いきなり引越しはコスト的にも大家さん的にも激しすぎですから、住居における問題解決の手法としては「先ず模様替え」となるのが自然です。
ポイント的には不要な家具や過剰な設備はないものかに始まり、事賃貸住居ではなく分譲マンションで音の問題がマジに深刻ならYAMAHAほど本格的なものじゃなくても、「木製遮音扉系」の防音室施工を寝室に導入する事も検討できるのであって(即売却とかいきなり近隣と紛争になってしまうとそのストレスも大変なものです)、
ポイントは「物件依存型思考ではなく自己完結性」となるでしょう。
何か武器があると模様変えの可能性もどんどん高くなります。
収納家具で間仕切りにするとか、「よく考えたら椅子に座った事が無い」のであれば思い切って卓袱台ライフにチェンジするとか(その場合卓上でお茶やコーヒーが飲めるセットも欲しいところ)、「ダイニングテーブルがどう考えても無駄」な時には料理用にはカウンターテーブルのようなものに切り替えてみるとか(その方がDK広くなります)、
ベッドもマットをフロア直置きにしてみるとか(ベッド下のスペースはデッドになりやすい)、「押入れ開発をいろいろ考えてみる」とか、1個のきっかけで波及的に配置換えが始まったりします。
ま、そんな意味では年末等で大模様替えなんてのがタイミングとしてもベストなので、キーパーツになるインテリア関係は今のうちから下見しておくのもいいかもです。
変化の可能性って意味では「広さの問題」「機能性の問題」「導線の変更」「色彩的雰囲気」「空間設計的なキャラクターの変化」等々変わってきますから、引越し動機に繋がるポイントの半分ぐらいはカバーしているのじゃないでしょうか。
実際の引越しはそれはコストかかりますから、総予算的に考える時には「引越しするより得か」と考えればいいのであって、結構余裕があるんですよココ。
心理的に何か不満がある時って、結構”何しても解決しないのじゃないか”的に思いがちなもので、ここで反動形成発動でドーンと「引越ししてしまうか」といきなり飛躍するケースもあるワケです。”いきなり”は不経済ですからね(笑
昭和の時代なら『TVをどこに置くか』から自動的に家具のレイアウトも決まってきましたが、TVを見るって行為がそもそもそれほど重要じゃなくなった昨今、ノートPCの活用含めて随分とレイアウトの自由度は高まってます。
自炊派じゃなければ冷蔵庫が居室にある方が便利かもしれない等(そういう意味では往年の”投資向け1Rマンション”におけるシステムキッチンは前衛的アイデアだった)、様々な可能性はありますよ、ここ。
「飲み水はミネラルウォーターだ」ならコーヒーメーカーは居室にある方が楽ですからね、
以外や以外「ノートPC買ったら部屋の模様替えになった」なーんて事があるかもしれません。
中古で探せば結構サブでまだまだ使えるPCもありますから、ここ考える時にも「常にメインマシンを買い換え」と考える事は無いんですよ、
ベッドサイドマシンを探してみるとか、USBのワンセグチューナー接続してTVを簡易にチェック可能なマシンに切り替えて”TVはもういっか”と見切りつけちゃうとか(大型の薄型TVはDVD専用のホームシアターマシン・ゲームを大画面的エンターテイメントマシンと考えると家具のレイアウトは変わる筈です)、
運用としても「部屋単位でリビング・寝室」と考えずに大胆に1LDKでリビングにベッドを置いてしまって、寝室を書斎系で使ってしまう等模様替えの可能性って結構大きいものですよ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
模様替えの可能性
2008年10月22日
この記事へのコメント
今の私にすごくためになるエントリーでした(汗)ありがとうございます。。!(引っ越し等を考えているわけではないのですがものの考え方・決め方の面で…)
Posted by k4 at 2008年10月23日 00:54
参考にしていただければ何よりですっ心理学的に「よくわからないものは、実態より大袈裟に認知される」みたいな感じの法則(厳密な説明じゃないですが)があるんです。なので、こういう意識の誤解をクリアにするには「それほどの事なら現状でこれほどの事をする話か」と、現実認知に取り戻すと「(初期認知と反対に)あれ、なんか余裕あるのは自分の方か縲怐vだったりするものです。案外身近に解決策があるのに、視界に入ってないとか身近な事には大胆な視点が認識として抜け落ちる(ネガった話だと不思議と青天井なのに)なんてな現象があるのは事実なんですよね。
Posted by kagewari/iwahara at 2008年10月23日 20:10
この記事へのトラックバック