前編はこちら
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2×4アパートでカーペットのお部屋ならではの内容ですね。
この組み合わせは本当にレアで、なかなか探してもみつかるものじゃありません。
RCで床カーペットで1Rだとホテルのような雰囲気になりますが、2×4アパートだと自分の部屋っぽい感じとなります。
後ひとつ注目するポイントとしてはバルコニーが無い(物干し施設はあります)ところですが、ここもポイントのひとつです。窓ガラスを割っての侵入には「バルコニーは必須」なので、バルコニーは防犯性が落ちるだけで決して物件の性能評価にはなりません。バルコニーに掃き出し窓としたところで、バルコニーの塀部分で遮光されますから半分はカーテンを開けてもバルコニーの裏側見るだけです。「グリーンを設置したい」等の希望が無い場合、バルコニーは本来無い方が良いのです。
実はバルコニー構造は、熱伝導率の高いマンションの居室を直射日光から守るためでもあって(上階バルコニーがひさしになり、同階バルコニーは塀になる)実際の日光射入角度から言えば熱伝導率の低い(温度変化が少ない)アパートの方が、マンションより部屋は明るい傾向にあります。
ただ高級なマンションでは天井高も高くバルコニーも深い(広い)のでバルコニーに日照を入れる事(射入角を鋭角にして室内への直射日光は少ないのに部屋は明るい)で反射光で部屋が明るいという理想的な設計もあります(庭のように)。これは実際に内見してみないとわからないので、「バルコニーが付いている」だけではその設計意図はわかりません。
※ここは何度も説明しますが「室内への直射日光はコントロールするもの」で、「日当たりが良ければいい部屋」なんてステレオタイプな発想には全く根拠が無いのです。
カーテンの必要の無いケースが多くなる北向きの部屋の方が明るいという事例はいくつもあるのです。
さて、初台縲恆縺X木八幡中間地点の近隣環境ですが
完全な高級住宅街です
こういった静けさは、都心部ならではで賃料面でも幅のある初台は有力な住宅街なのです。商店街は小田急線代々木地区より俄然京王新線側の方が強いですから、生活の利便性重視なら間違いなく初台でしょう。
今回の初台特集は、西新宿5丁目の大秀不動産さん紹介に始まった一連のシリーズになっていて信頼のおける不動産会社さんを紹介することもテーマのひとつになっているのです。そこで初台と言えば老舗都不動産を紹介したところなのです。
さて初台で都不動産さんと言ったらコムハウジングさんを紹介しないワケにはいきません(笑
何せ、初台コムハウジングの小島社長と言えば「知る人ぞ知る」な信頼のおける人物で、「そういったワケでこういう取材を特集で」とお話したところ快諾してくれました。
コムハウジングさんは個性的なマンションを管理しているのでも有名で、
「小島社長、ひとつお勧めは?」
「あるある、指紋照合式オートロックの」
「そ、それは凄いですね、指紋照合・・・」
さて私はどうやって室内に入ればいんでしょうかーー
<つづく>
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「初台特集番外編と予告編」
2006年09月15日
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