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NPO『HOW's』(活動停止)元心理部門コンサルタント(東京カウンセリング責任者)
有)retour東京』web部 『Kagewari精神分析相談事務所』運営責任者
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通勤時間を取るべきか、希望駅優先か

2007年08月31日

部屋探しで重要なポイントに勤務地からのルートがある。
ここも各人希望や求めるものが違っていると思うので、それぞれのキャラクターがどうなのってところを考えなくちゃいけない。

それこそ勤務地から近ければ近いほどいいって単純なものでも無い。
これ実際に最近あった話だけれども、
東京の東側に内容もよくて街の雰囲気もいいとこがある「都営新宿線:森下・菊川等もそう」しかもここは賃料も安い。都心部オフィース街からだとほぼ乗り換え含めて15分以内に到着しようかって利便性の高さもあるんだけれど、東側にはあまり馴染みが無いとの事で西側に振り替えると、勤務地が新宿・渋谷近隣なら近くなるんだけれど丸の内縲恬L楽町方面ってエリアからだと荻窪でも40分近くかかったりするので、これはどうなんだろうと。
私は個人的には「ちゅうおうせんのひと」だから、西側の暮らしには馴染みもあるし20ウン年だかにもなるので、この西側には思い入れもある。
だけれども、事不動産に関しては江戸川区にも行くし台東区にも行くんであって、これやたらといろんな街を見てきた。その中で感じる事は、明らかに西側と東側には文化の違いはあるんだけれども、必ずしも東側がベタな下町って事も無いし、西側は治安のいい郊外の住宅街と決まっているのでも無い(住居侵入窃盗:空き巣で見れば明らかに西側の方が治安が悪い)。

休日も遊びに行くと結構帰りが遅いとかの場合、友達が多くいる等普休日に段出歩く事の多い街近隣を選ぶ方が何かと得策だというのも事実。

さて、この辺の選択っていうのをどういう基準で選んでいけば決まりがいだろうか?
もっともわかりやすいところで住居と駅との関係から考えてみる。
徒歩やチャリで移動する場合距離的限界はおおよそ徒歩12分(公正取引委員会からの基準だとかなり早歩きなので実測は15分)となる。
通常駅近と言えば5分以内だし、最も無難な線で10分以内と想定できる、
駅から少々離れる事の意味と言えばズバリ「閑静な住宅街になる」ところだろう。
治安上の意味からも駅近(そもそも駅に近い事と繁華街や幹線道路の有無等防犯上のリスクになる)よりある程度駅から離れた方が治安も安定している(ド都心部の地下鉄駅は例外:閑静な住宅街の真っ只中に駅があったりするので、地下鉄駅に関しては概ね例外と考える方がいいかも)。
そしてそれが”東京郊外住宅街”として発展してきた東京西側であれば、かなり「家に帰る」というリアリティーが高いのも事実。
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posted by kagewari/iwahara at 16:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 住まいのキーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新橋『堀商店』(ショートショートです)

2007年08月29日

どーも新橋というとすっかりオヤヂの街みたいな風評ありますが、まーこれもすっかり「サラリーマンインタビューと言えば新橋SL広場だ」なイメージから来ているんであって、隣駅は有楽町ですから文明的には銀座外郭といってもよくて、”Teorema” でも銀座のビルが頻繁に登場するように歴史的建築をここでも見る事ができます。
今回紹介するのは『堀商店』鍵屋さんですね、
創業は1890年の老舗で、このビルは築1932年

見事な建築です(設計公保敏夫、施工安藤組)。
築年数の古さが威厳や信用すら意味していて、これがまたセンスがいいです。

なんて立派な建築かと見ていると、
えーこちらも『有形文化財』だったんですね。続きを読む
posted by kagewari/iwahara at 10:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京建築日和”Teorema” | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

札幌移住計画は”是か非か”「まとめ」

2007年08月24日

連続三回にわたってお伝えしてきました札幌レポートなんですが、いかがだったでしょうか。私の観測だと、意外と「業者さんに関心が高かったのでは」とさえ思います。
東京都市部から考えると、まだまだ居住性や街並といった点で「これもいいかも」「あれはどうなの」な部分が沢山残っていて、確かに非常に高い可能性があると思います。しかし不動産業の場合都市部のようにある程度の収益を見込める価格の高さが無いと、規模によってしか採算を維持する方法は難しくなってしまう(単純に今札幌で賃貸の仲介を専業にする事は事実上不可能=会社を維持する事ができない)側面が一番大きいように思う。
そういう意味では業界そのものが成功報酬型の営業形態を維持していく限りこの問題はどこの地方にも起きてしまうことで、果たして健全な不動産流通を望む事が難しい地方において、不動産専業のプロの意見はとても反映し難い環境があるのは避けられない事実で、東京だからできる事をそのまんま地方に持ち込んでも何ら役に立たないのは間違い無い。

やはり考えなくちゃいけないのは、政治や行政の関与で(報酬から切り離されても仕事ができる機関だし)、不動産業者の関与もアドバイザーやコンサルタント的関わりを強めて「ノウハウにコストを払う」的な在り方を模索していかないと、北海道のもっとも強いメリットである広大な土地資源がそのまんま拡散してしまうだけに終わってしまう危険があるってとこでしょう。これ行政コストにも関わってくる事だし、
北米の低所得者向け住宅ローンの破綻がTVでニュースになる前に書いたプロローグの問題は、構造的にも酷似している側面もあって、
北海道単体で考える不動産のファンダメンタルには危ういところがあるのは事実です。

さて、話を戻して東京から事務所や住居の移転って事を考えるなら、
事務所の特定部分を切り離して札幌移転したり、在宅SOHOを主とする会社が新規雇用を札幌なので募集する事は確かにメリットがあると思います。
管理職の敵定期的な会議を出張の形で運用しても、今やエア・ドゥやスカイマークの登場で航空運賃は以前と比べ物にならないぐらい低コスト化していて、分割移転するだけでも財務体質が改善する事は間違い無いし、
人材と言う点でも、現在北海道の求人倍率はそれほどでもないので、有能な人材を比較的容易に採用する事も可能で(ITあたりだとここが一番コスト削減になる)、苫小牧へのトヨタ進出等天然ガス資源も持っている北海道は製造業の間では既に注目の地域となりつつある。
弱点は「集約度の低さ」というか「密度感の低さ」という側面で、そもそも千歳空港と札幌がどえらい距離になっている(この辺は随分JRの快速エアポートで改善したけれど)とこから始まっていて、札幌都市部の拡散傾向と会わせて、いざ進出する場合には立地や環境等相当クリティカルに考えないと「札幌は札幌だけど、ここも札幌?」な事になりかねない。
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posted by kagewari/iwahara at 17:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

札幌移住計画は”是か非か”(3)

2007年08月21日

そんなこんなで中心街からJR札幌駅方向を目指します。
古いホテルですが、なかなか建築自体も渋くてカッコいい札幌グランドホテルを抜けます。(実は何故かこの画像撮影中にもフレームの外でシスターが通りがかりのOLさんに道を尋ねていたのでした。やはりキリスト教な人多いのかしら北海道)

その先は道庁含む札幌の丸の内みたいなエリアで

今回は観光地めぐり的な絵は避けるつもりだったんですが、流石に旧道庁通称:赤レンガはやっぱ見事な建築で

今の道庁より立派なんじゃないかと。

ここを抜けると、もう直ぐその先はJR札幌駅と、続きを読む
posted by kagewari/iwahara at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

札幌移住計画は”是か非か”(2)

2007年08月18日

今回は札幌観光ガイドじゃないですから、札幌を暮らす街として知る上でポイントとなる場所を抑えてみたいと思います。
さて、裏参道から大通(→大通公園)に出て中心街へ向かいます。

都市計画と開発が一致しているのがパッと見わかりますね。なんていいますかキチッとした感じがあります。都市設計から考えるならこの西20条界隈までがコアとなる市街地の限界であるのがわかります(石山通で言えば拡幅されている南6条)。広大な土地があるといっても管理する行政区画が広すぎれば財源含めて行政に無理がかかるからです。本来明快な規制をかけて”(地下鉄)駅近”の概念を成立させる事で商業圏もはっきりします。暮らしを考えるなら住居の近くにお店がなければなりません。車に依存するばかりに都市部が散漫に拡大し行政が追いつかないとどうしても乱開発になってしまい不動産市場も不安定になってしまいます。

さて、この近隣には『札幌独立キリスト教会(北大のクラークゆかりの教会です)』

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posted by kagewari/iwahara at 10:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

札幌移住計画は”是か非か”(1)

2007年08月16日

ついに特集『札幌移住計画は”是か非か”』レポート第一回です。
札幌の経済事情など交えながら複数回に渡ってお伝えします。

さて「北海道といえばどんなとこ」かといいますと

間違い無く「こんなとこ」で、
「これが全て」とも言えるでしょう(笑

さて今回のレポートは、札幌移住計画との事なので市街地の有力な住宅街から見て郁事にします。
こちらが昔からの近郊住宅街(マンション系)、中島公園エリアとなります。
街の構造は「駅→大通り公園のオフィース街」「大通り公園→狸小路→ススキノ商業エリア」「ススキノ→中島公園(中島公園縲恟Z宅街)」な流れになります。

公園のイメージは井の頭公園とかというより、上野の不忍池周辺に近い雰囲気かもしれません。「公園として設計されている」な印象を強く感じる作りです。
公園内にはコンサートホール等の施設もあって、


公園外郭周辺は既にマンション地帯となり、ここから南14条方向へ足を進めてみます。(なんせ札幌のマンションはデカイのでフレームに入らないんですよ)
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posted by kagewari/iwahara at 19:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする