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NPO『HOW's』(活動停止)元心理部門コンサルタント(東京カウンセリング責任者)
有)retour東京』web部 『Kagewari精神分析相談事務所』運営責任者
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香港デモの背景に「不動産価格の高騰」があるようです

2019年09月30日

わかりやすく言えば、
中国共産党の裏金が集まるとも言われる香港金融界ですが、
その関係もあってなのか、
香港の不動産もバブルとなり(雨傘革命以前から)カタギの学生には全く将来の絵が描けない状況にあり、

デモのスローガンにも
「ベッドひとつしか置けない部屋に暮らしている私達が、共産党の思想収容所の独房を恐れると思うのか!!」
みたいなんがあるそうです
(故に彼らは、西欧社会の香港政府に対する経済制裁も支持している)

■この辺の論議は(ちょっと角度が違うんですが)
米国のシリコンバレーIT業界にも関係しておりまして
トランプ景気だけでなく、膨大なチャイナマネーが入っているシリコンバレーはバブル並みに不動産価格が高騰し(ネット業界なら周辺に住まなくてもいいだろうにww)
年俸うん千万とかの高給取りでも、賃貸住宅の家賃が月100万200万に及び、日本で600万前後のサラリーマンやってた人が「ひょっとしたら日本にいたころのが生活に余裕あった」なんて話に及んでいる状態で、

「所得格差とグローバリズム的経済の拡大」←この現象がトリガーとなる”歪な何か”が不動産バブルとして目に見えているってことなのでしょう。

※言うまでも無く、グローバリズム覇権主義の代表選手がchainaである


■欧米先進国は香港を援助したいのはやまやまなんですが
これといった手法も思いつけない
(国際法的枠組みは中国の内政問題ですから)
結局中国共産党本体を叩くことが”急がば回れ”なのかなと、

現在の香港を北京はシンセンIT地区と合体させ「シンセン・香港特区」という図式で中国経済覇権の中核に据えようとしています(微妙にこの地域が江沢民派のシマなので習近平はそれでいいのか?など謎を残しますが)。

いやいやいやいやいや

話し戻りますが、
ネット社会になって(ほとんどの仕事が自宅SOHO可能な今)不動産かよって
※これって「逆説的に『地政学』的戦略の一部崩壊」の筈なんですよ
※地域を固定化する要因のひとつである”流通”にも今後さらなる革命的変化起きる可能性もありますし
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posted by kagewari/iwahara at 16:50 | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

”2階以上”(1階NG)にはあまり意味が無い

2019年09月26日

巷でよく知られる”2階以上”の記号は想像するに防犯性を意識したものだと思います。
確かにご実家などの戸建てを前提に考えれば空き巣の侵入経路は主としてベランダというか庭に面した掃出し窓の部屋となるでしょう(というか書いてるしりからですが「窓は掃出しより腰高のが防犯性高い」ことが推定されます)。

その関連でよく似たロケーションとなる共同住宅1階の防犯リスクをイメージする人もいるのだろうなと思いますが、
■そもそも警視庁統計などによると
・室内侵入窃盗などの犯罪は戸建てが共同住宅の4倍ほど多く、実は共同住宅に引っ越した時点で統計的には安全になるのです
・次に共同住宅の侵入経路や狙われやすい階層は
戸建て同様に1階窓ももちろんありますが、2階以上の部屋はベランダの窓が施錠されていないことも多く、且つ都会の場合共同住宅の裏口側には”だいたいブロック塀”があります。
もうわかりましたね、
ブロック塀の上からだと2階ベランダの方が狙いやすいのです。

ですから警視庁統計的には「1、2階」と同じカテゴリーとなっておりまして、
極論有意なほどの差が無いのです。
(※逆に言えば、ブロック塀の無い古築アパートで、腰高窓のバルコニーの無い設計の場合は1階より2階の防犯性は高くなる。)


■オートロックは”プライバシー管理設備”であって防犯専用設備ではありません
・そもそも人の出入りの後ろからついていけば(或は待ち構えれば)入れますし
・一部の犯罪者の間で”あるタイプのオートロック開錠方法が常識化しており”(ここでは書けませんがすっごく簡単な誰でもできる方法)、管理人常駐の分譲マンションで無ければ堂々とエントランスから入れるだけでなく、オートロックは周囲の目から中に入った犯罪者も守ってくれちゃいます。
・適当にインターフォン押して「宅急便です」だとか、「○号室のものですが鍵を忘れて」などと語ると”オートロック開けちゃう人”もいます(オレオレ詐欺じゃないですけど)
・且つオートロックマンションのがグレード高い事を犯罪者も知ってますから(同じ窃盗で捕まる可能性あるなら狙いのブツがあるヤマ踏むのが常識)オンボロアパートよりも狙うならダントツでオートロックマンションとなる。
・この場合(先に入っちゃってる前提になりますから)最初に狙うのは「最上階から」です
(オマケですが某野球選手の窃盗被害のように、オートロックマンションの場合玄関の施錠忘れる人もいるんです)
・加えて入居戸数の多い中高層マンションの場合「他の入居者が大丈夫なのか」という棟内リスクも存在します(この件は入居審査が事実上存在しない分譲マンションの方が微妙な問題を抱える)。
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posted by kagewari/iwahara at 11:40 | 間違いだらけの部屋探し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ひとりぐらしビギナーの方への大都市リスクって(2)

2019年09月23日

それこそ”悪徳不動産屋”ですよ(笑
民間ですからそれを悪徳と言うのは違うかもしれませんが、
(需給バランスと業界知識の誤解からそうなってちゃったのです)
「営業判断」として接客時間を最短に成約を企図する彼らの判断はひとつの”ひとりぐらしビギナーのっリスク”を表しているのでしょう。

彼ら(TV広告なども積極的なターミナル営業店)が上司から厳しく指導される”何か条”はだいたい以下のようなものです
・女性客の方が賃料単価は高い(狙いは女性客)
・築浅オートロック、2階以上、フローリングはマスト
・広さよりスペック重視
・間違っても古築物件は見せない
 ↑
●重要なポイントは、NG判断の物件資料すら接客時に”見せない”ことです。
(偶然営業用Kファイルのマイソク資料にあったとしても”ボロボロですよ”と言って候補から落とさせる)

彼らは古築木造APなどの案内などしたら上司に叱責されます。
「(ある程度の賃料覚悟してる)お客さん迷わせてどうする(お前からして物件知識が無いってのに)」
 ↑
ハイ、末尾のカッコ書きが気になりますよねww
ええ、駅前ターミナル営業店の少なからずが「厳しいノルマのため接客営業が経験1年未満の素人であることが多いんです(で循環している)」
(※極端な話、RC造と鉄骨造の違いもわからないだとか木造APなぜ安いを説明できなかったり)


■冒頭説明のとおりで、こうなった経緯は誰が悪いってことが言えなくて、
「誤解からそうなってしまった」側面が大きいですね
(※問い合わせは無料が先行し過ぎて駅前ターミナル営業店の成約率は1割未満になってしまった←9割無駄足・実質1割以下営業←ここに営業ノルマですから。)

借主は賃貸契約の主体ですから(進学や就職する時契約する相手もめっちゃ調べるじゃないですか・仲介する不動産業はある意味進路指導のコンサル業だったりするわけで←ここも調べまくりますよね?)”自己責任の範囲はとてつもなく大きい”のです。
(この段階で”ネットで簡単”に決められる筈が無いワケで、、、)
反面、自由裁量権も大きいですし、一度契約した時の更新占有特権は借主側が貸主より遥かに優位です。借りる側にもホテルや旅館の予約の延長的に考えちゃっているケースも少なくないでしょう(不動産の契約は全然別物ですから)。
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posted by kagewari/iwahara at 09:51 | 間違いだらけの部屋探し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ひとりぐらしビギナーの方への大都市リスクって(1)

2019年09月21日

■少なくともここは実体験込みでお話しできる「東京と札幌」を事例としますので、
例外的な地方都市が存在することもご容赦くださいませ。

地方お住まいの方は都会の一人暮らしと言えば粗暴な犯罪などを真っ先に考えるかも知れませんけど「繁華街の夜を避ければ都会は人の目も多く地方都市より安心なぐらいで」
過去記事でも時々引用している動画でお馴染みのジャーナリスト篠原常一郎氏の”チュチェ思想”の話じゃありませんが、駅前のどこかしこに存在する怪しげなカルト団体の勧誘だとか(都会だからこそ多く存在する)、大学生活における左翼活動の勧誘であるとか、新興宗教まで、
ホームシックに付けこむじゃないですが、むしろ自らひっかかりにいっちゃう話こそ都会暮らしのリスクではなかろうかと思います。

ハメを外して繁華街であるとか、怪しげなサークル活動もそうですが、
(※なんだか小学生に「お菓子くれるとか声かけられてもついていってはダメですよ」←これを大人になった若者にまた言わないといけないのかって残念な部分もありつつなんですが、、)

あんだかんだと、都会は「自ら進んで面倒事に巻き込まれるリスクが高い」のは事実。
(昭和のような”悪い友達と”系は逆に減っているのではないかしら)


■しかもひとりぐらしビギナーにとっての大都会には”何か刺激求めて”なる、若い人特有の若干いかがわしいと申しましょうかww、そんな欲求あって自然ですからね。
心理学サイト管理人的には、「むしろリスク取るならきっちり狙い定めて確信犯で」な助言のが適切かなと思いますね。

何故って勧誘する側もそんな欲求をあてこんでるから駅前営業活動となっているのでね、
(地域商店街の条例や紳士協定緩んだ時などは、駅前にホストクラブの勧誘なんてのが目立った時期もありましたから。)
営業活動やる側も狙いを定めて声かけているだろうと。

「大都会のひとりぐらし」なる記号がもうひとつの舞台設定として「何かあるだろう」って期待値にもなっていたりしますから。
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posted by kagewari/iwahara at 07:24 | 間違いだらけの部屋探し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

和室の誤解

2019年09月18日

何時の頃からでしょう20年30年前でしょうか、
日本で「フローリング」が洋室床の定番となったのは。

しかしそんな国は日本だけです
(そう言い切るものではないかもですが)

欧米の場合居室にはカーペットなど敷かれているべきものとされ、
板張りまんまなのは”土間”とか”デッキフロア”や”作業場”みたいなイメージになったりします。
(ホテルの部屋で床が板張りまんまの部屋は無いですよね。ゴッドファーザーのドン・コルレオーネ最初の犯罪はカーペット泥棒で「これで奥さん喜びますよ」って話だった)
日本の場合も、歴史考証しっかりしてる時代劇ならそうなってる筈ですが、鎌倉時代なんかは板張りでなんか籐編み座布団みたいなんに座ってる筈です。
その後、上座のお殿様座るとこだけ畳が登場し、経済が伸びた江戸時代にいっきに広まったのが”畳の和室”です。

そんなこんなで高級賃貸専門の業者さんなんかと内見で雑談している時など、
(確かその部屋はフローリングと人工大理石仕上げの部屋だったか)
「これ大使館の外国人に”なんだこれ”って笑われちゃうんですよね」
なんて話になったりします

日本で何気にフローリングが定番となった背景を推察するに、
和室とのコントラストで「洋間リビングが板張りイメージだったから」ではないかと。
これが転じて”リビングイメージの洋間はフローリングだろう”のような形かなと。

■特に賃貸などの場合(無垢の高級部材もあれですし)
薄い合板に突板みたいな廉価な建材なのに、傷などつけてしまって修繕となれば(同じ製品がみつからない場合もありますし)かなり高額の修繕費の請求となる場合があります。
この点は国交省ガイドライン的にも”原状回復請求可能な典型例”として事実上明示されており、賃貸住宅におけるフローリングは借主側に得する部分あるのだろうかって見解あるのは事実なんです。
(カーペットやCFの方が頑丈回復リスクは低い=廉価)

加えて日本ではフローリングの管理法をご存じない方も少なく無く、
ワックスがけのフローリングを”水拭き”してしまいガサガサにしてしまうケースもあります。
ですから入念に設計された部屋の場合、キッチン床部分はフローリングを避けてCFになっていたりするんです。
(他、結露しやすい部屋の窓際も劣化しやすい)
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posted by kagewari/iwahara at 21:21 | 間違いだらけの部屋探し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

意外と慣れる「広さに対する適応」

2019年09月16日

私自身が実験例です。
(無駄に広いの有名な北海道ですが、その中でも実家はド・デカイ平家だったりする)
私に限らず、皆さんもこんな経験はあるでしょう。
「旅先でシングルのビジネスホテルに宿泊したが、狭さのストレスで発狂するとか無いから」
「自宅のPCデスク回りの空間に比べてノマド利用の銀座ルノアールのボックス席は確かに狭いが、なんら不都合を感じた事が無い」
「自宅リビングと比べたら、旅行で旅客機に乗った時の狭さは壮絶なものだが。乗った事は無いが文字通りファーストクラスほどの広さがあればエコノミー症候群とか無いだろう」
 ↑
てかさ、旅客機のファーストクラス程度の広さって17平米の1Rでも可能だよね。

■利用目的ってのかしら
その部屋を”何に利用する空間なのか認識”を切り替えれば(少なくともシングルルームなら)広さは相当弾力的に修正可能である。

実際広い部屋希望の人って、収納の多さを気にするケースが多いので、
求めているのは生活空間というより”家財の貯蔵力”だったりします。
広いリビングルームもデカいソファ置けば有効床面積は急激に狭くなります。
(そこに座るから置くワケですがww)

使途目的の認識を切り替えるだけでいかようにもなる。
 ↓
逆説的に言えば、自炊など料理も好きな場合「キッチンの広さは必須」となるように、自宅での生活習慣や方向性が既に固まっていて、自由自在い切り替える余地が無い場合「最低限度の広さはこれだけ」的にな逆指名にもなるのでしょう。
(ある意味生活が安定的な人は求める住居の広さも安定的となる)


■まだまだ若い方で”自分なりの暮らし方”定まっていない方は、
「さてどうするのかこれから」となりますから、
現代ミニマリストの登場なども参考にあれこれ考えていくのかなと思います。
自分なりの床面積黄金律を求めてみるのもよし、
状況に応じて自由自在な適応性を鍛えるもよし、
戦後日本にあったような「テクノクラートが文化住宅なる基準を庶民に提示する」みたいな縛りなく、自由に考えていただければよろしいのではなかろうかと思います。

「シングルでお風呂付の場合、基準値はおおおそ17平米からとなります」
(それ以下の広さはある程度ミニマルスキルを必要とする)

さて、そうなるとですよ?
将来の二人入居以上世帯を考える場合、
各個人が求める広さ感が著しくバラつくことになりませんか?(笑
「千利休信奉者の僕はマイスペース3帖あれば十分なんだ、私は12帖必要なんだけれど」みたいな。
(※その派生で考えると”子供部屋の将来像”にも無限の可能性があるのかもしれません)

■やっぱ現代的間取りってのは欧米系のドーンと1Rなストゥデイオで、
”可動式間仕切り家具”により自由自在ってのが理想なのかも知れません。




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詳細はサイドバーコメントリンク説明参照

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posted by kagewari/iwahara at 04:52 | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする