オートロックがそうであるように、TVモニター付きインターフォンにも実質的な防犯性は限定的なものであり、「その性能が最大に発揮されるのはプライバシー管理能力」です(既に当該人物が玄関前にいる前提で明らか)。
しかし防犯性には「実質的防犯性」と「心理的防犯性」二つの側面があり、
特に日本のように治安のファンダメンタルがインフラ並みに機能している社会の場合、プライバシー管理に重きのある心理的防犯性機能の意味は大きいと考えられます。
性能的には録画機能付きのものが上位機種となりますが、
そこは必要に応じて携帯やスマホなどの録画論音機能を使えばいいでしょうから、一般的な機種であっても機能的には十分でしょう。
■私が知る賃貸に限らず分譲も含めての共同住宅における防犯問題と言えば、防犯カメラがあっても管理会社はプライバシー保護に関わる事項であるため、警察から正式な捜査令状が無い限り公開されない場合があるなど「心理面における(主として軽犯罪や迷惑行為などの)防犯性には若干ズレている」部分もあるのです。
この点自室に備えたTVモニターであれば、気になった時など戸外の様子を確認することできますし、謎の訪問販売や勧誘の人物がわけのわからない理由でどうにかドアを開けさせようとするような行為を未然にストップできます。
(ある意味居留守によるお断りも使いやすいですよね。)
便利な自前の防犯カメラになるって事ですね。
技術的にはそれほどたいしたものでは無いのですが(笑
いかにもな防犯カメラを設置するのもアレですし、
そもそも怪しげな防犯カメラ機材を購入する事自体、怪しい人物と勘違いされ兼ねません。
購入する上でも用途はっきりしてますから安心です。
(※賃貸で自主的に設置したい場合も許可が得やすい機材のひとつ。)
■昨今の築浅賃貸物件ではデフォルトの設備になりつつあるTVモニター付きインターフォンですが、今後更に機能拡張する可能性もあるように思いますね。
例の(米国での先行実験はどうだったでしょうね)「暗証入れると玄関ドア開閉する宅配ロック機能」だとか(これは別途室内側にもカメラが必要になりますが)、
居留守モードを設定すると、ピンポン鳴る前から感知センサーでライトが点滅だとか、
自動音声返信モード機能もアリかもです。
AI的発展性もあるギミックのように思います。
「顔識別キー」なんてのも出てくるかもですし、
或は、特定人物を識別させ当該人物が近づくと「”ライト点滅でお知らせ”か”自動録画”が選べる」なんてのもあると更に機能拡張するでしょう。
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ミニマルとスローワーカーは同義語かも知れない
2018年02月01日
昨今よく聞く”ミニマリスト(極端に家財の少ない生活)”と、このブログで推奨している住居における『ミニマルコンパクト』は違う概念ですが、全く相反するものではありません。
そこの接点といえばスローワーカーやノマドなのかも知れません。
ひょっとしてどこかで別の言葉で概念化されるのかも?
思うに事の始まりは「断捨離ブーム」だったのではなかろうかと。
私は経験ありませんが、ネットのログを追ってみると「やりだすと捨てる度に達成感のような高揚もある」なんて話をみつけました。
●「案外そうかも」と思ったのですよ。
不動産の現場では「引越しを気に家財も整理」よく耳にします。
(勿論その反対「家財が多いので○○平米以上はマストです」もあります。)
昨今の”ミニマリスト”な生活には、
全部が全部じゃないと思いますが「食費・光熱費もコンパクトに」みたいな部分も含まれてきているようで、
そこに話が及べば、このブログでも推奨している『ミニマルコンパクト』にも接点が出てきます。
だとするなら(=所得もコンパクトでもよいわけですから)、
ライフスタイルとしてのスローワーカーやフリーランス系ノマドなどの生活様式との一致性高くなってきますよね。
■やはり住居における『ミニマルコンパクト』がそこを繋ぐコンセプトだと思ったのです。
何故なら『ミニマルコンパクト』の大前提が「狭い=環境悪いでは”無い”」ところですし、
(※茶室云々論や、近代建築のモデュロール論などなどを参考に)
「快適な都会生活の選択肢のひとつ」としての提案です。
時代はAI化による「労働時間短縮」への道を進みだしています。
政権の働き方改革や(失敗に終わったと言われている)プレミアムフライデーもそうです。
ものは考えようで、
↓
●「暮らしの生産性」と考えた場合
”ミニマルな概念”は、含み所得的意味さえ持ちます。
(私、これを冗談で「マイナス所得」と呼んだりしておりますが)
所得の少ない仕事をしなければならないなんて意味では”無く”ですね(笑
レスポンスとして、
”ミニマルな概念”を実現すると、所得に関係が無く生活の質を選択できる強みをもつため、仮に偶然所得が大きい場合、トンデモの貯蓄も可能になります。
実はこの意味はそこに留まらないのです。
仮にレバレッジなどの危険な投資では無く、少額安定投資の利回りでも必要所得に対する比率が「何をやってもレスポンスとして大きい」ことになりますから、選択性や自由度が高くなるんですね。
まだまだ現在進行形の話なので、今後の展開はわかりませんが、
これちょっとアリな話なのではなかろうかと、
不動産の現場から考えると、(潜在的に地方移住の需要は高いとされているが)地方の不動産環境が「地価の安さもあってどの物件も広すぎる」という部分にも話が及ぶのかも知れません。
『ミニマルコンパクト』は都会の合理性で始まった概念ですが、
基本性能は都会で無ければいけない理由ありませんから。
この動き、今後も注目してみたいと思います。
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そこの接点といえばスローワーカーやノマドなのかも知れません。
ひょっとしてどこかで別の言葉で概念化されるのかも?
思うに事の始まりは「断捨離ブーム」だったのではなかろうかと。
私は経験ありませんが、ネットのログを追ってみると「やりだすと捨てる度に達成感のような高揚もある」なんて話をみつけました。
●「案外そうかも」と思ったのですよ。
不動産の現場では「引越しを気に家財も整理」よく耳にします。
(勿論その反対「家財が多いので○○平米以上はマストです」もあります。)
昨今の”ミニマリスト”な生活には、
全部が全部じゃないと思いますが「食費・光熱費もコンパクトに」みたいな部分も含まれてきているようで、
そこに話が及べば、このブログでも推奨している『ミニマルコンパクト』にも接点が出てきます。
だとするなら(=所得もコンパクトでもよいわけですから)、
ライフスタイルとしてのスローワーカーやフリーランス系ノマドなどの生活様式との一致性高くなってきますよね。
■やはり住居における『ミニマルコンパクト』がそこを繋ぐコンセプトだと思ったのです。
何故なら『ミニマルコンパクト』の大前提が「狭い=環境悪いでは”無い”」ところですし、
(※茶室云々論や、近代建築のモデュロール論などなどを参考に)
「快適な都会生活の選択肢のひとつ」としての提案です。
時代はAI化による「労働時間短縮」への道を進みだしています。
政権の働き方改革や(失敗に終わったと言われている)プレミアムフライデーもそうです。
ものは考えようで、
↓
●「暮らしの生産性」と考えた場合
”ミニマルな概念”は、含み所得的意味さえ持ちます。
(私、これを冗談で「マイナス所得」と呼んだりしておりますが)
所得の少ない仕事をしなければならないなんて意味では”無く”ですね(笑
レスポンスとして、
”ミニマルな概念”を実現すると、所得に関係が無く生活の質を選択できる強みをもつため、仮に偶然所得が大きい場合、トンデモの貯蓄も可能になります。
実はこの意味はそこに留まらないのです。
仮にレバレッジなどの危険な投資では無く、少額安定投資の利回りでも必要所得に対する比率が「何をやってもレスポンスとして大きい」ことになりますから、選択性や自由度が高くなるんですね。
まだまだ現在進行形の話なので、今後の展開はわかりませんが、
これちょっとアリな話なのではなかろうかと、
不動産の現場から考えると、(潜在的に地方移住の需要は高いとされているが)地方の不動産環境が「地価の安さもあってどの物件も広すぎる」という部分にも話が及ぶのかも知れません。
『ミニマルコンパクト』は都会の合理性で始まった概念ですが、
基本性能は都会で無ければいけない理由ありませんから。
この動き、今後も注目してみたいと思います。
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