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『探せる部屋・探せない部屋(2)』

2008年10月30日

「いらっしゃい、何をお探しですか縲怐v
「コップです。って、グラスかな」
さてこの時、みなさんどう考えますか、
”コップ”何か飲むのかな?
微妙にそれだけじゃない複線ありますよね、
ひょっとしたら観賞用かもしれない、花をさして飾るのかしら、簡単なコップじゃなくて特定のお酒を飲むためのグラスって意味かもしれない。

そうなんです、「まだわからない」んですよ。
”住居や部屋”たしかにそこに住むことが一義的な目的として特化しているように思いますが、”住居や部屋”だって同じ”いれもの”であって、何をどういれるのか、その目的やコンセプトは何か、「まだわからない」んですよ。

つまり”ごろ寝”こそ暮らしにおける象徴的姿勢である人もいるし、
”デスクで仕事”こそ暮らしにおける象徴的イメージである人もいるし、
”キッチンで料理”この暮らしにおけるメインな人もいるし、
ダイニングで食事派・いやいや食事はリビングで・むしろ自分の部屋で食事の方がお気楽・・これ際限無くバリエーションあります。
”その部屋”あなたにとって何をする場所ですか?

ここで再び前回の人材論でありパートナー論でありって線上で考えてみると、
”その人材”御社にとって何の仕事やパフォーマンスを求めてですか?
”その異性”はあなとにとってどんな関係ですか(”結婚”等の慣用句禁止200文字以上口語調で記載)?

以外や以外「考えた事無い人もいる筈」なんですよ。
キャッチコピーのような慣用句を無意識に鵜呑みにしているだけで、
あたかも無意識に引かれて”なんとはなしに”みたいな、
ここも誤解の無いように説明してみると”なんとはなしに”が如何にも自然であるなら探しものは”そこに自然に在る”ので、探す必要が無いんです(笑
「探すって能動性」には自意識の遊びだとか、趣味性とか”何が何”って在るんですよ。
それは”何”か考えた事も無いんだと、ステレオタイプに個性を探すようなもので「ぴったりくるものが構造的に見つけられなくなる」ですね、
心理学的には『プチ抑圧』、
えー肝心要の「誰が何をしよう」が抑圧されているのですから
「それを探してください」となった時
まさに精神分析する探偵のように「マジにそれを見つけた(心理学的には”それ”はそのままじゃなくて既にオルタナなんだけれど)」としても、そこは抑圧されているので→抑圧しなくちゃいけませんから→「やっぱりいいです」となる。
この場合「それらしい(的)、それじゃないものを、それらしく」が深層心理になります。
「オルタナのオルタナ→そして連想元を隠しておかなくちゃいけない。」
人事なんかだとわかりやすいですよね、
「本音:世代交代(後退すべき人物は隠しておかなくちゃいけない)」「オルタナ定義:若手の採用(世代交代自体隠されているので交代する人材は曖昧)」「オルタナのオルタナ定義:年齢って問題じゃないので”何か”使えそうで個性的な人」
→そして”漠然の罠”にはまって人事部長も頭痛くなっちゃうみたいな(笑
  ↓
「なかなかいい人がいないんだよね」

そうなんです”トレードオフ”とか”戦術論”が機能しないんです。
つまり優先順位が機能しないので、ステレオタイプな総花化に足を引っ張られてしまって自意識の希望は無意識の枠組みに埋没しちゃうんです。

ここで”ヤケ”のやんぱちになると(反動形成)「もう買っちゃおうか」みたいな、
「ちょちょ、ちょっと待ってください」だったり、
ここから先はかなりディープな心理学になっちゃうので寸止めしておきますが、「何をお探しですか?」が鮮明な時、「ここは適当に」も鮮明になるので=強欲はメンタルな問題であって人の心理のキャラクターでは無い事が証明されるんです。

つまり「みつかる筈じゃないと探し物にならない」んですよ、
不動産的に言えば「(難しくて構わないけれど)実現可能性が担保できないと、探し続ける行為そのものに(言い訳のような)依存関係が成立してしまうので、賭け(現実)にならない」→「みつからないですよ」。
存外これってすごーく楽観的な話なんです、
「探しものは実はシンプルなものである」からです。

よって、∴(故)に、

だぅーやってシンプルにするか?
これが『探せる部屋』の極意になります、


<つづく>


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posted by kagewari/iwahara at 22:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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