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シングル向け住居のイロイロ(2)

2009年05月22日

今回は概念として勝手に命名した”大シングル”みたいなことを考えてみましょう(笑
現在でも都市型シングルとしてミニマルコンパクトであるとか、個性的なバリエーションが確かにあるのですがざざっと列挙してみると、
<マンション系>
・通称「投資向け1R」分譲マンションタイプ
・1R洋間系低層マンション
・20平米超える(B・T別)二口ガスコンロ系1Rストゥディオ
・中高額所得系高級物件1K(9万縲・2万)
・中所得向け高級1DK(B・T別以前は定番の25u8万5千円クラス)
・デザイナーズ1R等
・ミニマルコンパクト10u縲・6uの都心型1R(街・cafeをリビングやキッチンの延長上に考える有機的スタイル)
・例外:ゲストハウス
<木造系>
・風呂無しアパート(実際書斎用途のセカンドハウス利用のケースもあります)
・和室系1DK(B・T別:古築でも当初バランス釜などで最初からB・T別が多い)
・1K・1R(総じて広いかロフト付だったりする:ロフト構造は基本木造)
・2×41Rストゥディオ(居住性はマンション以上遮音性能も鉄骨造レベルにあって数は限定的ながら最もコストパフォーマンスが高い:高級物件に多いのでファミリータイプの方が多いかも)
・軽量鉄骨典型的1R洋間(遮音性に弱点コストパフォーマンス高い、が、これも設計施工によってケースバイケースで大幅に差がある)
・平屋一戸建て(最強:非常にレア)
・階段部分等重量鉄骨補強アリの古築木造1DK(かなりガッチリしている)

ざっと考えて見ると非木造の特徴は中高級にならないと設計上水回りを広く取りにくいのでコストパフォーマンス重視で考えれば断然木造ですが、居室に限定すれば「暮らし方によって床面積は前後する」と考える事もできます(3点ユニットは合理的設計ですが1R非木造の場合比例してキッチンも自動的にコンパクトと考える方がいい)。
今回の”大シングル”のテーマで考える場合重視すべきは「居室の内容と生活の自己完結性の高さ」になりますから(全年齢時でキッチン重視とは考え難い:調理等に趣味性がある場合は例外ですよ)、コンパクト型のドラム式選択乾燥機等(コンパクト冷蔵庫じゃなくて)部材的な開発が期待される部分も大きく通常の分類としてもまだまだ発展の余地を残しているのは確か、
しかしよく見てみると「居室6帖ベース以上はマンション系のストゥディオに限られている」側面があって(古築木造アパートの6帖は同じ6帖でも江戸間なので限りなく8帖並の対感上の広さありますけどね→押入れ収納を設計し直せば確実にマンションにおける表示8帖と変わらない)、賃料的にも高くなるケースが大半です。
この場合の対抗馬は3点ユニット系の1Rで(1R洋間系低層マンション)案外部屋の広さは格安のこのタイプの方が水周り高級の中堅マンション(8万5千円んクラス)より広いケースは決して珍しくありません。ところがマンションの設計上”縦長”が多いんですよね、この縦長系は横玄関だと随分拡張性高いですがこれも構造上難しいと。

そんな意味で”大シングル”ってテーマで考えてみると
「まだまだ適応性の高い部屋タイプは少ないのじゃないか」
と言えるんじゃないでしょうか。
表現はおかしいのかも知れないんですが「一人世帯タイプ」みたいな印象が中心です。
住居の設計としてはファミリータイプであれば間取りが定番化しても需要と大きなギャップは生まれませんが、”大シングル”ってカテゴリーで考えると間取り設計の個性化が前提にあってしかるべきなところなので食い足りない要素は否定できないところです。

壁一面に作り付けの家具があるとか、その反対に片方の壁がネジの聞くコンパネ張りでそっちサイドだけはDIY可能とするであるとか、1Rユニットキッチンと同じ床面積でも(下段スケルトンの)開放系シンク広めに切り替えてコンロはIHを前提に設置用テーブルだけにしてしまうとか(その方式だとシンクの”向こう側二列式レイアウト”でもいいのでは)、
『居室の機能性』
『コンパクトな水周り設計が特徴ならばよりコンパクトに(居室を広く)』
『マンションタイプであればビジネスホテルに近い設計があってもいい(共有する設備のバリエーションだけタイプが増える→棟トータルで床面積の効率も高くなる)』
『水周り豪華仕様であればダイニングテーブルの位置にセンター置きカウンターシンクとしてストゥディオにする(これ本当に設計事務所兼任の管理会社のリノべ1R内見で見たことあるんです)』
『横玄関の効用を様々な角度から検証してみる(玄関の造りに工夫が欲しい)』
『RCであれば防音室張りの遮音性能が売りの部屋がもっとあっていい(防音で広告するのではなくて”静かな部屋”を広告する)』
『シングル向けの2×4型高級木造アパートを是非増やして欲しい』

こんな風に選択肢というかシングルタイプの部屋の「暮らし方の根本から設計上の種類を増やす」これぐらいの発想でちょうどいいのじゃないかと思います。

もうちょっと弾力性あってもいいですよね、


<つづく>


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posted by kagewari/iwahara at 22:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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