値の上昇)連動しているため、開発後の賃料はベースが全然違っちゃうとかも考えられるので、既存店舗の『営業権の保護』を優先させて計画の設計図に線を引くのは難しい事だろうと思いますが、
「何か釈然としないもの」を感じるのは事実です。
(私は西新宿の再開発に関しては支持しており、再開発なんでもかんでも反対派じゃないのですが、生きた商店街や地域の名店の保護への関心度が低すぎるのじゃないかと危惧しています。)

ある意味賃貸住居それ自体にも無意識的な生存権は都市構造論的に存在するのでありまして、
その部屋が期待する継続的なナントカってものを追求する義務が家主には間接的に発生するんですよね。部屋だって「自分の得意な営業スタイル」を持っており(こういう入居者は苦手だみたいな)、そこが根本的な部屋探しにおける”相性論”です。
「こういう人が入居するとこの部屋は(得意技なんで)喜ぶんですよ」みたいな。
昭和の時代で言えば「苦学生専門アパート」みたいなのってあったじゃないですか。
その部屋は何世代もなんちゃら大学の生徒の入学から卒業を繰り返していて貧乏な学生入居者を得意としてきたみたいなね。これもひとつの『縁起論』なのであり(こういう話の延長に「出世部屋」だとか「寿部屋」なんて話の派生がある)、
あまりに無理筋をごり押しすると、無理な作付で土地がダメになったよみたいな同じ結果を招く事もある。再開発を計画する時には、そんな側面も考えてくれればもっとスムーズになるのじゃなかろうかと思うのでした。


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posted by kagewari/iwahara | Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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