これがかなり似ている。
うちの会社の場合その傾向は鮮明で、
理由は空室の紹介において「希望地域の全空室を調査する」という手法が
(一般的な”所謂不動産会社”ではなく限りなく調査会社に近い)
=「現実世界の選択肢」となるので、
結果としてここから先進む方向性を”無意識に選択している”構造になるから
この局面は「希望条件提示」から始まっているのですが、
そこには生活の場として地域を選んでいるだけで無く”社会構造における位置取り”であったり、自分自身のスペック評価(に見合う部屋を”無意識に”希望する)だっり、内見においては現実の自画像を選択していたりします。
案外コテコテでわかりやすいのは「公務員を選択して官舎住まいだ」みたいな話、
生活やセルフイメージそのものが”公(おおやけ)”の中で決定しているのであって、確かに新卒で「民間か公務員か」みたいな選択って「理系か文系か」級の人生選択でもありますからね。
ある意味自由に賃貸住居を探していること即ち「民間系で自由度の高さを選択している」とも言えるので(それは本音公務員志向だった人もいるかもですが)、引越しなんかの局面といえば”プチ転職”ぐらいの『方向転換の可能性』を内包しているのは確かです。
内見の後で私は時折「こっちを選べばこんな人生、あっちを選べばこんな人生かもしれませんよ」みたいな説明をすることがありますが、
『占い度の高い内見』に至った時点で人生の司(つかさ)と言いましょうかちょうど分岐点に立っている証明だったりするからです。
(そんな時にはわかりやすいほど方向性の違う選択肢が並んだりする)
部屋探しには人生の選択と同様に”常に賭けの世界”が関係していて、当然賭け率を下げれば選択の幅が狭まり=勝っても配当が少なくなるなど
「希望条件提示」は戦略
「内見にいたる選択」は戦術
勝負師としてのセンスある人ほど人生の選択における”アクセルを踏むように”部屋を選んでいるのは確かです。
とかく部屋探しではそんな過程が”無意識”に行われる事が多いので占いっぽさも高いんですよね。
勝負師みたいな部屋探しは、それが”無意識”ではなく確信犯的な強い当事者意識の元で行われるので占いというより鮮明に「人生選択の確認=今の自画像」となったりするものです。
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