既に『オーディオ』とか『バラコン』というだけでオールドメディアな印象すらある昨今ですが、『ポータブル・オーディオ』の伸びや携帯ダウンロード等音楽えの需要が後退したのではありません。
(レコード会社の収益悪化などは販売方法などのコンセプトが時代の変遷に遅れたためで、現代は著作権協会が足ひっぱりかねない別の意味の問題になるなど、ココは業界構造の方の話でしょう)
残念な事に世界でも最高のコストパフォーマンスを誇った日本製のオーディオ機器はすっかり衰退してしまいましたが過度のモデルチェンジを廃するなどの方法で頑固に生き残っている機種もあり(DENONの廉価なプリメインPM-390は今やオーディオ業界におけるスーパーカブのような名機となった)、ピュアオーディオを知らないで得する事はありません。
部屋や暮らしを考える上で「意外なメディアが日常のイメージを引っ張る」事があります。
広く一般的にはTVだったワケですが、PCとインターネットの台頭でここは随分様変わりしました。薄型TVの需要にしても「目立たないように」な側面も見逃せません。
音楽と賃貸って話で言えば、騒音問題などやっかいな方向の話が真っ先に頭に浮かびますがオーディオって世界で重要なところに、
・「チープな再生機器で音を出せば出すほど音が大きくなる」法則があります
ポータブル・オーディオにおけるラウドネスの使い過ぎも”耳の感度を劣化”させますが、単純に再生機器の性能に負う部分も大きいのです。
PCで動画や音楽を聴いた経験ある方ならみなさん経験してていると思いますが、
『音源DATAの劣化があると”よく聞き取れない”』
ありますよね。
オーディオ機器の性能もそれがハードの差異となるだけで同じ事なんです、当然再生機器がチープだと「よく聞き取れない」結果ヴォリュームを必要以上に上げてしまったり、セッティングの悪さから無意識に「ウルサイ音になっている」事もあるんです。
又、PC計の基盤素子にはオーディオ再生に致命的なノイズ源となるものも多く、音楽再生に関してはPC関連とオーディオはどうあっても切り離したいところで(ACコンセントの共有も好ましくない)、TVメディアが後退した今だからこそ「日常のイメージを引っ張る存在」としてピュアオーディオに着目するアイデアは”大アリ”なんです。
(基盤上のパーツもオーディオ再生用とPC用途では全く別物ですから)
このケースも引越しするコストより大幅に安上がりですから是非検討したいところ。
再生機器がしっかりしてくれば応用性も高まります、
仕事しながら的な”ながら視聴”であれば、FMラジオの存在が現代だからこそ浮上するかも知れませんし、CDプレーヤーの中にはポータブル・オーディオとの連携を視野に入れた製品もあるようです。
一番やっちゃいけないミスは「中途半端なシステムオーディオ」でしょう
(デザインが中途半端なところが又いけない)
こういった機種の場合、製品自体の再生性能の問題をラウドネスのような誇張で誤魔化している製品も多く、「ウルサイ音になっている」なんていう結果を招きやすい機器になります。
高級オーディオはただ価格が高いだけでなく、インテリアとしてのデザインに秀でたもの多くありますからオーディオに投資して損はありませんよ。
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オーディオ関係のあれこれ
2010年01月30日
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