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小沢VS検察第二ラウンド「その後の見通し」

2010年02月09日

大きな枠組みで意味があったのはコイツでしょう
小沢氏、米国務次官補と会談
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100203ATFS0201P02022010.html

(このニュースを課題評価する人もいますが、流石に「○○が○IAの影響下にある説」ほどベタな話となると流石に無理あり過ぎるので、そこは割り引いて見た方がいいでしょう。けれどもより確かな”関係者”は事前に小沢幹事長の不起訴を知っていたという推定は成り立つかも知れませんね)

更にこの話は重大で
普天間移設、首相「5月に必ず結論」
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100125ATFS2500B25012010.html

 ↓
小沢氏に訪米団派遣を要請 キャンベル米国務次官補、来日時に
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20100205ATGM0501805022010.html
小沢民主党幹事長が続投、オバマ大統領との会談を要請
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13780820100208


更にネット右翼世論が勘違いしていた民主党小沢氏の政治スタンスに関して実利的に(違った意味でですよ)『韓国・中国』マスコミは安堵感を表明している。
【小沢氏不起訴】韓国では安堵の声 外国人参政権への影響懸念で
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100204/stt1002042109015-n1.htm
【小沢氏不起訴】関係不安定化は回避 中国に安堵感
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100204/stt1002042314018-n1.htm


(このニュースを”又違った意味”で産○が書いている事が面白いところがなんともなんですが、、(笑、そのニュースを又更に別の意味でその情報を利用できると)


さて外交日程として5月に予定されている小沢幹事長の訪米が果たして沖縄の基地問題を一気に解決させる成果となるのか、政治課題的にはここが大山になるでしょうね。小沢一郎としても次の参議院選挙で勝てば当面の政治課題は一定の目標を達成し、首相になる野心が無い彼にとって政治家としての成果といっては何ですが、日米関係であるとか沖縄基地問題であるとか課題を持って残された政治生命賭けているところもあると思います。
ここで大胆に踏み込んだ解決をみなければ民主党政権そのものの土台も揺らぐワケで、
さてどうなりますか、この「5月訪米」は興味深いところです。

どちらにしろ、
小沢氏としても大山越してしまえば後は組織を残し人を残して(今のところ”人として”は細野氏が有力でしょう)、体制が整えば「後は野となれ山となれ」で議員辞職しても本人どってことないのじゃないでしょうか。
(周辺は力学上許さないでしょうけれど年齢67歳ですから)

▼民主党自体マニュフェストの実現も(この辺の運用は鳩山首相の策士ぶりが良く出ている)4年オーダーで語られていますから、次のフェーズ(菅直人政権)含めて8年程度の長期政権を想定していて
▼→そこを踏まえて北沢防衛相が基地問題の交渉で強硬な姿勢の米国側に「君たち強硬姿勢はわかるけれど、鳩山小沢体制で以後10年続くよ(わかって言っているの?)」と発言したなどの噂もあり、

大きな枠の論点として「マスコミなり国会なり」が論じなければならないのは景気だけでなく、今後10年の政治経済の方向性にあってその始まりが先日の政権交代にありました。
イエロージャーナリズムとは言いませんが、マスコミ全体が(確信犯ではなく)むしろ無意識に自民長期政権時と同じ→「政策論議は事実上存在せず霞ヶ関発の官報報道が報道だった・政治分野はスキャンダルを報道すればいい」この枠のまま旧態依然と利権体質のなか報道を続ければマスコミの自浄能力どころか自分で自分の首を絞めるだけです。
(ちなみに毎日新聞やTBSテレビと資本関係の切れているTBSラジオのニュース系番組ではマスメディア的な大本営発表報道では無く「批判だけでなく小沢寄り論説もある」「インターネット世論も多め」な状況を背景に番組内での調査では「小沢幹事長は辞任するべきではない67%・辞任するべき22%・残りその他」と新聞TV等と真逆の結果が出ている)

報道として「マスメディアVS独立系及びインターネットメディア」の図式でその乖離が広がるばかりです。
大新聞・テレビ局の一社に二社倒産したところで誰も困りませんが(広告料の激減でその可能性は決して0では無い)、混乱が起きる事は社会にとって必ずしも利益ばかりとは言えないのですから(ライブドア・楽天が結果的に失敗に終わりましたが資本関係で動き出した”あの時”がターニングポイントだった:文化的に考えるとその象徴が「巨人戦の地上波放送激減」)、なんでしょうか、、

「ちょっと気が付いてもらいたい」と思いますね(笑
(報道関係であるとか新聞ジャーナリズムには本気でインターネットで進んでいる論議を情報以前に知識としても知らないのじゃないかと思える話すらある状態で、これはちょっと、、でしょうやっぱり)



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posted by kagewari/iwahara at 15:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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