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kagewari/iwahara(59)
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NPO『HOW's』(活動停止)元心理部門コンサルタント(東京カウンセリング責任者)
有)retour東京』web部 『Kagewari精神分析相談事務所』運営責任者
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部屋探し暴論・下

2009年02月13日

果たして『圧倒的優先順位』の成立は一般的か?
ここ考えてみると「個性派なあなた」であれば、それは自明の事だし無かったら個性派とは言えない。確かに個性派の時代ですけどそんな個性派が圧倒的多数かと聞かれれば決してそうではないでしょう。
しかし民主主義社会がようやく形になり始めている現代、
結果としての個性化(=投票行動の自立性や個別性)は構造的に希求されるているものだし、民主主義がプロセスとして「時間のかかるもの」であるように、個性の確立にも「時間や経験」という高いコストを必要とするので(よって先進国化の先に発現する)、社会学的には”晩婚化”や”超寿命化”はその方向性に一致している話です。

で、
個々人にとっての経験や時間の概念も大きな個人差を伴うものだから(それこそ個性なんだし)、一概には言えないけれど、事部屋探しなる行為で考えていくと、

「ひとりぐらしビギナークラス」にはステレオタイプな総花的(優先順の差異がさほどない)希望条件が成立する(この場合”優先順位が→コンサバ”仮想になるので)、
ところが、ここにやっかいな問題が関係するんです。
個性化が「時間や経験」というコストを必要とするなら(これ古い言葉で言えば”苦労は借金しても何とやら”です)、その経験がステレオタイプだと得られる経験値の幅に枷がはまってしまう事になります。
(思うに文部省の個性化教育が順調とは言えないのは、個性化教育を”ステレオタイプ”に指導したからでしょう)

ここ部屋探しから離れて普遍的な方向に戻ってみると
”晩婚化”までの時間経過中の生活が「ステレオタイプじゃない方が得られる糧も大きい」事になります。
じゃ縲怐hアンチステレオタイプ”って何でしょう?
心理学的に一番勘違いしちゃいけないのは
「人も驚くエキサイティングな経験だと思ってしまう事」です。
それこそ波乱万丈な人生だから個性化が促進されるなんてーな事は全く無いのです。
『戦争映画は常に小津安的日常性の映画より面白い』
こんな法則あったら大変ですから(笑
『カレーライスやラーメン食べている経験は、コース料理を食べた経験に比べれば無意味だ』なんて法則も無茶くちゃな話です、

心理学的な”アンチステレオタイプ”って
「意味不明でも馬鹿馬鹿しい事でも、自分で考えた何かである(自己責任の取れる選択として):そこに個別のアイデアが成立している(アイデア自体は平易でも何てことないものでもいい)」とか、そういう意味になります。

こんな言葉がありますよね
「なんてこと無い○○だと思うでしょ。でもねここに注目、誰も気がつかないかもしれないけれどここの○○がポイントなんですよ縲怐v
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posted by kagewari/iwahara at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

部屋探し暴論・上

2009年02月11日

あえて暴論で問題提起してみようと、
こんなテーマです。
心理学的に言えば『カウンター論』みたいなものなんですが、話を意図的に極端(乱暴)にしてみると、大きな流れが見えやすいって”一種の証明法”みたいな話です。

「心理学・日本の不動産賃貸の文化的特徴(基本的に即入居の内容設備が保障される)」これを合わせて考えると、部屋探しにおける希望の優先順位ってのは
『圧倒的な○○と枝葉末節のナントカかんとか』ではなかろうかと、
こう思うわけです。

ひとつテーマを絞って話を進めてみましょう
「ペット可」
えー即ち「実際ペットが飼えなきゃ意味無い」ですよね、
誰が考えてもそうでしょう。
このケースでは圧倒的優先順位が成立しますよね
(既にペットを飼う時点で部屋探し的選択肢が”ペット可”に限定されるトレードオフは自己決定として選択済みになる)
トレードオフ参考:http://kagewari.cside.com/blog/2007/04/post-eccb.html
そんな「圧倒的優先順位」に僅かにキャラクター付与してみると、
「あなたが”愛○家を自称するなら”ペットの希望が第一でわ?」な論理も成り立つ。
こう考えると「圧倒的な優先順位以下のナントカかんとかを理由に部屋探しの判断を行ったとすると行為そのものが矛盾している事になる」ワケです。続きを読む
posted by kagewari/iwahara at 23:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電気自動車ニュース

2009年02月07日

すっかり北米では”ビッグスリーが倒産か”な状況になってますが、
それはさておき、
もう出ちゃってますよ本格的電気自動車がっ
http://www.youtube.com/watch?v=OI2iCE51R9U
未来派の3輪電気自動車『2e』、今秋発売へ
スイスイ走っているし、
これ10年前から準備して、今頃日本じゃ当たり前のように走ってなきゃいけない存在でわ?
ノートPCのバッテリー駆動時間を一気に拡大したのが『リチウムイオン電池』の開発ですが、この『リチウムイオン電池』ってSONYの頑張り無しに製品化されなかった代物で、現在では一般的なバッテリーになってますが、製造業大手における社会的責任の代表例みたいな話です(その後SONYはえらい目にあってますが、、)

それこそ同時並行で燃料電池なんかもプロトタイプは事実上完成していたから(化石燃料の代替としてエネルギー問題に直結しがちだけれど事電気って分野のキモは効率のいいバッテリーにある:電気を保存する事がその効率全体を左右するので、極端な話「原発ガンガン回して超伝導バッテリーに100年分充電する事が可能ならその段階で原発を解体する事もできる」みたいな手法で原発ゼロも可能な話)、バッテリー:電池関連に国家的投資していれば産業革命並の大転換のチャンスがあるんじゃないかと、
当然爆発的な需要が見込めるでしょう(いろんな意味で)、

自民党が大好きな道路行政にしても、高速道路事業として”走行しながら充電可能なインフラ”の開発に成功すれば、走行距離を伸ばさないと電気自動車を運用できない流通産業のトラックでも全車両電気自動車化できるんだし、環境含めた公共性から言っても世論も納得したと思う上に「投資効果が高い」→需要を連鎖させる。

2兆円もあれば、あなたって。。
やっぱ思いますよねぇ


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posted by kagewari/iwahara at 20:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

井の頭線を語ってみる

2009年02月04日

数年前は渋谷直通と終点も吉祥寺という経路の短さ、「通勤は渋谷で休日は吉祥寺」みたいな利便性から風評も手伝ってかなり相場的に高かった”井の頭線”ですが、昨今は落ち着いて部屋探しができるようになってます。
渋谷駅の出入り口や乗換え通路なんかも随分スムーズになってきて東京西側で唯一の渋谷アクセス(東急沿線圏は南部神奈川系ルートと考えた方が自然なので)路線として、再び注目の路線になってきたかな縲怩ニ思うところなのです。

井の頭線にはいくつかキャラがあって、井の頭吉祥寺系の「吉祥寺縲怏i福町」「独立駅の明大前(どちらか言えば京王笹塚方南系)と下北沢(こちらは本籍小田急系)」「東松原から池ノ上の世田谷系」「駒場東大前縲恟a谷の渋谷系(駒場とか神泉は池尻徒歩圏)」それぞれ微妙に街のキャラは違っているんですが(厳密に言えば高井戸は荻窪系)、総じて言えることは”風俗繁華街”はターミナルの渋谷・吉祥寺の領分なので、その間の各駅は至って平和ってところでしょう。
そんな意味で女性系の路線キャラもありますね、
渋谷・吉祥寺含む駅そのもののスケールもこじんまりとしているので、駅出入り口からホーム到達距離も短くて、井の頭線各駅の徒歩○分って実測は他の路線より”実徒歩時間が近い”みたいな特徴もあります(その点都内の地下鉄網徒歩と似てますが地下鉄各駅は”出入り口によってはやたらと改札までが遠い”とかもあるんで)。
同じ京王線ですが、その個性は別物と考えた方がいんじゃないかと思います(京王で言えば”京王と京王新線:実態は都営新宿線”のように違っている)、
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posted by kagewari/iwahara at 16:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 住まいのキーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

供給過剰の現状を考える(2)

2009年02月02日

分譲マンションなんかの場合でも建替えや管理・大規模修繕含めて自主管理組合が紛糾した場合の仲裁を行う準公的第三者組織があった方がトータルの地産価値の保全として合理的判断だと思います、
そんな風に準公的第三者組織(NPOを含む)の関与がキーワードになるのじゃないでしょうか。日本の場合法体系そのものやその運用・人材・コストって面で訴訟社会的在り方を志向するのはどうかと思うし(常に法廷を調整機関として利用する)、効率からいっても好ましく無いでしょう。
しかし法的ビヘイビア無しの組織であれば、単なる民間法人に過ぎないのであって活動するにも「一般社会の営業職となんら違いが無い」事になります。

ここはやっぱり地方自治体条例であるとか、国政としての法制がある程度バックアップしない事には動き難いんですが、
例えば事務所の用途として公共性のある団体(高齢者介護であるとか支援等)に直接援助を加えるより地方財政や国家財政から見れば個別の支援の方が予算的縮減の可能性は高いのであって、事務所賃貸の場合の家賃補助であるとか(フリースクールなんかに適応していもいい)、ホームレスであったり失業対策や高齢者の一人暮らし支援として、ある一定の基準にある物件は地域行政からの賃借の依頼を断れない(当然契約は正規のもので自治体なりの行政が保証人として入る)枠を用意すれば公的用途におけるサービスの水準も拡大するし、結果としてサービスの向上が、付随してボランティアだけでなく給与支払いがある職員の雇用促進にも繋がる。
これを自治体が集約する施設として「箱ごと予算化する」のと比較すれば、予算の規模は誰が考えても前述の手法の方が効果的で、不動産というものの公共的価値の確立に法的一文が入る事になるので(この基準に適応しない高級賃貸物件には課税するって手もあるから一部の財源を確保する方法も無いじゃ無い)、標準的不動産の底を割れないように需要を下支えこする効果も持つ(高級物件の収益が悪化した場合にもある程度賃下げを行って標準枠内に入れば公的家賃補助の適応により空室率の改善が見込める)。
又、その運用を政策的に誘導する事で、特定産業を振興したり中小企業の支援として”実業のある法人”の援助も容易になります。
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posted by kagewari/iwahara at 16:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする