ミニマリストの人ならそのまんまカッコいいですからOKですが、
多くの人は家財を入れてって話になります。
極端に言ってしまえばカッコいいマンションに入居しても「え、カラーボックス」な瞬間に庶民の暮らしになってしまいます(カラーボックスを否定してるのでは無くて”その逆”、カラーボックス持ってる方が自然ですもの)、
しかし、年季の入った往年のRC造MSに庶民の家財が並ぶと「肩の凝らない平和な感じ」で馴染みがいいものです。
無理をしてカッコいいマンションを探してもそのパフォーマンスを発揮するには、家財のグレードも負けていないか、ミニマリストで何も置いていない場合に限られてしまう事です。
実際、そういうニーズがあるだろうかって、デザイナーズマンション希望されるユーザって想像以上に少ないです。
要望で多く耳にするのは「リフォームされて清潔感がある部屋」で、
(ここは投資物件所有の方や大家さんにも聞いて欲しいところですが)
改装時のコストパフォーマンスは入居者のニーズにも合ってたりするということです。
私はカッコいいマンションを否定しているのではありませんよ(最前線で働く方にはテンションを維持しやすいというか、くつろぐ方向性も違うかなと)、内見だけでうっかり判断するものでも無いという話です(できれば実際の家財を並べたイメージで判断するのが吉)。
また、大家さんには(そういうことですから)単価安い設備でもいいので入れ替えられるべきところは大規模リフォーム時に入れ替える方がベターですね。半面フローリングなどの傷等を内見時に気にする入居者はほとんどおりませんから、「そういうところは修繕で(樹脂で埋めちゃうとかでも全然OKだと思います)」、などなどのケースバイケースがあるのではないでしょうか。
この辺マッチング取れると、より賃貸住宅の運営も合理的になると思います。
(入居者の方には「是非和室を再評価していただきたい」←全然変わませんってww)