今更にして思うウィンドウズの重さ。
まだまだ購入予定はありませんが、昨今のIT系事情では注目集めるタブレットPC(思うにジャンルを変える事でPCとウィンドウズの公取ギリギリの関係から解放されるようで)、実質アップルとアンドロイドの争いみたいになってます。
勿論ウインドウズのタブレット用OSは存在してますが「実質対象外」のような存在に、、
これはコストだけでは無くって純粋に(基本タブレットPCのバッテリーはリチュウムポリマーで実働状態でバッテリー交換のできないモデルが多い)「電気食い過ぎ・重すぎ」なる基本スペックの点で使い難いって側面があるようで、
タブレットPCの用途が又純粋ビジネスユースではなかったり昨今の"クラウド"で肝心のオフィースファイルの運用が「なんとかならないでもない」な方向は、結果としてマイクロソフトを相当に追い込んでいるのではなかろうかとも思うワケです。(いい意味で、)
win2000時代はまだ良かったと思う方も少なくないようで、
最近はあまり見ていなかった『win2000徹底使いサイト(かなり上級者向けなのでURLは紹介しません)』がまだまだ健在だったりします。
(何をやっているサイトかと言えばwin2000をXP同等に使う方法アレコレみたいな)
はたと思った事あります。
何をって、
ここ数年の最大の技術的進歩は何と言ってもHDDからSSDでしょう。
石がどうこうより遥かにマシンは体感上高速化します。
(IDEとSATA間の大き過ぎる差もSSDで拡大することになりますが、)
時代的にいってwin2000時代にはあり得なかった組み合わせであった『win2000とSSD』今だから新しいなんて事無いでしょうか(笑
果たしてどんなもんかとテストの”予定”(あくまで予定は未定)。
合わせて『win2000時代と現代とのギャップ』には、
XPから実装された『Wireless Zero Configuration』が無いって弱点もあります。
win2000の無線LANは購入した機材に添付の無線LANユーティリティーを使用しなければならないワケで、ここで困った事がいくつか登場します。
仮に導入マシンに既に無線LANカードが実装されていたとしてもwin2000時サポートとなると『11b』だったりで、それは何でもレガシー過ぎると(SSD化の趣旨からはちょっと、、)。
■ここからは決してお勧めできない方法ですが、XP用の無線LANカードの中では「ドライバを云々」することでデバイス的にはwin2000で認識するモデルがあります。
(ここもトラブル頻発の可能性あるので具体的モデル等は紹介しません)
そこで困るのが「win2000に無線LANクライアントマネージャー(Wireless Zero Configuration的な)が無い事です」。デバイス的に認識成功してもXP用のユーティリティーでは(そもそもWireless Zero Configurationがある前提だったり)インストールすらできないだけでなく機能的にも使えない可能性も大。
ここで諦めている方も多々おられるかと思い、
「この方法使えるかも」的(マルチ機種対応)無線LANクライアントマネージャーソフトを紹介します。
McAfee Wireless Security 4.1
(今でもどっかでダウンロード可能、Disable Authenticationにチェックを入れるとフリー版として使える:日本語対応版はありません。ここも心配なのでURLリンクまでは紹介しません。あくまでもインストールは自己責任で、)
この小ネタが誰かの何かの役に立つのやらまったくわからないのですが(笑
私的には悪戦苦闘の中ネット情報からようやく発見した成果と申しましょうか、世界のどこかで同じ問題で悪戦苦闘している方もおられるのではと思いココだけ具体的名称付きで紹介した次第です。
(注:Wireless Security 4.1は無線LAN”カードを取り外す事を想定していない”ようなのでノートPCの時には操作に注意してください。大事には至りませんが誰もが恐れるブルースクリーン出たりします。)
実は他にももう一個同様ソフトもあったんですが(SPの関係でしょうかね)win200SP4バージョンとの相性なのか「全然使えませんでした」。
今のところ頼りになるのは私の知る範囲ではWireless Security 4.1だけですね。
(繰り返しますが、興味本位で実験とかはやらないでください、あくまでも自己責任で。どんなトラブルとなっても当方は保証いたしません。)
もっと小さい”小ネタ”、
なんとみささん、win200を再セットアップするとIE6に適合するグーグル検索バーが「もう無い」んですよ(これには驚いた)。しかもIE6からして検察がアレレな状況に(笑
これはですね、某所で(ググれば見つかる筈です)Shockwave PlayerのIE6用の古いバージョン落としてみると旧グーグルツールバーがバンドルされてたりします。
(同じようなパターンが他にもあるのではないでしょうか。落とした奴についてなかったらゴメンナサイです。)
あまりにも小さいネタですが、ひょっとして世界のどこかでお困りの方いらっしゃるかもと思いましてメモ的に残しておきますね(笑
■ネット情報的にはウィンドウズXP_OEMの新品パッケージがドエライ価格高騰しているなど「マイクロソフトはどうして”軽い”に舵を切れないのだろうか」とここ数年世界の誰しもが思っている疑問がふつふつと再燃しているワケでございます。
win7でメモリ大目に積めば済む事なんでしょうが(メモリ自体は相当廉価に入手可能)、冒頭タブレットPC_OS云々の話にあるように「それでいいのだろうか」と思う部分ありますね。
(XPのサポートも”延長に次ぐ延長”とかになるんじゃないですかね、64bitとかって話じゃ無いような気もします。)
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ほんと小ネタですいません。
2011年11月25日
蓄電システムに期待の新技術登場
2011年11月15日
発想の転換と申しますか「その手があったか」という新技術の登場です。
日立が南極昭和基地の水素発電システムを受注、風力発電を水素で備蓄http://japan.internet.com/webtech/20111108/5.html
↑
これは凄い。というかアイデアですよね、
勿論ホームユースではありませんが、ソーラー含めて自家発電技術における最大のボトルネックは『高性能蓄電池が技術的に難しい(しかも高価で耐用性が低い)』事です。
『常温超伝導電池』なる夢の技術ではさっぱり有力な情報聞けなくなりましたし、これ仮にできたとしても工業用プラントスケールになるのではなかろうか(発電所に設置する事が前提的に)な部分を背景に「スマートグリッドなどではハイブリッド自動車や電機自動車のバッテリーを代用」など苦肉の策的状況にありました。
(ソーラーにおける売電方式であれば電力会社に常温超伝導電池があれば社会的コスト的に十分割に合いますが、)
現実問題『オール電化発電住宅(全電力を自家発電)』などを考える場合、蓄電技術は必須です。しかし前述のように現在最高水準の性能にあるリチュウムイオンやリチュウムポリマー電池は大変に高価な上(ホームユースの場合安全面も問題)、耐用年数が短いため「地味に寿命を延ばす電源コントロールのソフト」に頼らざる得ず(そのシステムにそもそも電力が必要)、完全自立型を目標とする事は極めて難しいのです。
ソーラーシステムにしてもこの電池問題が長年の”悩ましいテーマ”でありました。
これがですね(現在の技術水準上の効率はともかく)『水素に変換して備蓄』←このアイデアは想像してませんでした。
今後どんな可能性あるのかわかりませんが”水素で備蓄”できるのであれば燃料電池による発電回収と組み合わせる事も可能なんじゃないでしょうか。
■今後のオール電化住宅は「電力オール自家発電」が技術的テーマになると思います。
(節約すれば余りを売電できるので→省電力により発電所得を計算できる住宅になる)
同時に「小規模野菜工場プラント」を併売すれば、仮想自給自足型の住宅を販売可能になります(自家野菜も流通させることが可能かもしれない)。
この技術的付加価値(改装・買い替え需要)は『社会資本的実価値(単に企業の利益ベースの価値ではない)』になりますから、これこそ大手ゼネコンのみなさん積極的に開発促進していただきたい。
蓄電技術こそが環境問題に対する”最終兵器”なので、有力な選択肢になるでしょう。
同様発想の「電気では無いものに変換して備蓄」という手段が他にも出てくるかもです←考えてみれば原発の余剰電力技術でもある(変換効率は悪いのですが)揚水発電を小型化してホームユース的に開発(揚水により余剰電力を備蓄)するって手もアリかもです。一度持ち上げた水は何ヵ月置いておいても無駄にはなりませんものね、
(この揚水の排管を同時に空調に利用できるかもしれない。)
『変換して備蓄』今後の技術的発展に期待大です。
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日立が南極昭和基地の水素発電システムを受注、風力発電を水素で備蓄http://japan.internet.com/webtech/20111108/5.html
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これは凄い。というかアイデアですよね、
勿論ホームユースではありませんが、ソーラー含めて自家発電技術における最大のボトルネックは『高性能蓄電池が技術的に難しい(しかも高価で耐用性が低い)』事です。
『常温超伝導電池』なる夢の技術ではさっぱり有力な情報聞けなくなりましたし、これ仮にできたとしても工業用プラントスケールになるのではなかろうか(発電所に設置する事が前提的に)な部分を背景に「スマートグリッドなどではハイブリッド自動車や電機自動車のバッテリーを代用」など苦肉の策的状況にありました。
(ソーラーにおける売電方式であれば電力会社に常温超伝導電池があれば社会的コスト的に十分割に合いますが、)
現実問題『オール電化発電住宅(全電力を自家発電)』などを考える場合、蓄電技術は必須です。しかし前述のように現在最高水準の性能にあるリチュウムイオンやリチュウムポリマー電池は大変に高価な上(ホームユースの場合安全面も問題)、耐用年数が短いため「地味に寿命を延ばす電源コントロールのソフト」に頼らざる得ず(そのシステムにそもそも電力が必要)、完全自立型を目標とする事は極めて難しいのです。
ソーラーシステムにしてもこの電池問題が長年の”悩ましいテーマ”でありました。
これがですね(現在の技術水準上の効率はともかく)『水素に変換して備蓄』←このアイデアは想像してませんでした。
今後どんな可能性あるのかわかりませんが”水素で備蓄”できるのであれば燃料電池による発電回収と組み合わせる事も可能なんじゃないでしょうか。
■今後のオール電化住宅は「電力オール自家発電」が技術的テーマになると思います。
(節約すれば余りを売電できるので→省電力により発電所得を計算できる住宅になる)
同時に「小規模野菜工場プラント」を併売すれば、仮想自給自足型の住宅を販売可能になります(自家野菜も流通させることが可能かもしれない)。
この技術的付加価値(改装・買い替え需要)は『社会資本的実価値(単に企業の利益ベースの価値ではない)』になりますから、これこそ大手ゼネコンのみなさん積極的に開発促進していただきたい。
蓄電技術こそが環境問題に対する”最終兵器”なので、有力な選択肢になるでしょう。
同様発想の「電気では無いものに変換して備蓄」という手段が他にも出てくるかもです←考えてみれば原発の余剰電力技術でもある(変換効率は悪いのですが)揚水発電を小型化してホームユース的に開発(揚水により余剰電力を備蓄)するって手もアリかもです。一度持ち上げた水は何ヵ月置いておいても無駄にはなりませんものね、
(この揚水の排管を同時に空調に利用できるかもしれない。)
『変換して備蓄』今後の技術的発展に期待大です。
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”入居キャンペーン”の再考
2011年11月11日
新築物件であるとか夏相場時には”入居キャンペーン”が実施されるケース珍しくありません。一般的なキャンペーンは
・礼金0キャンペーン
・○月成約条件でフリーレント1ヵ月
などでしたが、昨今一般的募集時でも礼敷2/2式の最も信用高い設定(礼敷2/2も事実上審査基準を意味していて家賃設定も割安となる)は数が減る傾向にあるため”キャンペーンの効果”が減少してきたのか昨今新しいパターンが登場してきました。
■初回2年間のみの賃料割引
第三者の立場となる仲介会社としては「それはどうなんだろう」と考えてしまうワケです。
半ば自爆になりはしないかと心配なワケです。
前述の以前からある入居キャンペーン時も新築の場合であれば「勿論家賃も割安設定(解約が出た後の新規空室の募集賃料は高くなる)」ですが、更新を続ける限り値上げ特約が付く形にはなっていません。
「それでも新築物件で入居キャンペーン系での制約は更新無しの早期解約が多い」のです。
家主サイドから見ても借主サイドから見ても「更新無しの早期解約は損(事実上引っ越しの失敗)」ですから、双方の利益を最大化するべく管理会社としては「どうやって安定長期契約の縁組を生み出すか」ってのが本筋になります。
バックグラウンドを解説しますと、
所謂借地借家法により(安定収益性のある)住居契約は1年以上の長期で無ければならず(借主保護としてですよ)慣習上2年契約が一般的になっています。
貸主側は賃料を(長期を前提に)定期預金と同様に割安(定利回り)に設定し住居契約を結ぶ訳ですが、主眼として「借主利益を長期契約を前提」としているんです。
ですから当時から短期解約時の違約金特約などの想定は無くって、(契約に内見がマストなのも後からやっぱり無理があるので早期解約などが無いようにするため)昨今あまりに短期解約事例が増えているため「フリーレント設定などがある場合や他入居キャンペーンなどある時には1年以内の短期解約時の違約金設定がデフォルト」になってるぐらいです。
借主側における典型的な誤解は、
(思うに昭和の学生アパートなんかの体験が元になっていると思われ)
短期解約でグルグル回れば礼金分家主は得する勘定になるだけでなく、短期=部屋も入居時とそれほど違わないのだから退出時の修繕費用も無しだし「貸主も歓迎だろう」という発想です。
↑
実は『東京ルール』などが必要になるぐらい紛争が続いた背景の根本はこの”誤解”に始まっていると考えられます。
貸主側の本音としては「法令上長期契約を義務付けられている」訳であり、勿論入居前のリフォームなどもそれを見越して行ってます。
収益性も安定収益の見込める住居契約だから定期預金と同様に割安(定利回り)に設定し、収益の回収は長期的に広く薄くと想定してますから「それに見合った入居前のリフォーム」を勿論投資的に考えます。
つまり契約者が「これなら長く暮らせる」と思ってもらえる事を想定してますから、貸主の入居前リフォームは「長期契約用である」とも言えるんです。
(つまりクリーニングのみで修繕無しのまま所謂”オンボロアパート”や”部屋貸しのみの下宿”などのような学生アパートとは管理の発想が違います。)
事実東京ルール施行の時にも問題となった「汚損破損個所の修繕費用請求は借主に求められるが、合わせて壁紙全体の張替費用の請求は暴利にあたるため請求できない」的条項ありますが、そこだけ切り貼りのように修繕できるものとできないものもあり(極論ツギハギだらけになってします)全体の色調考えても「その部分だけ請求」なんて事になれば借主側に圧倒的に不利になってしまいます。
(※これが昨今入居条件”禁煙”が増えいてる理由)
短期解約だから修繕費用が安くなるワケでは無いのです。
↓
■「高くなる」のです。
(ここが肝心)
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・礼金0キャンペーン
・○月成約条件でフリーレント1ヵ月
などでしたが、昨今一般的募集時でも礼敷2/2式の最も信用高い設定(礼敷2/2も事実上審査基準を意味していて家賃設定も割安となる)は数が減る傾向にあるため”キャンペーンの効果”が減少してきたのか昨今新しいパターンが登場してきました。
■初回2年間のみの賃料割引
第三者の立場となる仲介会社としては「それはどうなんだろう」と考えてしまうワケです。
半ば自爆になりはしないかと心配なワケです。
前述の以前からある入居キャンペーン時も新築の場合であれば「勿論家賃も割安設定(解約が出た後の新規空室の募集賃料は高くなる)」ですが、更新を続ける限り値上げ特約が付く形にはなっていません。
「それでも新築物件で入居キャンペーン系での制約は更新無しの早期解約が多い」のです。
家主サイドから見ても借主サイドから見ても「更新無しの早期解約は損(事実上引っ越しの失敗)」ですから、双方の利益を最大化するべく管理会社としては「どうやって安定長期契約の縁組を生み出すか」ってのが本筋になります。
バックグラウンドを解説しますと、
所謂借地借家法により(安定収益性のある)住居契約は1年以上の長期で無ければならず(借主保護としてですよ)慣習上2年契約が一般的になっています。
貸主側は賃料を(長期を前提に)定期預金と同様に割安(定利回り)に設定し住居契約を結ぶ訳ですが、主眼として「借主利益を長期契約を前提」としているんです。
ですから当時から短期解約時の違約金特約などの想定は無くって、(契約に内見がマストなのも後からやっぱり無理があるので早期解約などが無いようにするため)昨今あまりに短期解約事例が増えているため「フリーレント設定などがある場合や他入居キャンペーンなどある時には1年以内の短期解約時の違約金設定がデフォルト」になってるぐらいです。
借主側における典型的な誤解は、
(思うに昭和の学生アパートなんかの体験が元になっていると思われ)
短期解約でグルグル回れば礼金分家主は得する勘定になるだけでなく、短期=部屋も入居時とそれほど違わないのだから退出時の修繕費用も無しだし「貸主も歓迎だろう」という発想です。
↑
実は『東京ルール』などが必要になるぐらい紛争が続いた背景の根本はこの”誤解”に始まっていると考えられます。
貸主側の本音としては「法令上長期契約を義務付けられている」訳であり、勿論入居前のリフォームなどもそれを見越して行ってます。
収益性も安定収益の見込める住居契約だから定期預金と同様に割安(定利回り)に設定し、収益の回収は長期的に広く薄くと想定してますから「それに見合った入居前のリフォーム」を勿論投資的に考えます。
つまり契約者が「これなら長く暮らせる」と思ってもらえる事を想定してますから、貸主の入居前リフォームは「長期契約用である」とも言えるんです。
(つまりクリーニングのみで修繕無しのまま所謂”オンボロアパート”や”部屋貸しのみの下宿”などのような学生アパートとは管理の発想が違います。)
事実東京ルール施行の時にも問題となった「汚損破損個所の修繕費用請求は借主に求められるが、合わせて壁紙全体の張替費用の請求は暴利にあたるため請求できない」的条項ありますが、そこだけ切り貼りのように修繕できるものとできないものもあり(極論ツギハギだらけになってします)全体の色調考えても「その部分だけ請求」なんて事になれば借主側に圧倒的に不利になってしまいます。
(※これが昨今入居条件”禁煙”が増えいてる理由)
短期解約だから修繕費用が安くなるワケでは無いのです。
↓
■「高くなる」のです。
(ここが肝心)
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音響における広い部屋狭い部屋
2011年11月01日
(前回エントリー『部屋の広さ論再考』の続編であります)
狭い部屋で大音量を出せずにストレスを感じている人少なくないと思います。
特にヘッドフォンで音楽を聴く事が多くなった昨今「自宅の音量に不満がある」ケースは更に拡大しているでしょう。
薄型TVの弊害による音質劣化も輪をかけているかもしれません。
やっかいな事にここでドルビー系のエフェクトかかった再生に手を出してしまうと『ラウドネス依存症』みたいなものが発生してしまいます、
これは(脳内にもイコライザーがあるため)辛いもの好きな人の辛さがエスカレートする現象に似ていて、言うならば”ドンシャリ音”に耳が慣れてしまう結果「現実の録音現場には存在しない誇張音じゃないと我慢できなくなってしまう現象」です。
※こうなってしまうと録音もドンシャリ効果を意識した音源も多いため(ポータブルオーディオなどの再生の多い音楽ファイルは事前にドンシャリで録音されるケースが多い)、聴くべき中音域で何が鳴ってるんだかわからなくなってしまいます。
(全部ダンスミュージックのようにに聞こえる)
前回エントリーの広い部屋狭い部屋の論議と重複するのですが「広い部屋の大音量再生」は質的意味で極めて難しく、部屋自体の設計というか建材までオーディオの一要素となる割合がとても多くなってしまうため(”その部屋の音”みたいな割合が高まる)、狭い部屋で聴いている時には「これで大音量になれば」と思うほどありがたく無いものだったりします。
※確証は無いのですが「部屋が広くなればそれに比例してスピーカーエンクロージュアも大きなものに替えるべき論」はSPの容積と部屋の容積を狭い部屋の時と同じ比率に保とうって要素もありやなしやです。
一見部屋の広さだけの問題でそれほど差が出る事は無いと思っている方いらっしゃるかもですが、これは「狭い部屋の場合結果論でニアフィールドリスニングになるから」です。
(悲しいかなヘッドフォン再生に近づくって事ですね)
SPの近くで聴く分部屋の残響など付帯音は気になりません。
人間の脳は到達速度の早い方の音を優先するので単純化すれば「近ければ近いほど純度が上がる」って仕組みです。
その変わりメーカーはf特性(スピーカーの再生帯域の水平性:正確性)をスピーカーから1Mなどの距離でチューニングしていますからヘッドフォンと違いあまりに近過ぎれば再生バランスを失います。
ある意味一般家庭の再生の場合「6帖間再生」などが一番ローコストな上に癖なく鳴らしやすい環境なんですね。
オーディオマニアが再現無く高額な機器に凝ってしまう背景に「広い部屋における音量制限無しの環境で音を鳴らすことが難しいから」とも言えるでしょう。
(逆に言えば「たいした音で鳴ってない」)
又、長岡鉄じゃないですが大口径スピーカーの場合エージング(振動版のストレッチみたいなものです)には大音量で長時間必要なばかりでなく、高価で重量級のアンプ(電源が強力)は長時間のアイドリング無しには本領発揮しませんから、更に大変だこりゃな訳です。
■「考えてみればこの6帖間の再生はけっこういい音している」的な『6帖間の再評価』これはあっていいですね。
(所謂ミニコンにオーディオ的レベルを求めるのは意味違いますのでここは勘違い無く。最も安い部類でバラコンで揃える方が価格は同じでも遥かに音質は上です←最も大きな要素はスピーカーを選べない事と電源が分割されない事。)
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狭い部屋で大音量を出せずにストレスを感じている人少なくないと思います。
特にヘッドフォンで音楽を聴く事が多くなった昨今「自宅の音量に不満がある」ケースは更に拡大しているでしょう。
薄型TVの弊害による音質劣化も輪をかけているかもしれません。
やっかいな事にここでドルビー系のエフェクトかかった再生に手を出してしまうと『ラウドネス依存症』みたいなものが発生してしまいます、
これは(脳内にもイコライザーがあるため)辛いもの好きな人の辛さがエスカレートする現象に似ていて、言うならば”ドンシャリ音”に耳が慣れてしまう結果「現実の録音現場には存在しない誇張音じゃないと我慢できなくなってしまう現象」です。
※こうなってしまうと録音もドンシャリ効果を意識した音源も多いため(ポータブルオーディオなどの再生の多い音楽ファイルは事前にドンシャリで録音されるケースが多い)、聴くべき中音域で何が鳴ってるんだかわからなくなってしまいます。
(全部ダンスミュージックのようにに聞こえる)
前回エントリーの広い部屋狭い部屋の論議と重複するのですが「広い部屋の大音量再生」は質的意味で極めて難しく、部屋自体の設計というか建材までオーディオの一要素となる割合がとても多くなってしまうため(”その部屋の音”みたいな割合が高まる)、狭い部屋で聴いている時には「これで大音量になれば」と思うほどありがたく無いものだったりします。
※確証は無いのですが「部屋が広くなればそれに比例してスピーカーエンクロージュアも大きなものに替えるべき論」はSPの容積と部屋の容積を狭い部屋の時と同じ比率に保とうって要素もありやなしやです。
一見部屋の広さだけの問題でそれほど差が出る事は無いと思っている方いらっしゃるかもですが、これは「狭い部屋の場合結果論でニアフィールドリスニングになるから」です。
(悲しいかなヘッドフォン再生に近づくって事ですね)
SPの近くで聴く分部屋の残響など付帯音は気になりません。
人間の脳は到達速度の早い方の音を優先するので単純化すれば「近ければ近いほど純度が上がる」って仕組みです。
その変わりメーカーはf特性(スピーカーの再生帯域の水平性:正確性)をスピーカーから1Mなどの距離でチューニングしていますからヘッドフォンと違いあまりに近過ぎれば再生バランスを失います。
ある意味一般家庭の再生の場合「6帖間再生」などが一番ローコストな上に癖なく鳴らしやすい環境なんですね。
オーディオマニアが再現無く高額な機器に凝ってしまう背景に「広い部屋における音量制限無しの環境で音を鳴らすことが難しいから」とも言えるでしょう。
(逆に言えば「たいした音で鳴ってない」)
又、長岡鉄じゃないですが大口径スピーカーの場合エージング(振動版のストレッチみたいなものです)には大音量で長時間必要なばかりでなく、高価で重量級のアンプ(電源が強力)は長時間のアイドリング無しには本領発揮しませんから、更に大変だこりゃな訳です。
■「考えてみればこの6帖間の再生はけっこういい音している」的な『6帖間の再評価』これはあっていいですね。
(所謂ミニコンにオーディオ的レベルを求めるのは意味違いますのでここは勘違い無く。最も安い部類でバラコンで揃える方が価格は同じでも遥かに音質は上です←最も大きな要素はスピーカーを選べない事と電源が分割されない事。)
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