花粉症だけでなく、昨今の中国大気汚染報道など(或いは東京の場合道路近いと排ガスの汚れも目立ちます)マンションの管理規約や暮らし方的部分を超えて、洗濯物を屋外に干すって事が実利的に難しくなってきているかも知れません。
※木造アパートや戸建てはこれまでどおりの日本的暮らしで屋外干し問題無いと思います。←これは構造上都市計画用途指定的に低層住宅指定地域となるので排ガス云々や花粉関係の被害も少ない可能性あります。勿論立地によりけりなので商店街近くとかだと状況はマンション事情と似通ってきます。
■結論マンション問題的な意味合いが濃いかもですね。
話のくくりとしては『マンションと空気清浄機』というテーマでよかったかもしれません。昨今ベランダバルコニーでの喫煙がマナー的に禁止となるなど、他の事項的にもマンションにおける空気清浄機のニーズは高く、あくまで予測ですが今後開発されるエアコンってのは『空気清浄機能』の高さがひとつの性能基準になるかもしれません。
エアコンでも空気清浄機でのダイキンは強いので開発に困る事は何もないでしょう。
布団干し云々も布団乾燥機と、ダニなどのなんとかはジャパネットでお馴染みの布団掃除機のが高性能でしょう。花粉症の方なんかの場合下手に干すとかえって汚染されちゃいますから。
(東京においても放射性物質の問題が完全にクリアになっていないことも忘れちゃいけません)
ちなみに布団干しの習慣は戦前ノミダニシラミが多く現代とは衛生状態が全く違い、太陽の熱でノミダニが表面に浮き出たところを「布団叩きでたたいて落とす」ところが始まりであり、現代社会でそれを真似ても布団が痛むだけですよ。
ハイパワーな空気清浄機能付エアコンが一般化するまでマンションライフの方はどのように室内環境を考えるべきか。
いえいえ、窓を閉め切って暮らすべきとか言っているのではありません。
勿論気候のいい日に窓を開けるのは普通の事ですし、空気の入れ替えで雰囲気もフレッシュになるものです。←この場合もそこで室内に入る「問題ある物質」を空気清浄機により集塵するのが今後常識化するのではないかと推測しているワケです。
※ちなみに話は逸れますがこの点でも都市生活とミニマルコンパクトは符号していると思います。室内世容積が少なければ空気の入れ替えも光熱費も空気清浄機能も容易ですからね。
■そして『空気清浄』ってのは機械に頼らないといかんもんなんでしょうか。
ファン回してブンブン言うのもなかなかねぇ「家電ハウス」っぽくなります。
私はさっぱり詳しく無いのですが、観葉植物の中には空気浄化作用のあるものがあるようでして、これに以前紹介した事がある防臭タイルですか(煉瓦みたいな)、こういうのを掛け合わせて空気浄化エリアみたいなコーナーを造ってしまうのもありかもしれません。
(この話は愛煙家の方には力不足と思いますので、愛煙家の方はやっぱ家電的空気清浄機の購入をお勧めします。)
探してみるとそういうのあるんですね、
効果のほどはさっぱりわかりません(笑
現在価格:1万9千円
【全国送料無料】 ANDREA アンドレア 空気清浄機(ホワイト)
(チャレンジ精神で人柱的に購入される方はどうぞ)
考えてみれば、マンションでの生活が空気入れ替えはともかく窓を開けっ放しも難しいとなれば、視界に入る緑の環境も限定的となりますから、
観葉植物に詳しい人などの意見を聞いて、室内グリーン化を進めてみるってのも大胆な方法なのかもしれません。
→続きを読む
これから高まる空気清浄機のニーズを考える
2013年03月28日
『九段会館』
2013年03月18日
ちょうどretourの取材で九段下駅にいったものですから、前々からもう一度撮影しておこうと思っていた九段会館をじっくり撮ってきたという経緯です。
(それとは又別途に撮影した時もあるのですがこれは公開時期を逃してしまいまして、)
以前の取材はこちら、
九段下ビルから靖国神社へ(3)
http://kagewari-retour.seesaa.net/article/159286590.html
(上記レポート中に登場しています。)
現在の九段会館は先日の震災時の不幸な事故により営業停止中であり、今後の予定も定かではありません。権利関係がどうなっているのか私も詳しくは無いのですが(九段会館は靖国などと切り離して考えられない部分もあり)戦後その運営は財団法人日本遺族会が行っているのですが、所有権まで移転してないのか、今回の事故から建造物は強固でも大規模な内部造作の見直しが仮に必要なのだとしたら(勿論当時の意匠を温存してとなるでしょうから)『東京駅再開発』規模の話になってしまいます。
この辺は政府なりが間にたって修繕のための融資なり調整するべき建築物だと思うのですが、
まさか所有権が全くの民間に渡り取り壊し再建になってしまうような結論にはならないよう祈ります。(考えてみればこの辺の保守管理というか戦後からの経緯そのものがどこかその手法に考えるべき点があったのかもしれないですね。)
撮影時も(勿論私がカメラポーチからカメラを取り出す時に自分で触ったのでしょうけれど)カメラを取り出すと勝手にスイッチが入り「しっかり撮るように」と言われたような気もしました。
言うまでも無いことですが見事な建築です。
何せ九段会館などの中に入るような機会の無い人間なものですから(営業当時は外部からの来客的に利用できる施設あったのかもしれないですね)、内部の様子を私は知らないのですが外から見ただけでもその威風というか建築当時の物量投入の規模の凄さを感じます。
→続きを読む
(それとは又別途に撮影した時もあるのですがこれは公開時期を逃してしまいまして、)
以前の取材はこちら、
九段下ビルから靖国神社へ(3)
http://kagewari-retour.seesaa.net/article/159286590.html
(上記レポート中に登場しています。)
現在の九段会館は先日の震災時の不幸な事故により営業停止中であり、今後の予定も定かではありません。権利関係がどうなっているのか私も詳しくは無いのですが(九段会館は靖国などと切り離して考えられない部分もあり)戦後その運営は財団法人日本遺族会が行っているのですが、所有権まで移転してないのか、今回の事故から建造物は強固でも大規模な内部造作の見直しが仮に必要なのだとしたら(勿論当時の意匠を温存してとなるでしょうから)『東京駅再開発』規模の話になってしまいます。
この辺は政府なりが間にたって修繕のための融資なり調整するべき建築物だと思うのですが、
まさか所有権が全くの民間に渡り取り壊し再建になってしまうような結論にはならないよう祈ります。(考えてみればこの辺の保守管理というか戦後からの経緯そのものがどこかその手法に考えるべき点があったのかもしれないですね。)
撮影時も(勿論私がカメラポーチからカメラを取り出す時に自分で触ったのでしょうけれど)カメラを取り出すと勝手にスイッチが入り「しっかり撮るように」と言われたような気もしました。
言うまでも無いことですが見事な建築です。
何せ九段会館などの中に入るような機会の無い人間なものですから(営業当時は外部からの来客的に利用できる施設あったのかもしれないですね)、内部の様子を私は知らないのですが外から見ただけでもその威風というか建築当時の物量投入の規模の凄さを感じます。
→続きを読む
家財における予算配分
2013年03月12日
『高額所得者』誰しもが羨む言葉かもしれませんが、心理的には必ずしもそうでは無いのです。
なんと、構造的に「低所得がそう思うから『高額所得者』が羨望になる」んですよ。
理由は意外と簡単で、
(心理学的な背景骨子は自我スタンスの『抗(あらがう)』形式の成立有無になります。)
例えば洒落た机でも買おうと考えたとします。
通常は予算に限りがありますよね(笑
人はそこで考えるワケですよ。そしてやれ「あれがいい、これがいい、こっちのがいい」という思考が始まるのでありまして、そりゃ所得に余裕がっあったとしても最高のクオリティーを探すのは難儀でしょうから何も考えないとはいいませんが、考え始めるきっかけがその時興味のあるものだけになってしまいます。そこが貧乏だとですね「否が応でも考えることが多くなる」って話です。
主婦業なんかされている方の場合食材の仕入れで日常このきっかけを獲得しているのかもしれませんが、実のところここって腕の見せどころになったりもしますよね。『甲斐』には必ずしも好き好んで云々の事情は案外関係無いのです(サラリーマンの方などにおける仕事上の”甲斐”なんてほぼすべてが「否が応でも」の方だったりする筈です)。
はた目から見ると案外本人楽しげに見えたり場合によっちゃ自慢げにすら見えちゃうこの『甲斐』のネタバレは「否が応でも」なものだから→誰しも”気持ち的”には大変なワケで「高額所得だったらどんなに楽か」と思うんですよ(笑
なんというか一種のひっかけ問題みたいな話です。
(当人突然高額所得になっても意外な事に鬱になっちゃったりね、)
そんな話はともかく、
主題は『予算配分』です。
前段説明にあるように「予算配分しなくてはいけない事情」こそがですね、苦労はお金払っても買えとかのキモなんですから、配分によって高い効果を狙わないと面白くありません。
■みなさんご存じのマーケティング手法と申しましょうか
所謂部屋の内装における予算半分なんてものは「いかにも女性ウケ狙い」が正攻法とされてます。
(住居に関しては心理的事情から女性の方がお金を使う傾向にあり業界的には勿論ここをマークしたり雑誌記事などのステルスマーケティング駆使して不安心理を煽ったりあらゆる手段を使う)
「水回りを豪華に」>「しかし床含めて建具は新品交換であればコストの安いものでよい」
これも一種の『予算配分』ってものです。
しかし業者の狙いは「CP比高く(利潤率高く)賃料の高い部屋を設計する」事にありますから、
そのまんま乗っかっちゃえば「いろいろ比較してみたけれどやっぱり一番高い部屋がいいね」で終わっちゃいます。
(このルートから外れて実を取るタイプの人は「部屋に求めるものが漠然としたイメージではなく明快に○○な部屋」とターゲット(これも予算配分の一種です)が明快なんですよ。)
世の中にはうまいこと言う表現があるもので、
「一点豪華主義」
ここで前段の説明を一度戻ってもう一度読んでみてください。
例えばですよ、部屋探しの希望条件を「2口ガスコンロ設備」より「2口置ける方が上位」と考えてみましょう。実際のキッチンデザインとの兼ね合いもありますが、自前で洒落たガステーブルを持っていればですね自力で豪華水割りデザインを実現できてしまいます。
(この論理で言えば冷蔵庫電子レンジなどのキッチン家電に全力投入すれば「一点主義」以上の波及効果も大きい事になる。)
だとすれば「素性のシンプルな部屋のがいいな」とも転じる可能性もありますので、予算配分の重要度っての見ようによっては決定的な部分になります。
(※部屋探しや模様替えの時もそうですが「漠然とか総花的」ってのが一番効果も乏しいのにコストばかりかかるんです。)
■私はリビング・寝室派だ
1RストゥディオではなくってLDKなんて余裕の間取りにお住いの方なら、
「キモはソファーとTV関係のなんとか」となるでしょう(昨今所得に余裕ある人でもTV置かないとか普通に考えられてしまうのでTV置かない人の場合には「PC等」)。
1Rストゥディオ系の方であれば部屋機能としては寝室キャラなので「ベッドと卓袱台か椅子」となるでしょう。
和室の1DKだけどな人には(勿論寝室キャラなので)「どうやって部屋の美観を損なわない万年床乃至和室に似合うベッドを考えるか」がキモでしょうし(和室の場合リアルウッドの卓袱台はデフォかと)、
全てのケースで要注意は
「べニア板のカラーボックスとミニコンポは大概にしようね」かと思います(笑
(昨今質のいいカラーボックス的収納は大変安く入手できるところなのに、いきなりべニア板に化粧シート張りのカラーボックスじゃ考える手抜き以外の何物でも無い。オーディオ環境も昨今はMP3プレーヤー直差しなんかで質のいい小型オーディオあります。←かなりマシ)
実は部屋のキャラを取り違えるとその選択もばらついちゃうんですよね。
この場合も”気持ち的”にはわかるんですが(私なんぞもその一人でしてどう見ても不釣合いなバラコンが置いてあります)、
どう考えても寝室系の部屋とその広さなのにリビング的内容を求めてしまったり、
リビングなのに寝室万年床的空間(楽ですからね〜)を求めたりするとですね、予算も配分しようが無くなってしまいます。
→続きを読む
なんと、構造的に「低所得がそう思うから『高額所得者』が羨望になる」んですよ。
理由は意外と簡単で、
(心理学的な背景骨子は自我スタンスの『抗(あらがう)』形式の成立有無になります。)
例えば洒落た机でも買おうと考えたとします。
通常は予算に限りがありますよね(笑
人はそこで考えるワケですよ。そしてやれ「あれがいい、これがいい、こっちのがいい」という思考が始まるのでありまして、そりゃ所得に余裕がっあったとしても最高のクオリティーを探すのは難儀でしょうから何も考えないとはいいませんが、考え始めるきっかけがその時興味のあるものだけになってしまいます。そこが貧乏だとですね「否が応でも考えることが多くなる」って話です。
主婦業なんかされている方の場合食材の仕入れで日常このきっかけを獲得しているのかもしれませんが、実のところここって腕の見せどころになったりもしますよね。『甲斐』には必ずしも好き好んで云々の事情は案外関係無いのです(サラリーマンの方などにおける仕事上の”甲斐”なんてほぼすべてが「否が応でも」の方だったりする筈です)。
はた目から見ると案外本人楽しげに見えたり場合によっちゃ自慢げにすら見えちゃうこの『甲斐』のネタバレは「否が応でも」なものだから→誰しも”気持ち的”には大変なワケで「高額所得だったらどんなに楽か」と思うんですよ(笑
なんというか一種のひっかけ問題みたいな話です。
(当人突然高額所得になっても意外な事に鬱になっちゃったりね、)
そんな話はともかく、
主題は『予算配分』です。
前段説明にあるように「予算配分しなくてはいけない事情」こそがですね、苦労はお金払っても買えとかのキモなんですから、配分によって高い効果を狙わないと面白くありません。
■みなさんご存じのマーケティング手法と申しましょうか
所謂部屋の内装における予算半分なんてものは「いかにも女性ウケ狙い」が正攻法とされてます。
(住居に関しては心理的事情から女性の方がお金を使う傾向にあり業界的には勿論ここをマークしたり雑誌記事などのステルスマーケティング駆使して不安心理を煽ったりあらゆる手段を使う)
「水回りを豪華に」>「しかし床含めて建具は新品交換であればコストの安いものでよい」
これも一種の『予算配分』ってものです。
しかし業者の狙いは「CP比高く(利潤率高く)賃料の高い部屋を設計する」事にありますから、
そのまんま乗っかっちゃえば「いろいろ比較してみたけれどやっぱり一番高い部屋がいいね」で終わっちゃいます。
(このルートから外れて実を取るタイプの人は「部屋に求めるものが漠然としたイメージではなく明快に○○な部屋」とターゲット(これも予算配分の一種です)が明快なんですよ。)
世の中にはうまいこと言う表現があるもので、
「一点豪華主義」
ここで前段の説明を一度戻ってもう一度読んでみてください。
例えばですよ、部屋探しの希望条件を「2口ガスコンロ設備」より「2口置ける方が上位」と考えてみましょう。実際のキッチンデザインとの兼ね合いもありますが、自前で洒落たガステーブルを持っていればですね自力で豪華水割りデザインを実現できてしまいます。
(この論理で言えば冷蔵庫電子レンジなどのキッチン家電に全力投入すれば「一点主義」以上の波及効果も大きい事になる。)
だとすれば「素性のシンプルな部屋のがいいな」とも転じる可能性もありますので、予算配分の重要度っての見ようによっては決定的な部分になります。
(※部屋探しや模様替えの時もそうですが「漠然とか総花的」ってのが一番効果も乏しいのにコストばかりかかるんです。)
■私はリビング・寝室派だ
1RストゥディオではなくってLDKなんて余裕の間取りにお住いの方なら、
「キモはソファーとTV関係のなんとか」となるでしょう(昨今所得に余裕ある人でもTV置かないとか普通に考えられてしまうのでTV置かない人の場合には「PC等」)。
1Rストゥディオ系の方であれば部屋機能としては寝室キャラなので「ベッドと卓袱台か椅子」となるでしょう。
和室の1DKだけどな人には(勿論寝室キャラなので)「どうやって部屋の美観を損なわない万年床乃至和室に似合うベッドを考えるか」がキモでしょうし(和室の場合リアルウッドの卓袱台はデフォかと)、
全てのケースで要注意は
「べニア板のカラーボックスとミニコンポは大概にしようね」かと思います(笑
(昨今質のいいカラーボックス的収納は大変安く入手できるところなのに、いきなりべニア板に化粧シート張りのカラーボックスじゃ考える手抜き以外の何物でも無い。オーディオ環境も昨今はMP3プレーヤー直差しなんかで質のいい小型オーディオあります。←かなりマシ)
実は部屋のキャラを取り違えるとその選択もばらついちゃうんですよね。
この場合も”気持ち的”にはわかるんですが(私なんぞもその一人でしてどう見ても不釣合いなバラコンが置いてあります)、
どう考えても寝室系の部屋とその広さなのにリビング的内容を求めてしまったり、
リビングなのに寝室万年床的空間(楽ですからね〜)を求めたりするとですね、予算も配分しようが無くなってしまいます。
→続きを読む