前回の続きで「部屋のコントラスト」についてです。
じゃぁファミリータイプで(2DK以上)「いえいえ純粋なリビングスペースがありますよ」な時にはどうすれば効果的でしょう。
純粋なリビングスペースとなると、1R居室における”ごろ寝の可能性”は大幅に少なくなりますから「何らかの椅子に座る」前提となるので、勢いデザイン上は『腰壁的デザイン』の効果は大きくなります。
ローボード型の(腰高チェスト等)インテリアを高さを揃えて並べるって手法もありますが、いっその事ですね「擬似的に腰壁を設置してしまう」ってのもアリなんじゃないかと思います。手法としては簡単で(いい加減とも言いますが)、両サイド一定の重量のある家具を設置(デザイン的には全く同じ家具が望ましい)その背面にですね”東急ハンズ”等でおなじみのサブロク合板(約90cm×180cmの板:コンパネとも言います)を”壁に押し付け立て掛け”してしまうんです(その場で板取してサイズカットも頼めます)。
立て掛けているだけなので原状回復の心配ありませんし、
素の木目を重視するなら”シナ合板”を選んで表面仕上げをすればそのまま使えますし、
自分で装飾タイルを貼るとかアイデアがある場合には安価な”ラワン合板”でもいいでしょう。
合板の仕上げで気になる木口の仕上げが面倒であれば「木目テープ」みたいなのもあるので、参考までに
↓
http://vicdiy.com/zairyo_knowhow/010/010.html
意匠における参考は『暖炉まがいのアクセントがつく』ってとこれしょうか(笑
この板を抑える荷重が大きければ自由に棚を作り付けたりのできるのであって、何気に使える手法に思います。
※全然関係無いのですが木造アパートの柱で囲まれた壁が90cm幅で狭い方であれば壁のサイズを計測してピタッと収まる格好で設置も可能(誤差があるので若干隙間の空く感じでカット依頼する方がいいでしょう)、柱えのネジ固定は原状回復の対象になりますが綺麗に穴あけすれば補修パテなんかで埋められますから(請求に関して保障はできませんが)自由に棚を設置できて”ネジの効く壁”が欲しい時には使える手法です。防音効果はそれほど期待しないでください:木造モルタルアパートの場合”長押(なげし)”にハンガー掛け的装飾あるのが一般的ですが、その場合ハンガー掛け板装飾の裏側等にモルタル塗りの隙間があるケースが多いので(鴨居みたいな奴です)遮音考えるとそちら側の処理も必要になる上に合板立てただけだとその合板自体が周波数で鳴くため→双方のデッドニングが必要になる(これGL工法のマンション壁なんかも似たような話)。
さて、話は戻りますが、
『擬似腰壁設置』に成功すると部屋の色調コントラストはフローロング床の木目に頼る必要無くなりますから、明るい色調のカーペットなんかを敷いても「なんか真っ白になってないか」等という心配も無く明るめの部屋に誘導可能と、
何気にインテリア配置の自由度が高くなるのじゃないかと思いますよ。
※それこそ分譲や中古マンションの購入の方はDIYで設置できる『腰壁』なんて代物もあります。参考までにこんなタイプもアリ、
↓
http://www.matusou.co.jp/cloth/lilycolor/kosikabe.htm
(工法は製品指定のままである必要無いと思うので日曜大工の腕に自信のある方はあれこれ工夫して使用すれば案外使えるパーツじゃないかと思いますよ:参考にして全て自作してしまうのもアリでしょう)
全く関係ありませんが、
白い部屋といえば思い出しますね〜
Creamの名曲『White Room』
そのまま埋め込むと何が何なので(笑
URLだけで
http://www.dailymotion.com/video/x8f0s_fresh-cream-white-room_music
http://www.youtube.com/watch?v=uGZeqwdWoeo
White繋がりだと個人的にはこっちの方が好きなんですけどね
http://www.youtube.com/watch?v=Q1cfTMdjkYM&feature=related
何やらこれを貼るためにこの記事を書いたような気も。。。
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