造語的にはその類型として”有効壁面”なんてのも考えられます。
実際「どれだけ使えるか」って話ですね、
何に使うのかって要素もあるので一概には言えないのですが、家具レイアウト等簡単に”決めやすい”のが縦長の部屋であるのは事実です。
空間デザインの要素が皆無で済みますからね(笑
「いかに並べるか」だけかと、
しかし、道路に「路肩」の概念があるように壁面一杯リミットゼロでピッタシ使い切るのも滅多な事じゃできません(ひたすら本棚だけ並べる等の単一用途は例外)。
ソファーにしても空間にポンと置けば背面の活用度は空間的には距離ゼロなので、
「路肩」になぞらえて考えるとすると「置きシロ」みたいな部分は存在するのであって、これは余裕のある空間にポンと置く方が”単体での設置効率”は高くなります。アクセス経路も全方位になりますし、
そんな意味では正方形に近かったりベランダバルコニーに対して横長(有効壁延長は短くなっても)有効度は”広い”と考えられます。
といってもこれは一般事例で当然例外的な要素もあります。
1R等の設計で廊下っぽく伸びている”微妙な幅の空間”も「収納棚なら置けそうかな?」と思えれば(部分的な単一用途になるので)有効壁を使い切る形で効率よく部屋が使いきれる場合もあるのです。
縦長横長論争も30u超えるようなストゥディオであれば縦長でも十分幅が取れるので、むしろ縦長の方が有効壁延長が生きる形で広々使えます。
(この場合2部屋が並ぶように空間を二つに切り分けるのがコツ)
続きを読む
床面積と有効床面積(1)
2009年06月29日
居住性能からみる部屋選び(2)
2009年06月23日
前回の続きです
>次回は都心部と郊外におけるトレードオフを考えてみましょう
場合によっては直近の特集にあった”マスメディア論”にも被る話なんですよね。
何故って、「きっと普通こうだよね」とか「○○なのが常識だよ」などの共同幻想のかなりの部分が現代社会において(社会学的意味でのメディア自身の構造保守依存による偏向などの形で)スポンサーや政府の経済政策に都合のいい方向に煽られている側面が大きいので、結果として現場の現場である不動産における窓口で「いったいどうしてなのだろう」と違和感を感じる状況にあるからです。
ここ相場感覚においても、実際にあるところです。
都心部と郊外の相場の違いは”トレードオフ”の関係があるだけで「どちらかが絶対」ほどの違いは存在しません。
都内でも”探せば”6万円台のアパートがあったり、7万円台のマンションがあったり可能性的には予測を超える物件を目にするのは珍しくありません。
「相場を離れる(レアな)部屋」が頻度として郊外より都心部の方が多いからです、
これが概念として何かといいますと、
例えば不動産的に土地の評価額が非常に高い地域なのに「古築木造アパートが残っている場合」既に相場を離れるんです。
理由は簡単で、再建築不可の立地にあるとか(非常に大規模の再開発が無い限り単独で売却等の流通そのものが難しいなど)、古くから歴史ある庶民の街で旧法借地権が複雑に入組んでいて当面再開発が考えられない地域であるとか、
非木造建築に関しては都心ほど歴史が古く上物評価的に減価償却しちゃっている古築マンションが多数存在する、古築分譲が多いので一室単位の分譲賃貸が郊外に比べれば特別に多い(偶然不動産市場で格安な時に購入したオーナーは利回り計算的に収益確保ができればいいのであって→オーナーの購入価格に賃料が連動するため→地域の賃貸相場から離脱)。
探し方は簡単です
続きを読む
>次回は都心部と郊外におけるトレードオフを考えてみましょう
場合によっては直近の特集にあった”マスメディア論”にも被る話なんですよね。
何故って、「きっと普通こうだよね」とか「○○なのが常識だよ」などの共同幻想のかなりの部分が現代社会において(社会学的意味でのメディア自身の構造保守依存による偏向などの形で)スポンサーや政府の経済政策に都合のいい方向に煽られている側面が大きいので、結果として現場の現場である不動産における窓口で「いったいどうしてなのだろう」と違和感を感じる状況にあるからです。
ここ相場感覚においても、実際にあるところです。
都心部と郊外の相場の違いは”トレードオフ”の関係があるだけで「どちらかが絶対」ほどの違いは存在しません。
都内でも”探せば”6万円台のアパートがあったり、7万円台のマンションがあったり可能性的には予測を超える物件を目にするのは珍しくありません。
「相場を離れる(レアな)部屋」が頻度として郊外より都心部の方が多いからです、
これが概念として何かといいますと、
例えば不動産的に土地の評価額が非常に高い地域なのに「古築木造アパートが残っている場合」既に相場を離れるんです。
理由は簡単で、再建築不可の立地にあるとか(非常に大規模の再開発が無い限り単独で売却等の流通そのものが難しいなど)、古くから歴史ある庶民の街で旧法借地権が複雑に入組んでいて当面再開発が考えられない地域であるとか、
非木造建築に関しては都心ほど歴史が古く上物評価的に減価償却しちゃっている古築マンションが多数存在する、古築分譲が多いので一室単位の分譲賃貸が郊外に比べれば特別に多い(偶然不動産市場で格安な時に購入したオーナーは利回り計算的に収益確保ができればいいのであって→オーナーの購入価格に賃料が連動するため→地域の賃貸相場から離脱)。
探し方は簡単です
続きを読む
居住性能からみる部屋選び(1)
2009年06月22日
梅雨到来で東京地区では夏前からエアコンが稼動する季節になりました、
木造建築に比べて圧倒的にカビがでやすいマンションなんかの場合には24時間換気機能だけでは力不足で湿度管理の関係でエアコンの稼動が必要なケースもあるでしょう。
(そういう意味では木造は常にアバウト:公園における舗装路面の温度と分厚い木造のベンチとの温度差を考えれば答えは簡単かと)
実際のところ”湿気が溜まる”部分が問題なのであって、風通しというか窓開けっ放しみたいな開放性があれば問題無いっていうのも確かなんですが、日本の非木造建築の場合この”梅雨”があるため欧州のように『安易に外断熱工法で建築できない』ため、
マンションのほとんどが事実上
『断熱材等ありませんが何か?』
な状況にある
よって輪をかけてエアコンの稼働率は上昇するのだけれど、室温管理が極端だと”構造上ただでさえ熱伝導率が高い”ところに空気循環が悪いと、逆に結露を促進してカビが出たりベランダ側の窓の下が濡れて痛んだり(マンションの場合後者のケースは特に多い)、必ずしも健康的では無い。
本音を言えばマンションで暮らす場合「木造アパートの和室」に比べると「屋外度が高い(欧米じゃ土足)」ライフスタイルなので、少々夏暑く冬寒いのは衣類で調整するのが本筋で空調はほどほどにってのが基本。
※メイン居室が和室の1LDKマンションなんかだと、和室が座敷みたいなイメージで「そこから先の和室が”本気の室内”でリビングまでは屋外寄りのゾーン」なデザインと考えてもそう間違いではないでしょう(和室にスリッパのまま上がる人はいない)。
続きを読む
木造建築に比べて圧倒的にカビがでやすいマンションなんかの場合には24時間換気機能だけでは力不足で湿度管理の関係でエアコンの稼動が必要なケースもあるでしょう。
(そういう意味では木造は常にアバウト:公園における舗装路面の温度と分厚い木造のベンチとの温度差を考えれば答えは簡単かと)
実際のところ”湿気が溜まる”部分が問題なのであって、風通しというか窓開けっ放しみたいな開放性があれば問題無いっていうのも確かなんですが、日本の非木造建築の場合この”梅雨”があるため欧州のように『安易に外断熱工法で建築できない』ため、
マンションのほとんどが事実上
『断熱材等ありませんが何か?』
な状況にある
よって輪をかけてエアコンの稼働率は上昇するのだけれど、室温管理が極端だと”構造上ただでさえ熱伝導率が高い”ところに空気循環が悪いと、逆に結露を促進してカビが出たりベランダ側の窓の下が濡れて痛んだり(マンションの場合後者のケースは特に多い)、必ずしも健康的では無い。
本音を言えばマンションで暮らす場合「木造アパートの和室」に比べると「屋外度が高い(欧米じゃ土足)」ライフスタイルなので、少々夏暑く冬寒いのは衣類で調整するのが本筋で空調はほどほどにってのが基本。
※メイン居室が和室の1LDKマンションなんかだと、和室が座敷みたいなイメージで「そこから先の和室が”本気の室内”でリビングまでは屋外寄りのゾーン」なデザインと考えてもそう間違いではないでしょう(和室にスリッパのまま上がる人はいない)。
続きを読む
経済動向とマスメディア(編集後記)
2009年06月18日
昨今マスメディアの問題が正直しゃれにならないレベルになってます。
現実問題批判するだけでこれがいきなりどうなるものでも無いのですし、
※倒産するにしても経済動向としてシェア争いの中で、市場と言う民主主義的選択の結果として変化は起きるので、一方的に大手メディアが倒産するであるとか偏向報道が法的に問題であると上からの規制・統制によって倒産するのもどうかと思う。
新興メディアが台頭する「収益モデル」がないとなかなか市場経済における民主的交代(シェア占有率の移動)とはならない。
ここは間違い無いと思います、
なんですがー
怖いのは事マスメディアの場合、政府に次ぐ権力装置として世論を誘導する力を自分自身で持っているのであって、公正取引的にもどうかと思われる記者クラブの問題含めて、報道カルテルのように(55体制そのままに)一定のラインで談合的に互いを批判する自主性が発揮されないような業界構造にあるため、目に見えない「保守的障壁」が存在するのは確かです。
社会心理(共同幻想)的な部分で言えば現在米国がこの傾向にあって、
日本のバブル崩壊に学んだ米インフレ政策の危うさ
この件は前にも触れているんですが、米国メディアは現在の金融危機を楽観的に偏向報道する心理傾向にあって、上記リンク記事中に記載がある「大甘のストレステストの結果発表」が問題であると大きく報道されない傾向があります(この辺はオバマ幻想保守とでもいうべき心理的”雰囲気”)、
続きを読む
現実問題批判するだけでこれがいきなりどうなるものでも無いのですし、
※倒産するにしても経済動向としてシェア争いの中で、市場と言う民主主義的選択の結果として変化は起きるので、一方的に大手メディアが倒産するであるとか偏向報道が法的に問題であると上からの規制・統制によって倒産するのもどうかと思う。
新興メディアが台頭する「収益モデル」がないとなかなか市場経済における民主的交代(シェア占有率の移動)とはならない。
ここは間違い無いと思います、
なんですがー
怖いのは事マスメディアの場合、政府に次ぐ権力装置として世論を誘導する力を自分自身で持っているのであって、公正取引的にもどうかと思われる記者クラブの問題含めて、報道カルテルのように(55体制そのままに)一定のラインで談合的に互いを批判する自主性が発揮されないような業界構造にあるため、目に見えない「保守的障壁」が存在するのは確かです。
社会心理(共同幻想)的な部分で言えば現在米国がこの傾向にあって、
日本のバブル崩壊に学んだ米インフレ政策の危うさ
この件は前にも触れているんですが、米国メディアは現在の金融危機を楽観的に偏向報道する心理傾向にあって、上記リンク記事中に記載がある「大甘のストレステストの結果発表」が問題であると大きく報道されない傾向があります(この辺はオバマ幻想保守とでもいうべき心理的”雰囲気”)、
続きを読む
経済動向とマスメディア(2)
2009年06月17日
『インターネットにおける広告の在り方とそのビジネスモデル』
思うんですが”収益とインターネット文化としての無料性”ここを両立させるとなるとやはり広告をどういうシステムで運用するか(広告単価の上がる実効性のある広告)にかかっているんだと思います。
ですから、ポータルであるとかISPであるとかIT関連の大元が(民放各局に代替する存在のように)協力などしてひとつのビジネスモデルを構築する必要あるんじゃないとか思うんですよね。
ひとつの方法論ですが、各ポータルにはECサイトがありますよね、
そして各ECサイトには”なんチャラポイント”というのも必ずある。
で、知っている人は知っていると思いますが米国のMSがMSN検索を利用した時に”インセンティブとして割引”を付与した事があるんですよ(グーグルとのシェア争い対抗策)、
これがヒントになりませんか?
技術的にに可能かどうかわからないんですが(笑
広告付き専用のブラウザとかを開発するってのはどうでしょう。
重くなりすぎても困るけれど、operaベースか何か使って”ヤフーブラウザ”とか”インフォシーク楽天ブラウザ”とか”ライブドアブラウザ”とか”日本マイクロソフトブラウザ(IEにアップデートかける)”、
閲覧しているサイトに関連する広告をブラウザの中で自動配信する。
バナー広告と違って閲覧時間帯で表示を固定できますから広告としての評価も高くなるのじゃないか。
そして、この”広告表示で若干重いブラウザ”だけで閲覧できるコンテンツとしてニュースであるとか週刊誌専門の記事配信であるとかバリエーションも開発可能かもです、
続きを読む
思うんですが”収益とインターネット文化としての無料性”ここを両立させるとなるとやはり広告をどういうシステムで運用するか(広告単価の上がる実効性のある広告)にかかっているんだと思います。
ですから、ポータルであるとかISPであるとかIT関連の大元が(民放各局に代替する存在のように)協力などしてひとつのビジネスモデルを構築する必要あるんじゃないとか思うんですよね。
ひとつの方法論ですが、各ポータルにはECサイトがありますよね、
そして各ECサイトには”なんチャラポイント”というのも必ずある。
で、知っている人は知っていると思いますが米国のMSがMSN検索を利用した時に”インセンティブとして割引”を付与した事があるんですよ(グーグルとのシェア争い対抗策)、
これがヒントになりませんか?
技術的にに可能かどうかわからないんですが(笑
広告付き専用のブラウザとかを開発するってのはどうでしょう。
重くなりすぎても困るけれど、operaベースか何か使って”ヤフーブラウザ”とか”インフォシーク楽天ブラウザ”とか”ライブドアブラウザ”とか”日本マイクロソフトブラウザ(IEにアップデートかける)”、
閲覧しているサイトに関連する広告をブラウザの中で自動配信する。
バナー広告と違って閲覧時間帯で表示を固定できますから広告としての評価も高くなるのじゃないか。
そして、この”広告表示で若干重いブラウザ”だけで閲覧できるコンテンツとしてニュースであるとか週刊誌専門の記事配信であるとかバリエーションも開発可能かもです、
続きを読む
経済動向とマスメディア(1)
2009年06月14日
「インターネットの時代」が大混乱を引き起こしていると言えます。
本来であればこのインターネットの世界が”次の答え”をサクっと出してくれれば話は早かったんですが、試行錯誤の結果は
「必ずしもいい方向にいってない」のじゃないでしょうか。
無料で情報配信をするところがインターネットの特徴であり、既に文化として定着しようとしていますが(収益を確保するビジネスの登場以前は掲示板等勝手連的に運営される情報が主体でもあったのであって)、この普及の鍵は「以前の携帯ビジネス(1円携帯)」であったり「インターネット回線の大幅割引」等、この媒体が拡張していく背景に”無料”であるとか”フリーソフト”は必須だったこともあって「無料が文化として定着」な方向性も今後も動かないでしょう。
考えてみればTVメディアの拡大も民放のCM織り込みによる無料放送が発端だったのであって、(ビデオデッキの普及も録画に制限がなかったからとアダルト)
有料における成功モデルは”ビデオレンタル”とハードの売り上げだったと言ってもいいでしょう→といってもVHS創世記の映画コンテンツの映画ソフト販売価格はとんでもなく高価だったので”ビデオレンタル”が成功した理由も「普及を前提とした大幅割引だった」と言えます。
現在インターネットメディアの頭角で、ビデオレンタルは激減(それ以前にレコード・CDレンタルが壊滅→CDソフト自体の売り上げも大幅低下)、
民放各局も危ない状況と、
ここで参考にしないといけないのは「音楽業界の失敗」にあります。
著作権保護と有料化コンテンツへの傾倒によって(簡単に言えば”突然TVの音楽番組が有料化された”みたいな話)市場そのものを縮小させてしまって、違法コピーや無料で普及するコンテンツに規制をかければかけるほど”音楽ソフトの購入”という文化自体が縮小してしまったワケです(彼らはJAZZ喫茶すら閉店に追い込む愚行を繰り返した)。
※本筋として音楽業界の斜陽は”ソフトのレベル低下”と、共同幻想頼みの”スター芸能人なる抽象概念”を代替する販促モデルを開発できなかったからであって、「リストラやコストカットで経済が上昇するどころか縮小するように」業界としての収益全体が悪化しました。
ところが「音楽視聴のニーズ」ここは一定の普遍性があるのですから、アップル社のビジネスモデルは必ずしも成功とは言えませんが、「視聴の需要は高い」んですよ。
供給側が経済動向に追いつけずに勝手にコケているんだと、
心理学的に言って先進国化が促進し共同幻想(大スター・ミリオンセラー)の瓦解が始まるとこれに代替して”オリジナルな個別性”が伸張するワケですが、技術進歩による「供給の低コスト化」を業界として取り込む事に失敗したと言えるのじゃないでしょうか。
ニコニコ動画じゃないですが、音楽業界は無数のミュージシャンの楽曲を無料で視聴できるサイトを構築する等(ここ業界ならではの独自の音感検索エンジンを開発してもよかった)需要を拡大する方向性はあった筈なんですよ。
違法コピーの無料公開サイトへの規制している暇あったら他にすることあったんです。
続きを読む
本来であればこのインターネットの世界が”次の答え”をサクっと出してくれれば話は早かったんですが、試行錯誤の結果は
「必ずしもいい方向にいってない」のじゃないでしょうか。
無料で情報配信をするところがインターネットの特徴であり、既に文化として定着しようとしていますが(収益を確保するビジネスの登場以前は掲示板等勝手連的に運営される情報が主体でもあったのであって)、この普及の鍵は「以前の携帯ビジネス(1円携帯)」であったり「インターネット回線の大幅割引」等、この媒体が拡張していく背景に”無料”であるとか”フリーソフト”は必須だったこともあって「無料が文化として定着」な方向性も今後も動かないでしょう。
考えてみればTVメディアの拡大も民放のCM織り込みによる無料放送が発端だったのであって、(ビデオデッキの普及も録画に制限がなかったからとアダルト)
有料における成功モデルは”ビデオレンタル”とハードの売り上げだったと言ってもいいでしょう→といってもVHS創世記の映画コンテンツの映画ソフト販売価格はとんでもなく高価だったので”ビデオレンタル”が成功した理由も「普及を前提とした大幅割引だった」と言えます。
現在インターネットメディアの頭角で、ビデオレンタルは激減(それ以前にレコード・CDレンタルが壊滅→CDソフト自体の売り上げも大幅低下)、
民放各局も危ない状況と、
ここで参考にしないといけないのは「音楽業界の失敗」にあります。
著作権保護と有料化コンテンツへの傾倒によって(簡単に言えば”突然TVの音楽番組が有料化された”みたいな話)市場そのものを縮小させてしまって、違法コピーや無料で普及するコンテンツに規制をかければかけるほど”音楽ソフトの購入”という文化自体が縮小してしまったワケです(彼らはJAZZ喫茶すら閉店に追い込む愚行を繰り返した)。
※本筋として音楽業界の斜陽は”ソフトのレベル低下”と、共同幻想頼みの”スター芸能人なる抽象概念”を代替する販促モデルを開発できなかったからであって、「リストラやコストカットで経済が上昇するどころか縮小するように」業界としての収益全体が悪化しました。
ところが「音楽視聴のニーズ」ここは一定の普遍性があるのですから、アップル社のビジネスモデルは必ずしも成功とは言えませんが、「視聴の需要は高い」んですよ。
供給側が経済動向に追いつけずに勝手にコケているんだと、
心理学的に言って先進国化が促進し共同幻想(大スター・ミリオンセラー)の瓦解が始まるとこれに代替して”オリジナルな個別性”が伸張するワケですが、技術進歩による「供給の低コスト化」を業界として取り込む事に失敗したと言えるのじゃないでしょうか。
ニコニコ動画じゃないですが、音楽業界は無数のミュージシャンの楽曲を無料で視聴できるサイトを構築する等(ここ業界ならではの独自の音感検索エンジンを開発してもよかった)需要を拡大する方向性はあった筈なんですよ。
違法コピーの無料公開サイトへの規制している暇あったら他にすることあったんです。
続きを読む