果たして上手くいくのか自信のほどは”あるようなないような”部分もありますが、
これは効くでしょうって暮らしの安全策は考えるとイロイロ出てくるものです。
侵入ルート的な意味での「窓の防衛」を考えれば、
泥棒もね、窓ガラス全部割り切ってガシャーンとアクション映画張りに入ってくるとは考え難いので(ってかまずあり得ない→テロ対策特殊部隊じゃないんだから)、
ここですね防衛すべきは「鍵の周囲・或いは鍵のある位置の窓だけ」となるんですよ。
ですからその周囲だけ”狙って割る”とか”狙ってカットする”事ができなくすればいいのであって、
皆さんも考えてみてください。
「外から見てそう思われればいい」のですよ、
諦めてくれるのが一番いいのであって、
マジに難攻不落の対策である必要ありません。
「あれ、これどうなっているの?」とか「鍵はどこにあんだよ見えないぞ」となると、
→「どこ割ればいんだよ」
こうなりませんか?
簡単な対策としては
『窓ガラスサッシの鍵付近の内側(20cm各ぐらい)に鉄板張る』
極端に言えば「外からそう見えればいい」のです。
で、実際DIY的にどうやるのかって、ここはみなさん実力に応じて考えてみてください。
次なる手段は、
「そもそも身体が中に入らなければいんじゃないか?」
普段気がついていなかもしれませんが、
『スリット状の縦長窓(ルーバーになっているのも多いですね)』が並ぶパターン
これならどうあっても身体が入らない。
自宅が持ち家一戸建てだとか分譲マンションであれば改装工事でこのタイプの窓に換装すると安全確保の効果は絶大。
そもそもスリット状の採光って元をただせば「要塞における銃眼」と似たようなものですから、それは安全性は高まるんだと。
効能はそれだけじゃなく巧みに設計すると「カーテンいらず」になるんですよ、
結果室内も明るくなるし窓ガラスは熱放射も大きいので、光熱費まで安くなります。
賃貸住宅の場合には?
ここは、みなさんのDIYの能力が試されるところですが、
仮に洗濯物をベランダバルコニー側に干すとしましょう。
「何時も開ける窓って左右どちらかだけじゃないですか?」
だったら片側の窓は『格子壁風』に仕上げてしまって(これどう工作するのかはみなさんのDIYスキルでお願いします)、簡易の引き戸式の”何か”を造作すればいいのです。
”何か”を何にするのかってここも各人のアイデアかと思いますが、
十分に原状回復可能な工法を考えて設置、
(外からはどんな鍵があるのかは見えないので簡易でも可)
足元は高さ30〜40cmで転落防止柵上の”防護柵”とすれば引き戸式の”何か”の幅(この場合高さ)は45cm前後でも十分でしょう。
要は人が通り抜けるのにやっかいな形になっていればいいのです。
■東京ビギナーの方でケースによっては「実家の希望でオートロックマスト」な場合も実際あるんですが(リアルな意味では心配されている犯罪に対して場合によるとむしろオートロックの方がリスクが高い)、そんな時には「実家自ら日曜大工的なDIYスキルを現場まできて発揮する」のが本当だと思います。オートロックの性能に投げてしまうのはむしろ中途半端かと、
元々防犯性の高い木造アパートバルコニーレス(腰高窓)で「洗濯物も外には干しません」な場合、それは家主さんの承諾が得られれば防護柵を外に付けてしまえば要塞並みですが(築年数も古ければまず玄関からのピッキングに狙われる事は無い)、
DIYのスキルもほとんど関係無い簡易防止策があります。
幅(この場合高さ)30cm前後の『何らかの板(アルミ等の金属ならカッコもいいですが合板でもアクリル板でも大丈夫でしょう)』をカーテン内側・窓の中断辺りに吊り下げるんです。
外から見ればその板が固定されているのか吊り下げられているだけかなんて確認できませんから、今回の「心理的な安全確保」効果は十分で方法としても安価です。
↓
このアイデアの派生としては→「下に垂らすと”木桟に見える”ロールスクリーン状の何か」の作成に成功すると、どんな窓でもマルチな効果あるでしょうね。
泥棒にブラインドと勘違いされないようにある程度の”ゴツさ”がある造りで。
(美観的に窓の格子は縦並びの方がいいかな〜とも思いますが)
その代わり弱点としてその内側にカーテンが設置できるかは微妙でしょうね、
(デザインも設置の利便性も高ければ商品として売れるかも知れませんよっ)
◎と、ここまで話を進めてきましたがDATA的に普通に暮らしていて、自宅の中で犯罪に巻き込まれる確率はほんとうに少ないので(それほどに日本の治安はまだまだ健全です)、心理的な不安に対する一工夫として考えていくことですね。
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安全を考える「DIY的アイデア編」
2009年11月25日
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