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よくいう欧米の”分断”の本質(どうしたって心理学になりますが)

2022年11月04日

本来このブログはあまり心理学メインではないのですが、
先日記事でも書いたブラジル大統領選のその後など(メディアではトンチキな報道しているようですが)米大統領選以降世に知られるようになった社会的対立構造の背景は『共同幻想』の崩壊です。
※『共同幻想』とは吉本隆明が提唱した集団心理の総称で、極端に言えば言語や通貨も『共同幻想』です(そうだねと認識を多数が共有することで成立する概念)

昔は大本営発表のような「こういうものだよね」や「こうだからわかりましたか」みたいな概念に、まだまだ教育なんて公的制度が整備される前は、「ですよね」と”適応”することで社会性を醸成してきたワケですが(欧米で言えば古くは教会権力、日本では世間様教という村社会秩序)、
●大学進学率が6割超えるなどとなれば(そもそも大学の元祖が宗教系神学校だったりするのですから)社会を束ねる概念として広報された「こういうものだよね」の大元がどうしてなのか市井の庶民も知ることになります(ルターの宗教改革の目玉は『聖書』の出版です)。

つまり『共同幻想』による全体主義的な社会性は先進国化するなかで自然崩壊します。
(古い同調圧力話法の「そうだよね」の過半が、現代社会ではハラスメントとされ、コンプライアンス要件になっておりまして)
●個性化の時代の台頭です(各人が公的概念を個人でどうなのか判断する時代)
経済学的に言えば、仮想通貨の登場などがまさにそれで(通貨という『共同幻想』も権力から分離するのかという)、

■さて現代の個性化の時代だからといって、特別何かが変化するのではありません。
宗教性だって伝統文化として残り続けます(個人で葬儀のなんとやらを考えるとかあまり聞きませんよね《確かに散骨などそれを個人ベースに置き換える流れもありますが》)。
地域性含めて、「この辺の社会秩序は」って英国のコモンセンスに相当する慣習法やその背景事情ってのも話を聞けば(そうだよねでは無くて)「なるほどそういうことなの」と理解が及ぶ。
所詮人の考えることですから、保守的結論と大きく違わないこともあるんです。
 ↑
そこに台頭したのが、(陰謀論ではなくて言葉の意味そのままの)ネオ・コンサバティブ
私は”確信犯的保守”とか”再選択者”とか呼んでますが、
人格の全部じゃありませんが、公共セクター的部分を「なるほどそういうことなの保守選択」する個性化した現代の個人が増えることになります(勿論その一部には米リバタリアン的な自由原理主義派など例外事項も含むですが、社会的流れは同じものです)。
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posted by kagewari/iwahara at 19:07 | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする