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PC環境と住まい

2007年01月20日

「どんなPCを選択するのか?」ちょっと考えただけでも数限りない選択肢があるだろう。同時にその用途も専ら使用するソフトも違う、
個々人の選択やライフスタイルって断面から見ると、それと同じだけ住居に求める内容は違っていて自然でしょうにと思う。心理学的には「同じ”箱”だし」とも見る事ができる、ちらっとその辺当てはめて考えてみよう。

「メーカー製のA4ワイド画面ノート使用、ソフトも専らバンドルされたものをそのまま使い買い替え時はマイクロソフトのOSが変わった時」、いかにもありそうなパターン且つPC使いの人達から「そりゃ無いよね」と揶揄されたりする典型的パターン。
何故ってバンドルされているソフトってのは大概『重く』、同時に売りっぱなし状態のマシンのメモリ搭載量は少ないので、動作はもたつくし(店頭で何のソフトも動かしていない時には快調だが)、なにせ”値段が高い”。
結果的にはたいした用途に使える状態ではないので、PCをゴリゴリ使おうってユーザーには発展する可能性も少なくなったりする、
中には「リソース不足だっちゅうのに」をインターネットの回線速度と勘違いして、ポータルサイトからの広告まんまに光回線まで契約していまい・・・
でも(マイクロソフトの思惑通りにハードの環境が厳しくなっているのは事実だし)、そんな消費行動がレアか?っていうと違う。メジャーとは言いけれないと思うけれども一般的であるのは間違いないだろう。
ここに『住居におけるスペック偏重』が重なる。
「自分で選択している”気分”」はあるんだけれども、流れ的には経済原則の”言いなり”になっていて、しかもそのままでは実は使い難い(使えるようにするにはより費用がかかる)。

自作の達人ってパターンもある。
シャーシ選びから石選び、OSに至るまで自分で選びプロも真っ青な改造マシン並みの速度を誇る。この場合のスペック偏重は『マニアとしての心意気』みたいなものがあるので、かなり確信犯的だし、求めるスペックの凄さもかなり個性的だったりするので、これは用途というよりハードそのものがエンターティメントであるので、現実離れしているほどそのニーズに合っているとも言えて”経済原則を無視している”って可能性を示唆している(笑
住居と違いPCは購入しちゃっているので、その後のランニングコストもそうそう大きくないので、思い切ってそんな選択も自由に選べる。
これ住居で言えば、「一時だけやってみる」的に「2年一期契約ぐらいは無理してでも荒唐無稽なデザイナーズに暮らしてみるか」って賃貸の方が選択肢は多いので、その時に妙にリアルな暮らしやすさとかの概念を持ち込むのはナンセンス。
「そんな石積んで何するの?」ぐらいの勢いでなくちゃ、
同時にそんな人ならネットワークストレージや自宅サーバなんてのも容易に構築できるだろうから住居の用途も「ほとんどSOHO」的在り方が似合っているかも知れない(事業性の無い仕事部屋はSOHOの承諾いりませんからね、これ税務上の事業用途のある場合の話です。自主的に自宅で仕事しても事務所ではありませんから、)。

利用する内容一徹ってパターンもある、
掲示板利用とか、ネットの利用に傾倒している人ほど安くあげたいって(利用頻度が非常に多いのでコストパフォーマンスの母数が違うので)動機が働く、
一見論理矛盾しているようだけれども、「千円で得る利益が膨大なので、その千円に拘る」と言い換えればわかっていただけるでしょうか
それこそヘビーユーザーが多いと思われる2ch辺りの論議で目立つのは「ヤフー8Mがお勧め(笑」なんせ電話回線契約が既にあれば2千円代ですからね縲・br style="clear:both;" />その8MのADSL回線をガンガン使う。
日本はブロードバンド回線が世界的に安いのでも有名だけれども、その文明の果実を享受しようってのなら、その8M使ってなんぼでしょう。
動画コンテンツなんかが動かないのじゃ?それはノウハウありますよ、本気で利用しようって人はそこで簡単に諦めませんからね縲怐A遅い回線でもバリバリ動画を見る方法ぐらいネットのヘビーユーザーなら簡単に見つけられます。
ネトゲユーザーなら、回線速度問題より『ビデオカード何刺すか』の方が大事な事ぐらい常識だし、
それこそ、「アパート6万台に暮らす独立志向の高い人」がそれに似ている。
鍵は「使い倒す」って事でしょう。使い倒すんだから初期のデフォルトスペック等にあまり意味は無く、大事なのは使い倒せるコストパフォーマンスになる。機能性は『自力で付与する』からだ、
利用するソフトも『フリーソフト一徹』


ここで好対照がわかる、使い倒せるノウハウのある人はデフォルトのスペックが大事じゃないからだ。
同時にもうひとつ発見がある、
「こっちはPCお宅じゃないんだし、仕事忙しいので”ちょっといいのを出してくれればいい”お金はあります」だ。所得的に余裕がある人なら、最初のメーカー製の選択が実を兼ねるからだ。そもそも社会的分業は文明の果実であるはずで、ユーザーがエンジニア並みの知識を必要とするなーんてものもナンセンスには違いない。
「じゃ所得に余裕が無い人は?」
これも考え方ひとつ、
希望する内容に余裕をもたせればいい事になる。
「20u以上希望」ってとこを「16u以上」にするとか、これ相対的なものだから。


実は選択肢はこれだけではない、
モバイル一徹って、選択肢もある。
日本独自の文化なんだけれども(欧米には極端なモバイルのニーズが無い)、名機チャンドラに始まる「小さい箱」に対する需要はかなりの数があって、それこそトランジスタラジオやウォークマン然りで、小型化や薄型は日本のお家芸(昨今やりすぎであんまし売れないらしいが)。当然これ住居になぞらえると「メタポリズム」だろうし、文化的には「ミニマルコンパクト」な在り方かしらって意味にもなる。
利用目的は携帯性にあって、少々使い難くてもそれは「アリアリ」、B5サイズ以下可能なら1Kg以下の重量が求められる。利用者はモバイラーなので、ネットの利用も公衆無線LANやカードエッジってとこになり、当初からブロードバンドなんて意識は無いので、「パッケージングの勝負」、
機動性勝負なので、都心部の”狭い事務所”や”狭いマンション”がピッタリで、バブルの頃に投資向けとして『建てちゃった(笑』1Rマンションが「意外と使える」。
極端に言うと、間取り内容の悪い部屋として知られている部屋でも利用者にとってはベストで有り得る可能性は常にあるので、機動性重視の時には「意地でも狭い部屋を探す」ってアプローチはこれあるのであって、
『コンパクトに完結する潔さ』ってこれ美意識だし。
日本で最初にRCマンションが登場した時にも、ゴージャスに広い部屋ってワケじゃなかった、40uもあればかなりゴージャスでシングルならその半分でもいい。
例のユニットバス発明によって「16uあればかなり有効」であることに違い無い。

安さ一筋ってのもある(笑
それはそれは、PCなら中古一筋「馴染み店は秋葉原のジャンク屋」。それだけでかなりエキサイティングなんだけれども、この世界って『実のエコノミー優先』とは若干違う。以外や以外ギャンブル性が高いのだ、
言葉の並びをよく見るとその意味がわかる。
「安さ=リスク」一筋、これって「チャレンジ魂」と言い換えてもいい。
兵(つわもの)は「電源は入るが起動しません」なんてのを余裕で買ってしまう。
中にはノートPCのパーツを基盤から買い揃えて”一台完成”なんて話も珍しく無い。
実際秋葉原には「IBMノート上半身のみ(笑」なんてジャンクが売っている、
賃貸で言えば、難有りアパートってジャンルに思うけれどもこの安さ一筋は実の安さを求めているのではなく、安さってエンターテイメントを楽しんでいるものなのでリスクがあっても”恨みっこ無し”。むしろそのギャンブル性が楽しさでもある、
ここでも部屋探しに喩えるなら「物件内容を求める」と趣旨が逆転してしまう、
むしろ「電源しか入りません的」在り方を前提とするのだから、自分の趣味嗜好にあったものが最優先で「設備関係は不問」ぐらいの方が成功する。
入居実績があり信用があれば、家主さん直談判で改装承諾も得られるかも知れない(これ入居前に承諾を得るのは非常に難しい)。
それも「改造パーツつけたら中古の完動品の方が安かった」なんて世界とよく似ている。

現実世界のPC選択にはこれだけの広がりがあるのだから、住居選びの潜在的ニーズも同じようなバリエーションがあって不思議じゃない。
しかし昨今「メーカー製スペック嗜好型」に偏ってやしないかって感じる部分も多い、フローロングの存在もPC液晶画面のピカピカ仕様(これが使えない)にも似た存在で、必ずしも性能評価としてどうかって部分だったりする。
そんなこんなで、一度自分自身の嗜好ってものを自由に解放してみるのも部屋探しのコツじゃないかと思う。あなたはどんなPC使ってますか?
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posted by kagewari/iwahara at 15:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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