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「そういえば」な共有設備

2012年02月24日

これには設備的バックボーンが必用なので工事設置可能な業者さん限定の話になっちゃいますが、ここのところ外部ストレージというかバックアップ用のHDD環境などでうんうんやっておりまして(笑

「そういえば」と思った次第です。

DATAなどのバックアップは下手に外部HDDなどに保存するより各ポータルやプロバイダのオプションサービスにある『○○ドライブ』のような(所謂クラウド系の)保存領域が便利ですが、運用上の利便性が”通信速度に依存してしまう”のは説明の必要無いと思います。
ふと思ったんですよ、
インターネット回線系設備業者さんの営業FAXなどで時折見かける「接続条件も安くなります」的なアナウンスも時々あります。
(契約的な内容どうなっているのかなど詳細は私にもわからない部分あるのですが、マンションタイプをいちいち分岐して各人契約するより、現在の利用状況から見れば無線回線のアカウントにログインできるキーを提供するとかの方が遥かに便利でしょうね。)

てことはですよ、
ある程度の規模のマンションなどの場合「管理人室にRAIDでバッチリの汎用ストレージのモジュールを常設」して各室あたり1TBとかで提供とかすれば、これ使えるサービスになるのじないかとと思ったのです。
(更に大容量の場合には有料とか)
NASっぽい利用でコンセントのLAN端子で接続可とか、
(この辺になると技術的に私さっぱりなのでご容赦ください。)
集合住宅ならではの共有設備として(ちょっとグレード高いUPS電源とかも使えるでしょうし)かなりの合理的選択ではなかろうかと思います。
※技術的難度はわからないのですが、マジに中規模でレンタルサーバ会社のようなラインを別途構築するより各マンションの管理人室に小規模機材ハードを設置する方が安くあがるのじゃないかと、


貸主的にも”しばり”って表現はどうかと思いますが、
共有設備の利便性が高ければ高いほど長期契約や同じ運営会社のシリーズ棟を希望する可能性も高くなりますし(ストレージの引っ越しは勿論無料)、
何も殊更「バリバリにIT系の入居者」に限るサービスではありません。
高齢者向け的にも、某TVシリーズのような「1週間丸ごとTV番組の録画」なんてスケールになりますとHDDの容量半端無いだけでなく、外付けHDDには「遅延書き込みデータの紛失」なる技術的リスクっていうか問題点もあるので、そこいら辺の機器の接続簡単にできるとかあれば、個別に個人用で大きなサイズのHDDを別途購入する必用無いワケですし、それなりのアピールポイントにもなるのではなかろうかと、
(1Rのミニマルコンパクトともなれば余計なACアダプター1個でも「邪魔くさいなーもー」とかありますよね、)

マンションなどの共同住宅が必ずしも戸建占有に劣るという判断ではなくて(現在でも戸建よりマンション希望の方いらっしゃるかもですが)、今回の話じゃないですが共同住宅ならではの『合理的共有設備』はまだまだ開発の余地があるのではないかと思いますね。
考えてみれば高級タワーなんかも共有設備は「まだまだステレオタイプの域を出ない」と申しましょうか、必ずしも利用率が高いとは言えないと思うんですよね。
(現在ほとんど見られなくなった「共有ランドリールーム」もブラッシュアップによっては現代的可能性ある筈です。)



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posted by kagewari/iwahara at 20:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『数字と性能』って何でしょう

2012年02月17日

ちょうど先日の災害関連のエントリーでも振れましたが、原発の安全基準で「○○ガルに耐えられる構造なので大丈夫」みたいな性能論議がかえってリスクである点触れました。
問題点を挙げればきりが無いのです、
「構造設計と排管溶接部分含む内部プラントの強度は別物」
「電気機器などのボードやコンデンサーなどの半田付けの耐震性はどうなるのか」
(大きな揺れが出て初めてクラック入るものも当然在り得る)
「ヒューマンエラーだけでなく要員の召集が周辺のインフラ含む災害で確保できるのか(福島の第二の方に要員が十分揃っていたのは偶然だって話です)」
実施状況というか運用上のリスクは山ほどあって、
災害研究していれば『問題が起きる前提でその場合対処可能か』で考えるのが筋論だからです。
※原発の場合「爆発などがあった場合の対処」が絶望的な時点でアウツなんですよ。

ここは不動産におけるタワーマンションの是非にも関係する大きな問題点でもあります。
昭和の映画ファンなら誰しもご存知の映画に『タワーリングインフェルノ』があります。マックイーンとポールニューマンの豪華ダブルキャストも凄いことですが、なんといっても映画のスケールが凄かった。
この劇中消防隊隊長演じるマックーンが建築家のポールニューマンに語った台詞に「ビルの建て方を教えてやるよ」というのがあります。
建築家は事故が起きない数字的性能を考えるワケですが、
■実際に火災が起きた時に消防署にそれが消せるのかって事までは考えません。
(本来社会資本論的には管轄の消防署に特殊機器などを開発会社が収めるのが筋論じゃないでしょうか。←それがあるならですが、)
※又一般の方は『ホテル建築』等の場合一般的なマンションと建築グレードが違う事をご存知無い方もいるでしょう。

前回の確率論の話にあるように、我々が都市災害に遭遇する時「一般的には自宅の外にいる可能性の方が高い」事になるので、話を建築や耐震性に戻しているのは変じゃないかと思われている方もいらっしゃるかもですが、
今回のテーマは『数時信仰』みたいな話だと理解いただければと思います。
最近はプロの業者より設計上の数字に詳しいマンション好きな方も少なくないかもしれません(以前新築マンションの遮音性能問題で一般の方が数時交えて記事書かれている事例みたことあります)、
ここもですね「設計図や数時見たから何」って話では解決しない。。
 ↑
みなさんも化粧品からオーディオまでですね、
「スペックはスペック、実際のレヴューままた別」
日常生活でご存知なんですよ。
「数時と別個に実用上の性能は別にある」って、
(※PCなんかだとCPUの発熱を心配してあえてダウンスペックのCPUに換装する人までいるワケで。)

※建築なんてものは肝心要の数時は性能表示されてないとも言えます「何故一部屋あたりの壁芯計測占有重量」の数字がわからないのかって、前から思っているんですが。分譲マンションで最も基礎的な要素って「上物除く所有権の価格(公募価格でもいいでしょう)」「後は鉄とコンクリを購入」しているのであって、高い住宅ローンでどんだけのコンクリと鉄骨が買えてるのか不明ってのは無いでしょう。これじゃ何をどれだけ買ったのかわりません。(価格は印象じゃないのですから)

■実用上のテストで有名なのは米軍などのテストです(ミリタリースペック)。
実際旧IBM系のノートなんかだとこのテストを受けて性能表示のひとつとしていた事あります。
(現行モデルもXシリーズは継続しているかもです)
その軍においても実用テスト通過の更に上位の概念があります。
『パトルプルーフ』
そのまま訳せば「実戦での性能証明」でしょうか、
(※バトルプルーフの信用性からロシアのAKが高い評価だったり)
そんだけ試してわかる部分もあるっていうか、実用面でどうなのって「関連性の強い性能」は事前の数字ではまったくわからないのですよ。

建築の場合でもワンフロア占有型という限定的条件で遮音性の点で鉄骨造がRCに勝っちゃう例外事項も存在するワケで、
retourなどのブログで時折用いている『ナチュボーン』ってのも「後からわかった固有の性能」みたいなイメージです。
巷間伝わる『耐震性能』もそういった類の”数字”には違いが無く、実用性能は経験的と申しましょうか(年寄に聞けのような)ベテランなり経験あるプロの意見を”参考”に「戦術的に自分で選択する」ものだと思います。

(※この意味において「新築分譲」はその時点で”リスク込み”であることは避けられず、ガチガチに堅く販売するならば2年定期借家で一度格安に全室賃貸した後『バトルプルーフ表示』の付加価値をつけて販売という形の方が親切って事になります。)

考えれば考えるほどなかなか難しいテーマですね。


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posted by kagewari/iwahara at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『都市災害』に対する耐性

2012年02月11日

昨今マスメディアで盛んに取り上げられている東京直下型の災害報道ですが(勿論意図的に国民の関心を逸らすためという説もあります)、冷静に考えておいて間違いの無い話かと思います。

そもそも関東大震災は神奈川・静岡方面から太平洋に伸びる相模トラフによる地震ですから(確かに関東大震災では東京の被害が取り上げられる事多いですが)、現代社会における被災に対する都市計画的準備の中心は横浜を中心とする神奈川であったり(先般原発停止となった)静岡などを交えて論議する話です。
勿論細かな断層もあっての事かと思いますが、昨今の論議は活断層による直下型であった神戸の震災を連想させて報じられているような偏りも感じないでは無いですね。

不動産における被害という点では先般の東北震災時にも東京は相当に揺れましたがインフラを含めて地震による”直接”の被害は僅かで(関東大震災を受けて都市として耐震性に取り組んできたわけですし)建築的な「倒壊などの心配」はむしろ信頼性を増したたのでは無いかと思います。
東北震災においても建築物の耐震性の問題よりその後の津波被害により大規模な被害が発生してますから、「東京直下型の震災」というテーマからダイレクトに建造物の耐震性に話を持っていくのは本来あるべき対策とは違うと思います。
(不動産の資産価値に対する心配と言う点で言えば「むしろ液状化」の方ではないかと、)

神戸の震災でもそうなんですが、命に係わるなど最も強く危機管理が必要なのは『火災』であり、建造物内においては『家具の倒壊』です。
特に現代社会における東京においては「超高層建築物上層階の揺れ」など新しいテーマも含まれてきますが、一見地味にみえるこちらの対策こそが本命になります。
(住居の耐震性の心配以上に重要なのは都市計画含む街の防火延焼対策と言い切っていいと思います。)
又、冷静に災害ケースを考える場合「確率的に平日帰宅前」が高い事になりますから防災対策的優先順位は『帰宅対策や連絡手段』が上位になります。
(建造物の耐震性が優先項目として高くなるのは「退職した高齢者の方」「専業主婦の方」「自宅でペットを飼われている方」になります。)

勿論上記は確率的な話になりますが、実際に起こりうる可能性を考える場合優先順位は重要な項目です。
(今回東北震災による『原発事故』でたとえるのが一番わかりやすいのですが、”数字”には常に想定外は在り得るので、建造物の耐震性の数値に依存するのはむしろリスクの高い対策になるんだと思います。)
一見拍子抜けされるかもしれませんが、防犯グッズ的に『耐火金庫』などが伸びていない事の方が「報道などの論議が現実的な方向性より話題性に偏っている」証明です。極端な話『耐火収納』などの新製品が販売されていてもおかしくないのです。

■『都市災害』に対する耐性を冷静に考える時重要視すべきは『火災』『家具の倒壊』『超高層建築物上層階の揺れ(及びタワー難民)』『帰宅対策や連絡手段』であり、最も地味な対策は「区画整理や都市計画に対する協力」に他なりません。
(更に細かい事を言えば「火災保険などの細目チェック」です)

前提として東京においては建築物の倒壊を心配するあまりそちらにばかり目がいってしまうのは冷静な論議では無いのだと思うんです。
事前に「起こりうる可能性」を冷静に緻密に考えることこそが『都市災害』に対する耐性ではないでしょうか。



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posted by kagewari/iwahara at 21:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハチャメチャな経済政策の元ネタがこれとは、、

2012年02月08日

(今回は災害や耐震性などのお話を予定しておりましたがあんまりの話で”ニュース・報道”に差し合えとなっております。災害や耐震性は次回レポートとなります、ご了承ください。)

各所で『デフレ経済に増税』が小学生でもわかるアホ政策(倒産しそうな百貨店が商品の値上げをすると売り上げが増すと思うような話)だと書いてきましたが、
まさか本当にバカなんだろうかと結構シリアスに考えていたところ、

「なんだそうか」とトホホなネタバレがありました。

IMFの篠原副専務理事が「消費税15%」に言及
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120203/fnc12020319420015-n1.htm

(ハイもちろん財務省からの出向でしょう、、)


IMF財政局次長、消費税段階引き上げ「戦略として正しい」
国際通貨基金(IMF)のマイケル・キーン財政局次長は3日午後、都内で記者会見し、政府・与党が目指している消費税の段階的な引き上げについて「戦略として正しい」と評価した。消費増税については「(消費)需要に(マイナスの)影響があるとしても、信認回復のメリットとはかりにかける必要がある」と語り、財政再建の重要性を唱えた。


はーっ、、、
ここで去年のニュースでしたっけ、
思い出してください。

仏大統領選、本命失脚で社会党混乱 政敵・サルコジ大統領も国際的立場微妙に
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110516/erp11051620010007-n1.htm

(民主党小沢代表の置かれた立場も思い出してみてください、)
(サルコジが微妙も何も、、サルコジ援護射撃だったワケで←でこの人今フランスのデモで突き上げくっている緊縮財政・自由経済派というフランスの小泉みたいななんとやらで、)
※一個補足です、思い出せば自民党政権倒れる寸前(民主小沢代表時代でしたっけ)日銀総裁のホレあの人事の揉め事重い出してください、これは”逆の意味で似たような脈絡”だったのかもですね。

何が微妙かってね(笑
今(欧州破綻スキームでまたぞろ緊縮財政運営やってメルケルともども)微妙になってんじゃん。
(去年のストロスカーン逮捕は現在進行中の株主(外資)の意向による言うならば『欧州債券価格維持政策』の実行のためだったとかの話ですか?)


そーーですか、
「増税もアメリカ(GHQ)からの命令だったですか」というオチというか、、ネタバレというかね、一体どこまでこうなんでしょうね。
(「官僚が国連でワシントンやら米国大使館やらに行く」「マスメディアの報道部がワシントン帰りでニュースキャスターに」←このルートは黄金の某○○の影響下に入るコースだってのは既にネット世論では周知の事実です。)


半端無く脱力しますね。

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posted by kagewari/iwahara at 04:23 | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする