HPのメンテナンス他で定期的にREINSのDATA調査しているのですが、
本ブログの方にも書いたように、現在は春の引っ越しシーズン終盤かなと思いますが、俗に言う一般的に人気がありそうなオーソドックスな空室母数の少ない事。
これは『春相場』特有の現象で(引っ越しシーズンで退去もあるがこの募集はリフォーム後になるのでそのタイムラグによって見かけ上の需要が倍になる現象)、簡単に言えば現在退去後リフォーム中で募集開始前の空室が膨大にあるということです。
同時に、需給バランスから賃料は”この時期だけ上昇します”。
(正確に言えば賃料が上がるのではなく、この時期に募集開始するオーソドックスタイプの部屋は強気の条件設定になるという意味。)
HPコンテンツとして1ヶ月メンテナンスでざっくりとランダムな空室資料を公開しているのですが(管理会社より公開可とされているもの)、あからさまにお勧めできない条件のものはお見せできないので、あれこれ探すのですが、母数が少ない事少ない事。
検索パラメーターを極端に緩めて母数を増やすなどして対応するのですが、
「これは推奨できるかも」と思える資料は、(春のシーズンで極端にビギナー向けのオーソドックスなタイプは消えるため)エッジの効いた個性派が多くなります。
逆さまに言えば、若い東京ビギナーの方が思いつかないタイプの部屋が個性派となります。
往々にしてシングルライフベテランの方には好評だったりする部屋です。
(といっても個性派となるので、マッチングがシビアになるって感じ)
結果的に個性的な部屋を多く目にすることにもなるのですが、
「好条件で一風変わった部屋」はやはり面白い。
そこには立地条件も含まれてくるのですが、何やら昨今の人材募集において「週休3日」を打ち出してる企業もちらほらでてきてるとのこと。
それはリモート勤務の可能性含めて通勤利便性の優先度が後退することを意味します。
立地の選択肢が増えるってことですね、
しっくりくる部屋を探し続けて数年なんて状況の方は、思い切って候補地をドーンと広げるのもアリかもしれません「あなたの会社もいつか週休3日になるかもしれませんよ」。
企業にとってベースアップはなかなか難しいものですが、「週休3日で生産性があがったことにしよう」とうのは導入しやすいからです。
さて、そこで合わせ技で個性派の部屋を探してみるのもよろしいのではないでしょうか。
(構造的に賃料も安い場合が多いですからね)