昔々一戸建てを建てるにしても地縁血縁といいましょうか「信頼のある大工さんにお願いして」ってものでしたよね。
イノベーションは今回が始めてin東京なんてケースで考えていくと「さーどうやって相談したらいのだろう」悩んでしまいます。実際にある事例から最初にリスクを考えておくのも重要です。ありがちなケースをざざっと列挙してみると、
・希望する部材が非常に高価、
(実は工務店が資材の輸入代理店も兼ねていて高価な部材を薦められるとか)
・専門用語の知識があるワケでは無いので(無くて当たり前です)内装のコンセプトを上手く説明できない→どんどん先に進んでしまったり、
・見積りを出してもらって安心していたが、工期延長等の名目で請求書の金額が全然違うとか
・そもそも改装やリノベってどのぐらいお金がかかるのかさっぱりわからない→話を聞くと「そんなものか」とつい思ってしまう。
・工事が始まって現場に足を運んでいると、「なんかちょっと違う」と話を聞いてみると「詳しい事は聞いてないんで」だったりする、
・これまでの工事実績なんかの写真や資料を貰ったが、工期や工賃(意匠を含まない工事費用だけだったり)がどうもはっきり書いていない、、ビビってこんな感じでと、おいそれと言えない。
等々心配な事があるものです、
リフォーム業者関係の怖いニュースもよく聞きますしね。
さて、そんな皆さんに朗報ですっ
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改装やリノベーションを考えるのも難しいものです
2007年12月15日
虎穴に入らずんば虎子を得ず
2007年12月11日
ほとんどretourの年末特集プレリリースみたいな話なんですが、
何の話かといいますと、狭山にとんでもない賃貸マンションがあるんです。
前衛もここまでくると前衛杉で、これを住居と呼んでいいのかぐらいの前衛さ。
意匠デザインあっての話なんですが、この業界と申しましょうか建築関係に明るい人なら皆さんご存知と思いますが意匠デザイナーに任せるのは「非常に怖いんだ」と、
これは一種のギャンブルでして『デザイナーズ風』なる『所謂デザイナーズ』ってものなら打ちッぱの外観に洒落たシンクと洗面なるイメージが誰しも思う浮かぶでしょうしこれも(いい悪いの論議は別にして)ひとつの定番のカテゴリーになってます。
ジーンズで言えば「ユーズド仕上げの新品」みたいな感じです、
そんなワケで「文字どおりのデザイナーズを意匠デザイナーに発注するのは怖い」これ何故かといいますと、当然その”作品”は意匠デザイナーの作品であって(建築によってはオーナが外観の改装を企画した時に、私の作品に傷をつける的訴えで訴訟になった事例があり、建築が芸術と認められて意匠デザイナーが勝訴した実例もあります)、意匠デザイナーの名誉に関わるそれは”作品”なんですね。
この造作デザインの部分は住居であるとか居住性を上回るひとつの独立した”側面”となります。
な事もあって、そのデザイナーの選択の時には随分オーナーも考えるところと思いますが、一度任せるとおおおそ妥協であるとか、意匠自体に注文をつけるとかって事も大変難しくなります。芸術家が絵画を書いている時に「ここはもうちょっと青いよねぇ」なんて言う人って、中世の貴族ぐらいなものです。
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何の話かといいますと、狭山にとんでもない賃貸マンションがあるんです。
前衛もここまでくると前衛杉で、これを住居と呼んでいいのかぐらいの前衛さ。
意匠デザインあっての話なんですが、この業界と申しましょうか建築関係に明るい人なら皆さんご存知と思いますが意匠デザイナーに任せるのは「非常に怖いんだ」と、
これは一種のギャンブルでして『デザイナーズ風』なる『所謂デザイナーズ』ってものなら打ちッぱの外観に洒落たシンクと洗面なるイメージが誰しも思う浮かぶでしょうしこれも(いい悪いの論議は別にして)ひとつの定番のカテゴリーになってます。
ジーンズで言えば「ユーズド仕上げの新品」みたいな感じです、
そんなワケで「文字どおりのデザイナーズを意匠デザイナーに発注するのは怖い」これ何故かといいますと、当然その”作品”は意匠デザイナーの作品であって(建築によってはオーナが外観の改装を企画した時に、私の作品に傷をつける的訴えで訴訟になった事例があり、建築が芸術と認められて意匠デザイナーが勝訴した実例もあります)、意匠デザイナーの名誉に関わるそれは”作品”なんですね。
この造作デザインの部分は住居であるとか居住性を上回るひとつの独立した”側面”となります。
な事もあって、そのデザイナーの選択の時には随分オーナーも考えるところと思いますが、一度任せるとおおおそ妥協であるとか、意匠自体に注文をつけるとかって事も大変難しくなります。芸術家が絵画を書いている時に「ここはもうちょっと青いよねぇ」なんて言う人って、中世の貴族ぐらいなものです。
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白物家電の時代
2007年12月06日
洗濯機・冷蔵庫・炊飯器→派生で電子レンジやポットもか、
三種の神器と言えば、TVって事になります。
これらが60年代中心の高度成長期に見られた社会変革を象徴するものですが中心にあったのはサラリーマン世帯です。
言い換えればサラリーマン家族の時代って感じでしょうか、
その後の大ヒット商品といえばVTRになると思いますが、これも当時は専らTV録画に使用されるTVの付属機器って側面ありましたからレンタルビデオの時代はそれ以降の話です。
随分隔絶の感ありますなぁ
今じゃ「白物家電は白く無いっス」
しかもついこないだ隆盛を極めたレンタルビデオショップは次から次へと姿を消し、ネット配信やら宅配DVD、そもそもDVDがそれほど高くないのでお気入りの映画はDVDで購入って時代です。
話は戻りますが、当時の白物がファミリーを意味していたように白物家電の時代の終焉は晩婚化と少子化の幕開けを意味しています。
どうも「晩婚化・少子化」というとネガティブに聞こえますが、まんま「シングルの時代」という意味です。社会問題としては労働者人口が専ら問題になりますが、そこまで純血主義的に拘るのも民族主義っぽくてどうもって感じです。実際の話我々の世代の高齢化時代なんて時にはSFじゃなくてロボットの登場も可能性としてはかなり”アリ”ですから、「産めや増やせ」的な論議自体がそのまま性差別的な保守的様相になるのも如何なものかと。
十分に育児手当や子育ての環境を整備するのも、これ「当たり前」であって、少子化対策としてするものじゃないでしょう。
てな感じでですね、経済成長政策の形として「白物家電の時代」なる夢みたいなのが過去にあったんだと。
同じベクトルで政策立案されても滑るんですよね、
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三種の神器と言えば、TVって事になります。
これらが60年代中心の高度成長期に見られた社会変革を象徴するものですが中心にあったのはサラリーマン世帯です。
言い換えればサラリーマン家族の時代って感じでしょうか、
その後の大ヒット商品といえばVTRになると思いますが、これも当時は専らTV録画に使用されるTVの付属機器って側面ありましたからレンタルビデオの時代はそれ以降の話です。
随分隔絶の感ありますなぁ
今じゃ「白物家電は白く無いっス」
しかもついこないだ隆盛を極めたレンタルビデオショップは次から次へと姿を消し、ネット配信やら宅配DVD、そもそもDVDがそれほど高くないのでお気入りの映画はDVDで購入って時代です。
話は戻りますが、当時の白物がファミリーを意味していたように白物家電の時代の終焉は晩婚化と少子化の幕開けを意味しています。
どうも「晩婚化・少子化」というとネガティブに聞こえますが、まんま「シングルの時代」という意味です。社会問題としては労働者人口が専ら問題になりますが、そこまで純血主義的に拘るのも民族主義っぽくてどうもって感じです。実際の話我々の世代の高齢化時代なんて時にはSFじゃなくてロボットの登場も可能性としてはかなり”アリ”ですから、「産めや増やせ」的な論議自体がそのまま性差別的な保守的様相になるのも如何なものかと。
十分に育児手当や子育ての環境を整備するのも、これ「当たり前」であって、少子化対策としてするものじゃないでしょう。
てな感じでですね、経済成長政策の形として「白物家電の時代」なる夢みたいなのが過去にあったんだと。
同じベクトルで政策立案されても滑るんですよね、
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何気にあるのが一戸建て賃貸
2007年12月03日
部屋探しの法則っていうと変だけれど、賃料相場として考えれば「問い合わせの数が多そうなところは高い」と単純に言えばそうなります。
これほとんど心理的な話で、
これがどうしてそうなっちゃうのと言いますと、ここには通常の不動産業者の営業形態が関わってくるんですね。
何の話なんだと(笑
つまりこういうことです、本来は不動産業者は専門家なのですから「こんな部屋ありますか縲怐vな問い合わせに的確にですね「それはこういう事ですよん」と、意図している内容を現実の世界から探すとこういう意味になります的なアドバイスやコンサルができなければなりません。それが仲介調査の手数料に含まれているんですからね。
ところがですね、「問い合わせまんま」というケースが激しく多いんです。
@「希望条件はどうなりますか?」→そのまんまで適応する部屋を紹介する
なんか一見真面目な営業さんに見えますよね、
そう思っているユーザーも多いんじゃないでしょうか。ところがこれは大間違いなんです、骨董品や一点もののオートクチュールにも似た市場である不動産って世界で、お客さんが専門家並みの知識を持っているって事は絶対あり得ないんですよ。
ショーウインドウに並んで大量に在庫のある一般の商品と違って
「軽く手にとってみた」「日常的に週末何処かの部屋を内見している」
「試着した」「時々1日だけ別の空室に住んでみた」
「似たような商品を頻繁に購入する」「毎月マンションを購入している」
「カタログや専門誌をよく読む」「国土交通省の業者サイトを閲覧するのが趣味だ」
「お気に入りのブランドがある」「三井・東急ブランド以外決して住まない」
(最後のはあるかもですが、、)
つまり「こんな商品が欲しい」的な知識がお客さんに集約されている筈が無いんですよ。
いくら引越しオタクだとしても、自分の年齢以上の『見知らぬ部屋体験』は無いのであって、どこに幾らの価格や賃料の部屋があるのかって部分も、信用性のはなはだ怪しい(確度50%も無いでしょう)一般ユーザー向けネットのポータル情報ぐらいでしょう、
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これほとんど心理的な話で、
これがどうしてそうなっちゃうのと言いますと、ここには通常の不動産業者の営業形態が関わってくるんですね。
何の話なんだと(笑
つまりこういうことです、本来は不動産業者は専門家なのですから「こんな部屋ありますか縲怐vな問い合わせに的確にですね「それはこういう事ですよん」と、意図している内容を現実の世界から探すとこういう意味になります的なアドバイスやコンサルができなければなりません。それが仲介調査の手数料に含まれているんですからね。
ところがですね、「問い合わせまんま」というケースが激しく多いんです。
@「希望条件はどうなりますか?」→そのまんまで適応する部屋を紹介する
なんか一見真面目な営業さんに見えますよね、
そう思っているユーザーも多いんじゃないでしょうか。ところがこれは大間違いなんです、骨董品や一点もののオートクチュールにも似た市場である不動産って世界で、お客さんが専門家並みの知識を持っているって事は絶対あり得ないんですよ。
ショーウインドウに並んで大量に在庫のある一般の商品と違って
「軽く手にとってみた」「日常的に週末何処かの部屋を内見している」
「試着した」「時々1日だけ別の空室に住んでみた」
「似たような商品を頻繁に購入する」「毎月マンションを購入している」
「カタログや専門誌をよく読む」「国土交通省の業者サイトを閲覧するのが趣味だ」
「お気に入りのブランドがある」「三井・東急ブランド以外決して住まない」
(最後のはあるかもですが、、)
つまり「こんな商品が欲しい」的な知識がお客さんに集約されている筈が無いんですよ。
いくら引越しオタクだとしても、自分の年齢以上の『見知らぬ部屋体験』は無いのであって、どこに幾らの価格や賃料の部屋があるのかって部分も、信用性のはなはだ怪しい(確度50%も無いでしょう)一般ユーザー向けネットのポータル情報ぐらいでしょう、
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