都心部(特に山手線の内側)に暮らすって世界を考えてみると、すぐに思い浮かぶのは「職場が近くなるので、賃料がいくらか割高でもトータルでペイする」って部分だけれども、それ以外にもメリットがある。
ここ上手く使うと都心部に引っ越したので「暮らしのコストが下がった」って可能性もある。
重要なポイントはインターネットの環境だ。
あまり知られていないけれども、都心部には無線LANの基地局が増えている。
ライブドアやYOZANに代表される無線LAN方式の高速モバイル通信だ、
両者ともに月額500円ほどの利用料金になる。
当然使用可能範囲は都心部に限られているし、PHSや3G携帯ほど広範囲にカヴァーするものではないから、モバイルといっても「準モバイル」に近い。
だけれども、これも使い様で、都心部に暮らしていて「自室でも通信可能だったら?」
これはインターネットの回線コストが大幅に下がることになり、複合的な利便性(住居の近隣喫茶店でも使用可かもしれない)に繋がるかも知れない。
(後続ではアイピーモバイルも登場する)
上記の話は接続を保証するものじゃないから、間違いなくコストが安くなるって事ではないけれども、「都心部に暮らす事の結果考えられるコストダウンの代表例」には違いない。こんな話がいろんな分野にもあるんじゃないか?
確かに「都心部の賃料相場は郊外より高い」
なんだけれども、可能性を探っていけば都心部ならではのコストダウンって可能性は本人次第で他にも発見できるのじゃないかと思う。
これまでは、個人事業主のフリーの方(交通費が自前になるので1万縲恍タ料が上がっても割が合う)には「断然都心部がお得」だったのだけれども、ごく一般的なサラリーマン・OLシングルって世界にもその可能性はある。
生活ってトータルのコストで決まるんであって、賃料だけで決まるものでも無い。
都心部に暮らすことが単に「高コスト」と考えるのは間違いで、実際賃料面でも開発の古い都心部なら「築年数の関係で大幅に賃料が安い」って部屋は、むしろ地方より多い。しかもそんな築年数の古い万マンションは都心部のものほど内容が上になるので「ある意味都心部の独壇場」、
そんなこんなで、都心部の暮らしってものをちょっと考えてみようと思う。
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都心に暮らす(1)「インターネットの環境とか」
2006年07月24日
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