特にマンションは3点ユニット等の部屋を選択すれば、表示上の床面積はアパートに負けても有効床面積で有利な場合もあります。
同じ目線として木造アパートではDKに未利用の床面積が発生するケースが多くなるので有効床面積は割り引いて考えた方がいい(DKが6帖以上で事実上LDKな場合は別)、
有効床面積的目線としてそうなるんですが、
上記2例は生活様式そのものが大きく違ってきます。
更に有効床面積を”極めて”性能を明快にするとわかりやすくなります。
設計効率によって有効床面積の広くなりやすいマンションは、キッチンもユニットタイプなどコンパクトな方が合理的で(木造アパートを選択していない時点で大型冷蔵庫は無い前提)、効率よく選択すれば「ひょっとして希望賃料を5千円下げてもアリか?」な可能性確かにあるんです。
ところがマンションにおける設計効率には弱点があって「玄関から居室までの距離が近すぎ」結果プライバシー的に妙に落ち着かない場合も多くなります(その影響でオートロックのニーズが高い一面もある:或いはホテル風の設計がベスト)。
※ですからマンションにおける”横玄関”は間取り的な価値がとても大きい(比較級としてオートロック同等)、
あくまで心理的なものなんですが、木造アパートであれば玄関方向に窓がある設計が大半なので実生活上屋外への暴露感といいましょうか、ぶっちゃけオープンで開放的な訳です。しかし見ようによっては”無駄に広い”とか思われがちなDKが玄関ホールの働きをするので居室の心理的プライバシー感は守られます。
マンションの場合建造物としてのキャラクターが棟内個室の有効床面積の”実効性”に関係してくるんですよね。
この点アパートは”アバウト”です(構造物の性格上敷地の余裕感とか”隣の建築物との距離”の方が重要)、間取り図面まんまの広さが保証されていると言えます。
言ってもあれですマンションの所謂「築浅外観タイル張り」みたいな部分に意味があるのじゃありませんよ(笑
自分の部屋までの導線共有部分のイメージが有効床面積に関係しているって話です。
ここで一工夫
今回比較に用いた代表者
「3点ユニットの1Rマンション」
「木造アパート無駄に広いかもしれない1DK」
有効床面積を拡大して”引越しを回避する方法”ちょっと考えてみましょう。
これ使えませんか?
綿のれん 001 85×150cm 4541066 993814

前回触れた「和室の押入れをオープンにしてしまう」時にも”のれん”使えるんじゃないでしょうかね縲・br style="clear:both;" />
(ちなみに「外した襖はどうするの?」木造アパートの場合室内壁の長押(なげし)と鴨居の高さは同じなので壁にぴったりはめ込んで上部を簡単な器具で止めておけばいい)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━