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「新国立競技場」の云々かんぬん

2015年06月30日

元々が著名な建築家丹下健三氏の作品なので(てか改装として改築しなければよかったのでわ?)、東京オリンピックに向けて建築家のコンペみたいな形で自作の選定を行いたかった気持ちはわかるんですが、ぶっちゃけ普通にゼネコンに事情を聞けば建築費3000億とかこんな事にはならなかったのだと思います。
やっぱりですね、あれですよ、
建築業界というものそれ自体が官民あげて産学ともに「新築産業」と化していて、修繕や改築・改装技術開発の比重が低い(乃至は”無い”)という側面があるのではなかろうかと。

そんなこんなで「フラッグシップとなる建築を著名な建築家へ」なる方向性がもうね、誰がやっても破綻しかねない勢いになっているように思います。
ここんとこの背景はですね、
建築家は欧州などでもアートスト寄りの職業で(芸大みたいな)、建築士である必要はありません。
事実日本の著名な建築家の方もそうだったりします。
バックグラウンドはRC建築の発明にありまして、RC造は自由な造形が可能であるため設計的に絵が描ければ後は工務店の腕次第でどうにでもなるみたいな部分もあります。
宮大工的世界と間逆の立ち居地ですね。
そんなこんなで「無茶なデザイン」は限りなく拡大していき、
●業界情報では「大手ゼネコンで著名な建築家の施工請け負うとこなんて無い」と、言われているのであります。
設計図がもう最初から建築工学的に無理があり過ぎて、そのままじゃとても作れない。
かといって設計変更打診しようものならけんもほろろに追い返されてしまう。
仕方が無いと無理やり頑張って建築すると、思ったとおりの設計ミスでトラブル続出し、それを施工の責任だと言われてはかなわないから(もうクレームになること100パーなので)、「大手ゼネコンは金輪際(こんりんざい)著名な建築家なんてものの設計の仕事はやりません(自分の責任じゃないのに訴訟が怖くてできません)」と断言している、なーんて話を耳にするんですよ。

実際これは私が直接担当から聞いた話ですが、著名デザイナーというほどの作品では無く「ちょっとしたプロジェクト名が付く程度のデザイナーズマンション」これでもですね、取材内見時に担当の方から「細かいところ見れば不出来なところ多くてスイマセン」と挨拶された事があり、
「どの変ですか?」と尋ねると、「壁紙だとか目に付くところにも仕上がりに問題ありまして、ご存知かと思いますが、この手のデザインものは大手が建築受けてくれないので、受けてくれるところなら技術的に心配のある工務店さんにお願いするしかないってところがですね」なんて話があります。
ですから業界情報で聞いた話は多分”本当”です。

ですからね、
■所謂日本の建築業界人や大手ゼネコンさんは「新国立競技場」の話聞いた時から、
「誰かこれを止めろよ」って話で盛りあがっていたのでは無いかと思われで、
どうにかなりませんか?と官僚筋に振られたと思われる建築家が「この反対活動は利益目的でも無く義憤にかられた建築家の良心としての提言です」みたいなコメントになっていたと思いますが(笑
これも多分本音、
思うに建築家の言うとおりに名も知れない工務店が作っちゃうと2000億以下で建築できたのかもしれませんが、「国立競技場の建築で”その後の事は知りません方式”」では工事できないし、国も流石に名の知れない工務店に施工お願いするとか無いだろうし、、。
その感想に至る助走路段階が「彼らの間では「新国立競技場」の企画聞いた瞬間から”アチャー”大変な事になるぞ」となっていただろうと思われますからね。
(※報道に出ていたゼネコン談「象徴的な二本のアーチつくるだけで1500億ぐらいかかるよ、これ基礎をさ地下鉄ぐらいまで掘らないとダメだから」←この辺の指摘は「まーた”アーキテクト”やらが無理筋の絵を描いちゃってるんでしょ、こんなもん強度考えたらお前、、、」な表情で言っているのが見えるようなコメントです。)

丹下健三氏デザインの国立競技場は十分に優れた設計だったのだから「リノベーションの新工法」などで1000億の大規模改修みたいな?そういう企画だったらよかったのでしょうけれど、改修・改築系の新技術開発がさほど”無い”んだと思います(大学でもやってない)。
かといって諸外国もそうだと思いますが「経済政策としての箱物行政」邁進するあまり、ちょっとしたスキがあれば速攻”再開発・建替え再建築”になってしまうのであり、少なくとも大学ぐらいは「RC造延命学」みたいな研究学科あってもいいと思うのですが(分譲マンション管理組合の方もそう思いますよね)。
存続運動も起きている「中銀カプセル」もそうなんですが(興味ある方はretourブログに過去記事あります)、分譲賃貸の部屋を管理している業者さんに実際聞いた話ですが「とにかく配管などのトラブルが多くて担当するのが本当に嫌になる物件で私は個人的に大嫌いなんです」と直接言われた事もありまして(私個人は存続案に賛成ですよ)、
●『保守管理・再生・修繕・改修」の新技術』求められていると思うんですよね。
それから中銀カプセル内部だけなく確か国立競技場も基礎鉄骨部分などにアスベスト塗布されていたように記憶してます。地味ですけど「安価に古い建築のアスベストを安全にクリーニング撤去する技術」なんてのも需要あると思うんですよ(現在かなり高額な撤去費用かかる筈です)。


しかしどうなってしまうのでしょうね「新国立競技場」


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