ここまでくると何がしたいのかよくわからないのだが、
(欧州的にはウクライナへの軍事支援反対世論を抑えたいのだろうけど)
8年間に渡ってドンバス紛争内戦でロシア系ウクライナ人を(当時ウクライナ非正規武装勢力が)虐殺していたのは国連も認める事実で、ゼレンスキーの選挙公約は「ロシアとの友好関係、ミンスク合意の遵守」だった(安倍首相がウクライナ訪問した時も「ミンスク合意の遵守」念を押していた)。
これが政権基盤を持たないゼレンスキーが180度方針転換し、民族派右翼を持ち上げ非正規武装勢力を正規軍扱いにするなど紛争は激化(誰の指示が知らないが)、
一部噂にウクライナ正規軍を含めた大規模攻勢があるという話が大々的に流れ、ドンバス地方の首長が住民に対してロシアへの大規模避難命令を出す。
このタイミングで(軍を使うことを8年ギリギリためらっていた)プーチンが特殊軍事作戦を決断する(当初の狙いはキエフ包囲で”クリミア編入の時みたいに2週間で実効支配の完了”だった当ては大きく外れ《ドンバス地方独立とロシア編入に方針転換され現在に至る》)。
ドンバス紛争においても、何故か自治体がウクライナ民族主義非正規武装勢力と戦闘が可能なレベルの民兵が登場するなど(これはロシア側が予備役などの元軍人などを送り込んだものだろう)、「いつかはこうなる火種」があったのも事実だと思うが(ウクライナ側の主張はテロリストの排除だったのかな)、プーチンの見方は「そもそもマイダン革命からして米国が得意とする政権転覆クーデターである」のだから、彼の頭の中では「最初に手を出したのは西側だ」という判断は強固なものです。
※しかもこれを主導したのが、ロシアに恨みを持つポーランド貴族だったブレジンスキー一派であり(後継者が国務次官のヌーランド)、マイダン革命時にもポーランドからネオナチ系武装勢力が送り込まれていたというのがもっぱらの噂だった(つまりホワイトハウス主導の作戦ですらない《バイデンには息子のウクライナにおける汚職問題があったので話を止めるどころかノリノリで乗っかる事情があった》)。
グダグダの中始まる「ウクライナ紛争」なんだけれども、
■読み筋は「バカなプーチンがまんまと軍を先に動かしたザマー」だったのであり、
(狙いは国際的な経済制裁でロシア経済やプーチン体制を弱体化させることだから)
↑
この読みが失敗したところで(経済制裁が効かずプーチンの支持率は上昇)、
西側はもう負けてるんです。
(まさかウクライナ軍とロシア軍がガチで戦争やるとか、ブレジンスキー一派も思っていなかったでしょう。《事実ブレジンスキー一派が仕掛けた類似のコソボ紛争の時みたいにNATO軍による空爆を行うとかの流れになっていない》肝心のバイデン大統領が最初の最初に「米軍は全く関与しません宣言」した背景には、大規模な軍事衝突にはならないだろうってシナリオがあったからでしょに。)
で、失敗した作戦のたたみ方がわからずに(既に当事者も何をやってるのかわからなくなってると思われ)、ひたすらウクライナに軍事支援すると”嫌な事から逃げられる”みたいな話になり、
ウクライナ軍が劣勢と知るや(見たくないことですから)”勝ってる勝ってる”とホラ話を喧伝する。
「いっそのことロシア軍を米国の核で脅そう」とか不見識な事を言い出すバカまで登場し(いやいや世界が終わるから《そもそもロシア軍はバクムット攻略後は(直面する脅威は去ったと)戦術的判断から侵攻を止め防衛ラインの構築が主たる活動になっていた》←停戦合意を図るならこの時がロシア有利な状況ながら一応のチャンスだった《バクムット要塞の建築には莫大な予算が投入されていたとも聞きます》)、
現在の西側メディアや政治家の発言は「支離滅裂」な状態です(時に妄想なのか?と思います)。
→続きを読む