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岡田論じゃないですが「阪神の強さと意外と野手が日本代表に選ばれない件」

2024年05月04日

阪神の選手が日本代表で活躍したと言えば、
いつかのなんとか12か、WBCの時か忘れましたが「セットアップで登板の岩崎投手と、先日のWBCにおける湯浅投手」ぐらいで、野手はWBCの中野選手が源田の控えにいたぐらいです。
何故なんでしょうか?
というか岡田監督が名将の場合、どうしてオリックス監督時代は低迷を続けていたのか。
(てかプロ野球なんですから、選手もおらんで監督の采配で勝てるとかありませんてww、本来優勝できる戦力がある時にこれを最大限マネージメントするのが監督の力量ですから。)

岡田監督は評論家時代から「阪神は余裕で優勝できる戦力がいる」と断言しており、
切敷投手がドラフト指名後キャンプ視察の段階でも絶賛するなど、まず眼力がある。
彼が断言していたのは、言うまでもない「投手力」です。
これも飛びぬけた投手がいるというより、ブルペン含めて隙間の無い戦力があるということで、シーズン通してほぼ全てのゲームで接戦できる戦力を保有していることになります(古くは村山・江夏、近年ではJFKの時からここ半ば伝統と言えるでしょう)。
※ですから彼が過去の監督時代に責任取って辞めたのは「勝てる筈の戦力任されて優勝確実とリードしていたのに失敗した時でした」(これは俺の責任だわと思ったのでしょう)。

現在の阪神の強さってのは、「全試合を接戦に持ち込める」となりますから、
平均的に3点4点取れば全勝も可能です(投手力の総合評価が防御率3以下だからです)。
そのためには、「全試合でコンスタントに3点取ることが目標になります」。
(御存知のように長打力はあるには越したことありませんが、「打っても3割の中の長打6割」とかになるので、コンスタンスに全試合は難しい。)
■相手チームは「阪神に1点でも先行させたらゲームは難しくなる」ことを知っていますから、「(投手にいうほどコントロールが無いにも関わらず)1点もやりたくない窮屈なリードになります」
ですから岡田監督は「フォアボールが狙えること、出塁率は全ての選手で打率より上であること」から、狙えるフォアボールは狙えと(彼はそれができない選手には求めていないと思います)、戦術を徹底させた。

相手チームは(エース格とはいえ、たいしてコントロールもない投手に)窮屈なリードですから「そら四球連発します」。
これは長打を期待する以上に、コンスタンスな「1点狙いのチャンスがあるわけで」(阪神の投手力なら1点先行するだけで6割以上勝てますから)、その1点を先行すると、相手チームはそれだけで凄くダメージを受けます(今日もダメかと)、モチベが下がり次々と失点するという訳です。
※矢野監督時代にヤクルトが優勝できたのは、「そんな阪神投手陣でもウチなら打てるでしょ」と思っていたから(実際に打てる打てないでは無く心理的に)「別に1点ぐらい先にやってもええやん」となります(強い時の巨人・横浜も同じく)。だからでしょう。
 ↑
阪神相手に最もやってはいけないのは「チームで一番いいローテを組んで投手戦に応じる事です」
(むしろ新人などヘッポコ投手を起用し「どうせコントロール無いねんから思い切りド真ん中投げこい」とかの対処のが存外に戦えるのではないかと思います。《窮屈なリードのエース格と結果が同じならこちらのがコストパフォーマンスが高い》:逆説「ノーコン投手を先発させろ」)
 ↑
●時に岡田監督は、自軍の選手が受けるデッドボールに激怒しますが、
私、思うんですが、彼が何故あんなに怒るのかって
「対戦相手にしょっぱいノーコン投手を先発起用されるのが心底嫌だからだと思います」
(フォアボール狙え言うとるのに、初球で当てられてサーセンって、バカにしとんのかと《彼の眼には「四球狙いするんならめんどくさいから初球で当てたる、はいどうぞ」に見えちゃうんでしょう》)
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posted by kagewari/iwahara at 15:16 | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする