フリーランスのジャーナリズムの間でこの話題の切り口は「検察とマスコミの問題」となっいてる方が多いかなと。
その中で「岩上安身氏」のブログにおいて公開されている亀井静香大臣の会見の内容が凄いので(ある意味小沢VS検察の話より奥が深い)紹介します。
「警察であれ、検察であれ、適正捜査を常にやらなきゃいかん」〜1月15日亀井大臣オープン記者会見3
http://www.iwakamiyasumi.com/column/politics/item_228.html
この中で語られる新井将敬氏の話は確かに本質をついているように思います。
亀井静香大臣自身、チェ・ゲバラを尊敬していたり警察官僚出身ながら死刑廃止を推進する議員連盟会長だったり、選挙で争った(後に逮捕)ライブドア堀江氏に「うちで立候補しないか」と声をかけるなど外見とは裏腹に異能の政治家でもあり、彼の語る話だからこそって部分もあるでしょうね。
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小沢VS検察第二ラウンドの中で
2010年01月21日
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この後の郷原弁護士の記事も面白うございました。
でも、世の論調はなんか、怪しい、危ない方向に行っているようで。
共同幻想の崩壊で現状社会がカオス化しているのも実態として事実なので、「いたしかたない」とも思うんですよね〜
結果えらい目に合わないとも言えないところありますが、『見ている人は相当見ている』のも確かでこの数がバカになりません。
私例の「検察問題シンポジュウム」の(The-journalの奴です)録画見たんですが、鈴木ムネオ氏が(この人物の政治姿勢はともかく)又凄いこと言ってました。
「世論調査で9割ですよみなさん、9割が鈴木が悪いとこういっている。しかしみなさんこう考えられませんか?こんな最悪な状態の鈴木にそれでも指示するという人が”1割もいるんだと”。私はね恐れる事は何も無いこれだけの人が支持してくいれている頑張らないといけないんだと思いました。」
現在の検察・マスコミの大問題について、世論調査の結果はどうあれ「相当数の人がその核心部分を認識した上で問題意識を持っている」
この数が、全く100%どうにも無視できないすくいようの無い事になっているんだと思うんです(ヘルシング調になってますが)。
こっちの世論には確信犯的なロジックがあるからです、
どこから勝負しても「ぼんやりとした集合的意見」と、「確信犯的な論理」と、これは比べられないんだと。
(おそろらく社会心理的にリテラシーと世論調査の関係とかって統計学でやると何かしら理論的結果出るのじゃないかと思います)
一見『近代のファシズム台頭』の時に似ているのは確かなんですが、
現代日本はそこまで愚かではないと確信します。