ブログ引越しにより2010年8月以前の過去記事引用リンクは旧ブログのHTML簡易表示となります。旧ブログページ上ではコメント等一部機能は使用できません。
<< October 2021 >>
SA MO TU WE TH FR SA
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新記事
retour

retourRetour.png
本店blog『retour&Retour』

VCroomOrder

空室調査依頼フォーム
規定はこちら/予約制
他社”併用”NGです


■ gmail等迷惑メールフィルター搭載アカウントからの問い合わせについて
フィルター誤判定にご注意ください。

■空室調査は「予約制」です
スケジュール等確認が取れない場合ご依頼はキャンセルされます

retour_nb.jpg

LINK
RELIGARE・DADAcafe
エイムデザイン研究所
aoydesign
ペアシティシリーズのTNワークス
阿佐ヶ谷アクロスシティ
悪徳不動産屋の独り言
pieni kauppa北欧ブログ
Loule
Miyoko IHARA &Junya WATANUKI WEBSITE
Profile
kagewari/iwahara(56)
kgw89.jpg (こちらが本職です「心理学ブログ」)

NPO『HOW's』(活動停止)元心理部門コンサルタント(東京カウンセリング責任者)
有)retour東京』web部 『Kagewari精神分析相談事務所』運営責任者
retour&Retour』・『Kagewari精神分析沖縄分室』ブログライター
・未承認前提の”コメント欄の私的利用”はルール違反でありSPAMと見做し処置をします
(削除を前提とする投稿も同様です)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となっています

・コメント欄は承認制です
※一定期間を経過した記事のコメント機能は利用できません
 以下告知参照
 「コメント欄管理の告知」

(現在は概ねコメント欄閉鎖の方向で運営してます)
RDF Site Summary
RSS 2.0

住まいの構造論多種多様(3)

2007年05月11日

前回の床上生活文化的”楽さ”の延長で室内空間を考えてみよう

室内空間デザインの構造論から言うと、「狭い空間だからこそ完結する楽さもある」となる。この感覚は和室に限った話ではなくて、
最近流行のストゥディオ1Rにも床上生活文化的楽さの追求はあり得る。
心理学的に言えば重要なのは「空間認知」だ、
人の視線や視界ってところから言えば、喫茶店のボックスシートですら十分プライベートな空間認知を感じる事もできる。だとするとインテリアを駆使してレイアウトされるストゥディオには「無限のマルチルームの可能性」があると考えてもいい。
使えるパーツは「グリーン(シンボルツリー)」や「マルチラック」「屏風型パーテション」等多数。
実はストディオの「だだっぴろく四角い空間」と、和室における「押し入れ締めたらあっさりしすぎるほど簡素な四角い空間」な部分に共通項がある。特定キャラが無いのは自由にどうとでも使える機能性の一部だと考えてもいい。
(この文化の先進を行く和室文化にはプライベートな感覚認知を設定するインテリアパーツが多い:そのほとんどが可動式)

この延長でミニマルコンパクトに挑戦するのも面白い。
それこそここだけの話だけれども、例の中銀カプセル取材の時に体験用のモデルルームに入らせてもらったたのだけれど、この時の個人的感想は「居住性内容が想像以上に良い」だった。あの10uしかない空間は想定6畳一間に相当する完結性で「狭いから近い」の典型例とも言える、そこから逆算すると昨今の潜在需要30uのシングルルームストゥディオならそこに3部屋のパーソナルエリアをデザインできる計算にもなる。実はこの話がストゥディオにおける機能性の証明で、マルチルームの場合の40u相当の内容(2K縲怩QDK)を、より少ないu数でデザイン可能な事になる。これって最近では2DKより1LDKの方が人気がある理由とも重なる、1LDKの需要の高さは「パーソナルエリアの数は多いが利用者の人数は少ないので本気で部屋が分かれていると使いずらい」という理由に解釈するとわかりやすいからだ(特に3DKの設計だと一部屋が玄関ドア方向に孤立するデザインが多い)。
『一部屋にワンキャラ』なら部屋は6帖あれば十分なのだ、
無限の空間をデザインする事を目標にした『茶室』の潔さって在り方もヒントになる。

これを逆さまに考えてみても面白い、
最初の室内デザインで、「いくつのパーソナルエリアをデザイン可能か?」と考えて、それが2種類しか無いなら潜在的に必要な床面積は20uで十分な筈で、無理に広すぎる賃料の高い部屋を探す必要性は無い事になる、
この反対に、4種類思いつくなら30uでは足りない事になるので、予算的に厳しい時には迷わず木造アパート和室系(=間仕切り取り外し可)を選択肢に加えるべきだろう。
こうやって、自分自身に必要な空間性はその人個人のイメージで決まるんであって、予算と広さの選択を今の所得だけで考えるのはやっぱナンセンスに思う。

一番やっかいなのは「モノがやたらと多い」ケースで、ここも発想そのものを切り替える方が合理的だったりする。
簡単に思いつくのは「収納の多い部屋」になると思うのだけれど、分譲マンションの注文設計のように作り付けの壁一面の収納棚等がある事例は稀なので、通常クローゼットの設置を意味すると思う。ところがこのクローゼットも考え物で、やたら多いと折角の居室がどうしても”収納に場所を取られて狭くなる”のだ。同時にモノの出し入れが頻繁だと、このクローゼットの扉の開閉回数が多くなるから「半分開きっぱなっし」なんて事にもなりかねない。特に寝室なんかだと、このクローゼットの開きシロも計算に入れなくちゃいけないので(実は和室の押し入れは引き戸なのでこの点効率がいい)、部屋が体感上狭くなる事が多いのだ、
ここで発想そのものを変えてみよう。
広い収納の代名詞は「ウオークイン」となる、だったらいっそのこと収納専用の部屋がある方がスッキリする。つまりモノが多い時には「2K縲怩フマルチルームを選択」して、一部屋丸ごと収納部屋にしてしまえばいいのだ。それだと賃料単価がやたらと上昇しそうに思えるけれど、最近の東京だとシングル世帯の増加でマルチルームは不人気な面もあって、必ずしも賃料増にはならない場合もあるし「昔ファミリータイプを戦略的に開発した地域」なんかになると、間取り需要の関係でマルチルームがやたらと格安な地域も存在する。つまりライフスタイルのキャラクターを鮮明にする事で”決まりいい内容”を特定できる。非喫煙者なら、この収納部屋でも書斎ぐらいのスペースを残す事もできる(ヘビースモーカーだと衣類が被害に、、)。
大きな木造一戸建てになると、箪笥を置く部屋には箪笥の重量に耐えるように壁際の一部を板張り造作(板畳)であしらえた部屋があって、箪笥部屋としてこれは独立していた。

ライフスタイルのデザインコンセプトが曖昧だと「無駄に広くて賃料も高い」とか「u数のワリには常に体感上部屋が狭い」な縲怩て結果になりかねないのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by kagewari/iwahara at 12:05 | Comment(1) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのコメント
なるほどー。ものが多いならば、物を置く部屋を作ってしまうほうがたしかにいいかもしれませんね。なにしろ自分も彼ちゃんもものが多いので、二人で住むことを考えるといつもその問題にぶち当たるんですよねぇ。一軒家、いいなぁ。
Posted by 有馬ゆえ at 2007年05月11日 15:59

この記事へのトラックバック