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英国の不動産関連報道から日本の今後を考えてみる

2013年10月24日

イギリスの不動産バブル関係の断片的な報道なんですが、
英国で住宅価格急上昇
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/market/post_51923
不動産バブルへの懸念拡大=住宅政策の副作用−英
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013102000120

【ロンドン時事】長らく続いた景気低迷を脱却した英国で住宅価格の上昇が加速、8月には過去最高を更新した。背景として指摘されるのが、イングランド銀行(英中央銀行)の超低金利政策と政府による住宅取得促進策の副作用。政策効果は今後さらに強く表れてくる見通しで、「不動産バブル」への新たな懸念が拡大し始めている。
 英国民統計局が発表した8月の平均住宅価格は24万7000ポンド(3900万円)と過去最高を記録。特に今春からの価格上昇が著しく、伸び率は前年同月比3.8%と2年10カ月ぶりの高水準に達した。こうした急速な動きに英中銀のウィール金融政策委員も議会証言で懸念を表明。大和総研ロンドンリサーチセンター長の菅野泰夫氏は、「景気回復を考慮しても危険なペースで、『バブル』は否定できない」と警告する。
(時事通信:2013/10/20-17:07)

そもそも英国の不動産需要の質的部分は日本とは大きく違うものだとの事です。
以下の論文もなかなか参考になります。
イギリスにおける住宅
京都産業大学 文化学部国際文化学科 笠原 薫

http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~konokatu/kasahara(10-1-27)


そもそも英国では他欧州諸国同様に「築100年とか当たり前で値段も下がらない」的な中古住宅流通が常識なバックグラウンドがあり、且つ「若い時から数回買い替えしていくスタイル」であるようで、20代か区分所有型の持家を購入するのも珍しく無いのだそうです。
この辺を端的に見れば「最後に購入するコンパクトな部屋」さえ購入すればそれ以前の住居は事実上(住み替え転売によるのだから)間接的賃貸と同様で日本のように賃貸流通が高度に発展している場合「高齢になる前にコンパクト住居を購入できればそれまで賃貸で必要に応じて引っ越しするのがクレバー」という意味になります。

前述のリンク京都産業大学の論文ですかね、その記載読んでいただければ日本の賃貸において時々見受けられる「改装希望」などとの関係をポイントにされる方いるかもです。
なんですけれど、この点も国なり地域行政がきちっと法令化すれば十分可能な部分があるんですよ。
■賃貸管理上(絶対では無いのですが)、概念として「税法上の室内造作減価償却に応じて借主の原状回復義務は変動する」ってものがあります。
ザックリ言えば10年暮らせば室内造作に関して原状回復義務があっても額面が0に近づくという意味です。(回復べき資産価値が経年変化で消滅しているため)
この辺をですね、国交省なり地方行政の条例などでうまいこと整理すれば「契約後更新し10年間の特約となるなら原状回復無いのだから一定の範囲でで改装してもよい(途中解約の場合の回復義務も明記)」のような「定期借家では無いがそれ的なもの」を法的に明文化できれば、家主さんの方も「10年特約相談可の部屋は現状渡しでもよい」と考えますから賃料安めの契約だって想定可能になります。
地域の工務店さんもそっち方面の仕事がユーザ直の依頼で増えるのがそれこそ”建設的需要”ですよ。

話をイギリスのバブルに戻しますけどれど、
重要なのは『需給バランス』であって、金融政策的な”市場性の一時的見掛け需要による価格高騰”はもうその段階でバブルなんですよ。人口増のファンダメンタルあれば別ですれど、
ましてや、不動産バブルによる開発を経済成長率のテコ入れ要素的に考えているのであれば、もう確信犯的な短期的市場介入と違いが無いってかですね、不動産インタゲっていうのかその状況で買わされちゃうって事はですよ(バブル=将来値下がり確定ですから)人生設計的なレンジで見ればそのまんま「不良債権掴まされているのと同じ」になります。←だから政策的問題になっているのでありまして。
(特に背景考えれば英国バブル問題はその後予定されている住み替えをできなくしてしまうって結論になる。)

日本の場合は「すわ開発」となってしまう悪癖がなかなか直らないというか、、
賃貸関連の法的整備が遅れているってかやはり軽視されているんでしょう(言ってもどこにも利権的なもの出てこないからうまみが無いって事なのかな)。
日本のニュースではありませんが、いろいろ考えさせてくれるトピックですね。


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posted by kagewari/iwahara at 16:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

win8がwin8.1へアップデート

2013年10月19日

皆さんご存知かと思いますが、win8の8.1アップデートが可能になってます。
この8.1アップデートですが通常のWindows Updateから自然にアップデートされません(笑
何故なんでしょうかね。
それはともかくスタート画面のストアから8.1アップデート可能になってます。
私は例のwin7風にするという奴では無く、ネットの親切な方提供の「shutdown.vbs」でシャットダウンアイコン出して使っていましたが(使い勝手はshutdown.vbsのがよかったかも、、)8.1となりなんと言いますか『スタートアイコンもどき』が実装されましてタスクバー回りなども整理できました。(噂の「起動時スタート画面では無くデスクトップに即起動する」とかのはタスクマネージャーで設定できます。)


台風もくる秋冬という冗談みたいな天候続いてますが(今週水曜あたり27号くるらしいです)、この時期にOSの大きなアップデートあると冬支度の一環であるかのような錯覚となります。
まだ断熱ネタには早いかと思いますが、今年も窓の断熱関係新しい挑戦などしてレポートの予定です。夏もそうですが冬の光熱費バカになりませんから、寒さが本格化する前に断熱関係の工夫も終えておきたいものです。
それほど遠く無い将来これはレポートします。

■さてwin8.1に戻りますが、小ネタ的情報としてはエクスプローラーで「QTTabBar」利用のみなさん、私だけかも知れませんがアップデート後タブ表示が別ウインドウ表示になってしまうなど?何か動き怪しくなりました。果たしてこのやり方だけでいいのかわからないのですが私の環境では「QTTabBarオプションで設定を一度デフォルトに戻す」でなんだか解決しましたので参考になれば。
(リビングマシンとかではそれほど必要度高いとは思いませんが、仕事用マシンとなると「QTTabBar」は「Everything」とともに何かと便利なフリーソフトなのでご利用の方も多いかと、)

しかしタブレット関係無いPCユーザとしてはアップデート時にもいちいちMSアカウントとか聞かれるのは正直面倒ってか「必要かこれ」とか思ってしまいます。
とわいえ、win8.1は別販売になるかもって話もあったとろこで既存ユーザは無料でアップデート可能となって点は評価できるのではないかと思います。
(ぶっちゃけ使い勝手はwin7のが上ですから、win7のサポートってのもアナウンスされている期間がまたXPの時みたいに伸びるかもですね。慣れればwin8決して悪くは無いんですが痒いところに手が届かない感は8.1アップデートしてもあんまし変わりませんわねww)


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posted by kagewari/iwahara at 17:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アベノミクス迷走開始か

2013年10月09日

麻生氏はわかっているんだと思います。
金融政策でインフレターゲットやって(これ確実に成功すると企業の内部留保資金の投資性向が高まる)設備投資が回復してくれば、呼応するように財政出動やって(まーねばら撒く先はできるだけ効率重視していただきたいが)景気の底上げをする。
本来消費税そのものは少々増税しても問題無いのだけれど、日本の企業の大半を占める中小零細にはコストダウン圧力となり経済が縮小均衡するベクトルに乗るから「マズイでしょ」と言っているのであって、大規模財政出動で所得増を確定させるでるとか所得分配を確定させるだとか、公共投資関連で国内需要増を確定させるって手法が有効なんだが、
甘利経済再生担当相は肝心の経済わかっとるのかねという状況で、、
(専ら法人税減税は安倍氏の指示という話なのでこの点所謂ジャパンハンドラー的な何かも知れませんが、)

インタゲの最も大きな狙いが「黒字企業の内部留保をタンス貯金的状況から吐き出させる」ってところに主眼あるのに(納税可能な黒字企業=内部留保可能なのに)法人税減税にどこの意味があるのかって話です。
(※そもそも経団連所属企業で赤字で法人税収めてないのが多数だってのに)
前述括弧書きのとおりで、赤字できゅうきゅうとしている中小零細企業には何ら恩恵が無い。

だからインタゲと絡めて政策化されようとしていたのは「設備投資減税」だったのであり、
それでよかったんです。後は麻生氏得意の「財政出動」の腕力期待でって話だと思ったんですが、

(※不動産は需給バランス的に供給過剰なんで住宅ローン減税系の景気対策は不要に思います。それからいい加減に超長期住宅ローンを(=サブプライム)規制すべきでしょう。←忘れちゃ困りますがバブル崩壊をトリガーに日本のデフレは始まったんですからね。供給過剰による値下がり圧力を抑えるのが筋で目先の不動産開発促進による景気回復ってのは”潜在的なデフレ政策”になってしまう事を忘れては困ります。)

■ちょっちヤバい信号でてきましたかね。
繰り返しますが、消費税の3%程度の増税は低所得者層にはそれほど困らないっていうか(困らないことは無いけれど)「縮小均衡で吸収できる」んです。=税収増にはならない。
ぶっちゃけエンゲル係数の3%縮小、
キューピーマヨネーズが以下プレスリリースしてますが、
「キユーピー マヨネーズ」 容量を変更
500gを450gに変更します

http://www.kewpie.co.jp/company/corp/newsrelease/2013/44.html

この手法を各企業がとってくれれエンゲル係数の高い低所得者層は十分増税に対抗できます。
他企業も勿論同様の方法(同パッケージで内容量を少し減らす)実行してますし、拡大もするでしょう。←少子高齢化社会=小容量化がトレンドだしヘルシーだみたいに。
(つまり低所得階層は消費税増税に対して戦う事が可能>重要な事は財務省の思惑に反してという点)▲消費税ってそういう意味の(自主的に消費行動で節税できる)税制ですから。

ですから、企業法人がこの縮小均衡に入れば「デフレの復活」になっちゃうでしょって小学生でもわかる話になるので、「消費税増税やるのも結構だが(勿論本来今増税すべきではないのが正論)、デフレ誘導政策にならないように」って注釈付きなんですよ。
経済全体のファンダメンタルとして「インタゲやるから設備投資して」=「設備投資に見合う需要政策するから」ってのは必須の組み合わせで、
法人税減税やっている場合じゃ無いんですってば、、これ(企業の内部留保も一因である)デフレ期の経済政策にならないです。
(将来税制の抜本見直しで手を付ける事まで止めはしませんが←法人税減税は安定成長継続期の”産業政策”であって、デフレ期の景気対策じゃありません。全く効果が無いばかりか下手すると悪循環化のトリガーになります。そもそも労使関係的にも現代社会はベースアップとかの方向では無いので企業収益が自動的に所得分配されるファンダメンタルはもう無いんですから。)
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posted by kagewari/iwahara at 08:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『戸建志向心理』

2013年10月03日

図面資料に対する人気という点で「大穴狙いの戸建て賃貸」は常に人気というか、「そんなのあるの」的な珍しさもあるんでしょうけれどやはり人を惹きつけるものがあります。
プライバシー優位性がダントツで大きいというのもありますし(マンションといえども所詮共同住宅であり最高級マンションが建築モデルとしてホテルを想定しているなど本来ジャンルが別なものまで一律にマンションとなっているのがいかんのですが)、長期契約を前提に暮らしを考えやすいって部分もあるのではないかと思うんです。
具体的に根拠があるワケでは無いのですが、ここまさに心理学で実家のイメージが投影されているのか「アパートやマンションと違い戸建賃貸だと一生暮らせる感覚ある」っていいますかね、そう思わせる何かがあります。
実際不動産的見解としても「そこになぜ戸建てがあるの」的ビヘイビアがあるのでありまして(土地権利であったり接道状況であったり)容易に建て壊せるものならとっくに壊している筈ですから=建物として終わるまでそこにずっとあるかもな佇まいが戸建てにはやはりあるんですね。

ゆえに、今後何回も引っ越しするかもと考えている人には「情報見るのは面白いけれどいざ自分が引っ越すとなるとやはりマンションかな」だったりじゃないでしょうか。
(情報取得のカウントのわりには実際に引っ越し候補です的話になる事は少ないような気がします。)
■retourブログでは取材できませんでしたが(取材に関しては一定の自主規制もあるので)、
以前見た資料に『赤坂1DK平屋戸建』ってのがありましたよ(笑
賃料幾らだったかな〜確かその時上限8万5千円で調査していたと思うので、9万以下であったのは間違いなかったかと。
まず二度とそういう機会無いと思いますが(レア度高すぎ)、勿論浴室はバランス窯で和室6帖に縁側となってましたが、庭的部分が整備されているとは思えませんし周囲は高層住宅で「本当の意味での日当り」も悪かったのではないかと想像しますが、そのレア度だけで買いですよね。←これ聞いただけでそこに住んだら何か予想もしない面白い人生が始まるかもしれない雰囲気を感じない人いないでしょう。
こんな時の想定も、イメージは戸建だけに「長期契約」になると思うんですよ。

実際東京在住者は自分の取得も変遷しますし世帯そのものが変わっていく場合も珍しくないのでありまして、何やかにやと引っ越し避けられないところありますが、誰だってね〜「めんどくさい」じゃないですか(笑
この家でずっと暮らそうかなと思える部屋があればそれに越したことないワケですよ。
長期契約になれば、室内造作も減価償却しますんでぶっちゃけ「解約時の原状回復無しですよね」の交渉も可能になってきます。いいことずくめです。
(※勿論確約はできませんが、契約10年選手ともなれば上記の減価償却じゃありませんが室内造作が経年変化で自然損耗してくるわけで、費用折版で改装の相談だとかも大家さんと自然にできる場合も少なくありません。)

たとえばの話ですが、
■シングルでも30u以上で2間ぐらいある賃料の安い部屋を(2間あれば9割以上二人入居も可)、通勤利便性マルチな立地で契約できれば少なくとも10年は安泰でしょう。そんぐらい広いと木造アパートでもワンフロア占有みたいなタイプも出てきますし、テラスハウスという名の昔の長屋(笑、なんてのもときたま出てきたりするんですよ。
それを8万ランクであるのかって聞かれれば流石に厳しいけれど、なんかこう必ずいつかは’引っ越ししなければならないような20uランクだけれど5千円安い洒落たマンションとかより心理的にも楽なのじゃないですかね。
いかにもな東京の賃貸生活のイメージから外れるかもしれませんが、
ストレス多い生活だったりしますから、広くて安い部屋が都内の珍しい場所に無いだろうかなんて考えてみるのもアリだと思いますよ。
レア度的に物件固有の特性が大きくなるので「この辺ならありますよ」みたいな話はできませんが、表参道や六本木にだって木造アパート余裕でありますからね。

●『住まいの心理学』的に押している『都心ミニマルコンパクト・マンション』と真逆の選択になりますが、作戦としての入り方が戦術的に逆さまってだけで「気ままな賃貸生活」って狙いは同じだと思いますよ。


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posted by kagewari/iwahara at 23:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする