「模様替えには体力が」、
「引越しには不景気が」。
このような状況も多発しているかと想像されますが、こんな時にちょっとした工夫で問題解決してくれればコストパフォーマンスも最大な結果が得られる事は言うまでもありません。
災い転じて何とやらじゃないですが、自分の着想における『盲点』なるものを探求してみるのも連休の有効活用(巷には休みたくなくても休みになってちゃっている方も多いかと思いますが)じゃないかと、
それこそ「隣の物音が気になるので耳栓買った」のような解決策ですよ(笑
駅から徒歩距離がちょっと遠いと感じたら「電動補助付自転車」なる回答もあるのかもしれませんし(下手な原チャリより高速なモデルもあるらしいので機種選定には注意も必要なようです)、部屋が狭いと感じたら「ベッドのマットだけシングルにしてみる」(だからどうなるって運用面は別として)などなど普段考え付かない事も結構あるのじゃないでしょうか、
案外そんな”自分の着想における『盲点』”を考えておくのは重要で、
実際の引越し後も妙にすっきりしないとか、
部屋探しの段階でこれというのがどうしても決まらないなんて時には「問題を外部化し過ぎ」な心理が隠れている場合もあるのです。
心理学の面白いところは、表層にある自意識(デスクトップ)と深層心理(脳ローカルの全体)の構造そのものが「認識速度が速くて認知レベルが高い理由」として構造上も意味を持っているところで、逆さに言えば「間取りが語る」「レイアウトが語る」ように必ずしも言語化されていない自分の傾向というか構造的ロジックの諧調のようなものがあるのは確かで(心理学的に言えば人格傾向といったもの→心理学的には巷で言う”性格”なる概念は存在しない)、そんな一面は無意識で知られるように自意識レベルの認知では気がつかない(無意識ってぐらいなので)もので、
この「気がつかない感」が転じて「問題が外部にあるのじゃないかフラグ」を刺激する事があるワケです。
なかなか難しい話でもあるんですが、当事者である自意識にとっては通常自分で気がつかない”傾向”は外的環境と等価に認知されることもあるんであって(感覚的に)、そんなときにふと「○○が原因じゃない?」なんてーな刺激があると(キャッチ)その説明が実にその体感をうまいこと表現している度合いによって本当に「○○が原因だ」のように積極的に原因をその○○に求めるあまり(実は○○はキャッチであるだけで”比喩”のような存在)、解決すべき初期認知が置き去りにされて(マスキング効果)「あたかも○○が戦犯のように浮上する」現象があるんですよ、
これはホントに。
そのような流れで「強引に外部環境を○○を解決する方向に」に傾斜すればするほど(これは自分でははっきりする事がなかった”もやもや”が○○の登場でキャッチによりはっきりしたため○○への認知が仮想救済現象を帯びて一躍重要度フラグがハイレベルになってしまう)、結論としての満足度は一向に解決しないなんてな悪循環にもなるのです。
「いい部屋みつからない現象」みたいな、
そんな要素はそれこそ「ぽっかり登場してしまった休日」なんかに考えるのが実にタイミングがいいのであって(日常の連続性がなんとなく途絶するので)、普段いった事の無い街で本でも買って喫茶店でもいってみようかなどの行為で「ひょうたんからこま」みたいに解決ロジックを”ふと思いつく”な事ってあるんですよ、これが。
不景気なる現象も有利に転じるみたいに、
気ままにあれこれ一工夫考えてみるのもいいもんですよ。
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引越し見送りな時の一工夫
2009年04月30日
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