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札幌移住計画は”是か非か”(1)

2007年08月16日

ついに特集『札幌移住計画は”是か非か”』レポート第一回です。
札幌の経済事情など交えながら複数回に渡ってお伝えします。

さて「北海道といえばどんなとこ」かといいますと

間違い無く「こんなとこ」で、
「これが全て」とも言えるでしょう(笑

さて今回のレポートは、札幌移住計画との事なので市街地の有力な住宅街から見て郁事にします。
こちらが昔からの近郊住宅街(マンション系)、中島公園エリアとなります。
街の構造は「駅→大通り公園のオフィース街」「大通り公園→狸小路→ススキノ商業エリア」「ススキノ→中島公園(中島公園縲恟Z宅街)」な流れになります。

公園のイメージは井の頭公園とかというより、上野の不忍池周辺に近い雰囲気かもしれません。「公園として設計されている」な印象を強く感じる作りです。
公園内にはコンサートホール等の施設もあって、


公園外郭周辺は既にマンション地帯となり、ここから南14条方向へ足を進めてみます。(なんせ札幌のマンションはデカイのでフレームに入らないんですよ)


このちょっち札幌ローカルな絵をご覧下さい。マンションが先まで並んでいるのがご覧いただけますでしょうか。隙間が多そうに見えますが、東京と札幌は敷地の概念が違うので札幌的にはこれでも「びっしり建っている」と言えます。

実は現状の札幌は一時のマンションブームが一度後退しているところ(土地取得の値上がりで分譲価格も上昇、現地の媒体によると売れ行きにもかげりが出ているとの事)で、東京の感覚だと「スカスカじゃん」な気もするのですが地元的には飽和状態なのです。
東京と北海道の住環境の違いとして「駅徒歩距離の差」を前回お話しましたが、札幌においても同じ事が言えて、今回は東京の感覚にすり合わせて住宅地域を限定して紹介してみようって、こういうワケです。
南14条から石山通(230号)へ向かいます
この地域は旧市街とマンション開発地域が混在していて、絵的にはこんな感じになっています。距離感としては新宿に対して笹塚代田橋って感じでしょうか。
東京の感覚からすると「やはりコンビニが少ない」感は否めません。

そこから駅方向へ石山通で反転南6条からドーンと拡幅され札幌中心街外郭に到達したころが感覚でもわかります。

この妙な街灯のデザインはどうしたものかと思いますが、ここいら辺りが北海道文化圏の特徴を象徴している部分もあるので、この絵を覚えておいてください。

流石に中心街ともなれば、いかにも開発という雰囲気ではなく東京でもお馴染みな「これはカッコいい」的、中堅マンションも目だってきます。

こちらはプリンスホテル
タワーというより、巨大ロケットのようでとにかく建物自体がデカイ。遠方から撮ってようやくフレームに入る感じです。

で、私がどこに向かっているのかと言うと、地下鉄「大通り西18丁目」近隣の通称「裏参道」方向となります。
と、南6条から南1条方向への道すがら、北海道の伝統的建築様式の一戸建てを発見。私の子供の頃の”お屋敷”といえばこんな感じでしたね縲・br style="clear:both;" />そうなんです、北海道には瓦屋根の日本特有の和風伝統建築は、むしろマイナー(なので北海道の子供達は修学旅行ではじめて本州の和風建築を見て驚きます)。

裏参道といえば、ここから円山公園方向にもうちょっと向かったところで

路面電車もバス感覚で普通に利用されています。

この辺から裏参道までの間辺りが又、えらい事に

マンションだらけというか

まさに乱立

そろそろ裏参道(厳密にどこからどこってはっきりしているワケじゃないんですが)に到着。裏参道は趣味性の高いお店やアパレル関係等で一時期有名になった地域ですが、商店街が形成されていたりする事はありません。大通りの一本裏って事で裏なんですし、ご覧のとおり通りは規格歩道や電線の地下埋設等が遅れていて、民間主導の住宅開発に行政が追いついていかない地方の実情がよく現れています。

ここから先の円山公園外周宮の森も高級住宅街となるんですが(絵的には「円山の巣裾野に高層マンションが」みたいな感じ)、東京のイメージからするとちょっと遠すぎの感もあります。
確かに地方には地方の在り方があるのは事実なんですが、都市部の設計となるといいも悪いも商業性を含んだ機能重視も考えないといけない部分があって、昨今の地方特有の宅地拡散傾向から考えると、「開発はいいけれど集約型の都心部近隣で」のような不文律はこれ”キャラとは別”に思うんです。そしてどうしても地方は都市計画が民間の開発の後追いになりがちで、札幌の事例でもまだ機能的な集約には不足感を感じます。私の感覚だと「うーん裏参道までかな」と、

趣味性の高い地域、という事で喫茶店で休憩です。
「確かに趣味性が高い、しかもお店は空いています」な、この雰囲気も札幌

かなり思い切ったデザインで、、
そうなんです、ここにも特徴的に現れていますが北海道の特徴は上の方の妙なデザインの街灯の絵にもあるように、”本気で自由”或いは”伝統そのものが非常に希薄”なところで、そこに功罪もあるんですがそんな地域である素性は昔も今も変わる事が無くて言葉にするなら「淡白で自由な街」が札幌かもしれません。

では、中心街に向かってみましょうか。

<つづく>

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posted by kagewari/iwahara at 19:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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