
高橋是清公園
小規模なんですが、静かな公園でとても綺麗に管理されておりエリアの”端”というか”コーナー”とか”角や隅”となっています。
こちらは高橋是清氏の元邸宅のあった場所で

『2.26事件』以来ここから日本の平和を守っているお方です

そ、ちょっとこの先に和菓子の名店『とらや』
画面中央にチラッと見えていますね

で、ここから『とらや』に向かうとすると

ある意味これもTeoremaな「港区のコミュニティセンター」です

「ちょ、ちょっと税金で建築するには凄すぎるのじゃないか・・・」と思いつつ同ポイントがそれを許さない重要な個所である事を再認識

『とらやビル』です、実に素晴らしい意匠で確かに和風の情緒も感じますね縲


さてこの先に今回のテーマとなる「この地域を治める地政学上の拠点」に到着します。
青山通りを渡り

右手が赤坂御所でここ明解に地政学上の領域は別区画で、言うならこの青山通りは様々な地政学的な拠点が角を付き合わせるコーナーのような道になります。絵的にもそんな風に見えませんか?
そこにあるのが


日本三代稲荷の一つ、豊川稲荷の→『豊川稲荷東京別院』
大岡越前守忠助相公が生涯の守護神とした尊像を赤坂一ツ木の大岡邸から現在地に奉還され愛知豊川稲荷直轄の別院となったもの。
http://ja.wikipedia.org/wiki/豊川稲荷東京別院
商売繁盛・知性・音楽・金運等にご利益があると言われ「芸能関係やスポーツ関係者」にも信仰が厚く(内部の施設修復への一覧には『ジャニーズ事務所』もあります)、この『豊川稲荷東京別院』の本殿が”南側に向いている”のです。
そこに「ヴィンテージマンション通り」と「一ツ木通り」が地脈の流れを通す形ですーっと伸びているワケで(地政学的に見るとあのT○Sの不動産開発には疑問)、ヴィンテージのマンション群もその流れを重視する形で比較的低層に並ぶかっこうになります。
と能書きはここまでで、この豊川稲荷における木造建築が又素晴らしい


<つづく>
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