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『分譲か賃貸か?』(心理学的補足)

2007年06月10日

本文は前回のメディアの話に予告したとおりretourの方に記事書いたところです。
http://retour.seesaa.net/article/44096200.html
http://retour.seesaa.net/article/44274960.html

ここスマッチでは編集後記的に『分譲か賃貸か?』その心理的側面を補完しておこうと、こういうワケです。
とかく分譲を巡る問題なんかを考える場合には、女性心理が欠かせません。
確かに現代社会の「共同幻想崩壊過程」の中において性差によらない自立ってテーマがそのまま現代民主主義の前提となりつつある中、性差による解釈がそうそう鉄板では無い論議なのは承知の上なんですが、男性における社会的階層へのコンプレックスと同様、未だに女性における『家幻想』を背景にした嗜好性はそれが残滓であってもまだ強く残っているのは事実であって、これを無視して論議する事は難しいのです。

以前にもこの点はさらっと触れた事があるんですが、幼児期の行動としても男の子はヒーロー物を中心にした遊びに傾斜する傾向がありますし、女の子は母親のマネや子供を持つ母親への同一化の延長にある人形やぬいぐるみへの傾斜傾向があります。
(リカちゃん人形にも「家」が登場します)
現実巷でも『結婚願望』と言えば、それは女性における論議であって(本来男性の結婚願望なんて話もあっていい筈なんですが)、その象徴に『家』が関わってくることは不可分の連想にもなっています。
一時流行したキャリア志向の女性がシングル向けマンションを購入するという現象にも、社会的成功と同時に”結婚”という一種の強迫的思考を代償満足的に解決する側面があったのは事実です。

実際問題高度経済成長時代のそれのように「一国一城の主(或いは一石一城の主)」的に男性が女性を妻に迎えるにあたって、それ(一戸建て)が目標として掲げられるほどの強さが無くなった事は確かですが、夫は新幹線で勤務先に通ってでも一戸建てを購入する事が一家挙げての目標だなどの時代が存在したのは事実です。
ここも一見男性がこれに執着したようにも見えるんですが、心理学的には男性には一般に社会的属性への不安が「女性に対する性的不安」と重なる部分が多いのです。
男性は一般に幼児期に感じた父親の権威性の強さを「偉い」と解釈しがちで(これは後に無意識化して「権威」のモデルとなり現実の父親像から分離する)結果的に母親を妻とする事のできる力として「偉い」からの連想「社会的成功」のような属性が必要なのではないかと無意識で感じているケースが多く、これが結果的に「出世願望」や「成功への欲求」等の反動形成に繋がりやすい一面あるんですが、その成功の形として「一戸建ての獲得」も強迫化しやすいと言えます。
これってつまり「喜ばれるから」を根拠とするので、男性の深層心理が意識しているのは女性の志向であって、当時の男性にはそれが「女性が喜ぶ事である=自分の女性に対する不安も解消する」と常識化していたことになります。

当然ここをマーケティングや広告を専門にしている人が見逃す筈ありません。
■「ターゲットは女性」である事を明快に意識した広告戦略が練られます。
同時に「旧家に嫁として嫁ぐ」という文化の衰退と、「マンション購入」による若い夫婦の暮らし的な開放は意識化で同意であったりしますから、家制度的な強迫から完全開放される終着点として分譲の選択は女性にとって特別の意味を持つこともあります(当然ここには個々人の心理的傾向として、大きな個人差があります)。
心理的な強迫の特徴には「無意識的なロジックが、自意識に認識される時に極端な形になりやすい=反動形成」という現象があります。
簡単に説明すると無意識に「喉が渇いた」というストレスがあった時、自意識はそれが(ストレスが無意識的なので)「あーなんか物足りないっていうか、えっとこれは何かな?」と考えるのです、しかし実態をそのまま認識できない場合「おっきめに想像しておけば満額満足ではないか?」的なデフォルメが起きやすくなる。
「心配なのでおっきなリュック持っていこうか」みたいに、
つまり「あーなんかさ(喉が渇いたを受けて)ビアホールいきたいね」のような。

これが住宅の選択で働いたら?
ガスキッチンって話がカウンター式対面システムキッチンになり、ちょっと広めのリビングは吹き抜けメゾネット様式5m天井高なんかになり、バストイレの独立はマンションとしては致命的な無理ともいえる長大な水周りの延長となり、「やはり洋間で」が何故かオールフローリングと解釈され、、
果たして本音で、最初からそれが必要だったのだろうかと。
本来、洋服や車等自分の守備範囲のジャンルなら各ブランドの使用や性能に関して相当の知識があるものだと思いませんか。
高級分譲物件が候補になるのなら「キッチンはベルリンで、白物家電は全てエレクトロラックス、フローリングはラリチェ節ありで、壁紙なんてナンセンス抗酸化系の珪藻土塗り壁仕上げが常識でしょう」とかの会話が飛び交った後に品定めするって事になっているのが自然じゃないかと(相当物件の評価もシビアになる筈です)。
なんとなく横文字なキャッチコピーがつくと妙に納得させられる(所有欲がそそられる)ような流され方だとこりゃちょっと危ない、

「よく考えたら、ガッチリしていてコストパフォーマンスの高いのがいいよ、気に入った部材なんかが見つかったら後から工事してもいんだしね」な需要だって沢山あるでしょう。
以前に”たとえば「引っ越さない」選択”に書きましたが
http://kagewari.cside.com/blog/2007/03/post-8056.html
http://kagewari.cside.com/blog/2007/03/post-f353.html
無難に希望条件の8掛け(腹八分目)に抑え目で探してみる方が懸命なケースってあると思います。実際それで探してみて適当なのが見つからなかったら「なんか最近いいのが無いね、暫く賃貸かな?って別にずっと賃貸でも困ること無いし」って結論でも構わないのですから。
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posted by kagewari/iwahara at 06:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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