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来世紀にかけて『生産する住宅』時代が来るでしょう(3)

2010年04月19日

既に実用化されているプラントはこのようなものです
 ↓
三洋、三菱化学のコンテナ野菜工場に太陽電池とリチウムイオン電池を提供
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/12/025/index.html

栽培可能な植物は技術開発により拡大するので(培養液などが特許技術だったりすするらしいです)、究極の目標として”LED水田プラント”に成功すれば食糧安保や農業の後継者問題も一気に気解決します。
※土で育てられる本物の農産品は芸術的な業種に近くなり通信販売などで流通する高級品ジャンルになるってことです(後継者の問題もあってどうしても生産量が今後減少する)。

食糧安保の分野で言えば、早晩中国が食料輸入国になるでしょうし北米の一大耕作地に関しては地下水の枯渇が予測されていて(中東の石油のような話)、CO2関連の異常気象の今後を考えても”食のセーフティーネット”は間違いなく必要になります。
同時に中東の化石燃料に頼らない生産ともなれば、為替などに依存する事無くプラントの生産性向上に比例してコストダウンしますから、『食やエネルギーで自立する都市』の可能性は実現可能な都市計画になるんじゃなかろうかと思うわけです。

国家のモデルとしてはオイルマネーで無税な国とか、独立都市国家でタックスヘブンになっている都市など『所得を循環的に分配可能な国家』のイメージです。
 ↑
で、亀井氏の郵貯資金じゃないですが日本には社会資本として「十分な資金がある」ワケであって→”そのためにこれまで経済を成長させてきた”のですから。
消費経済による経済循環には必ずしも成功しませんでしたが、その反面膨大な社会資本(マネー)が日本にはありますから、近未来に予測されるドルの大暴落以前に前衛的な投資に踏み切るべきじゃないでしょうか。

※上記プラントの低コスト化に成功すれば、第三世界の食糧援助など様々な活用が可能になる。

「一家に一台自家用車」という経済ではなく、
「一家に一台農業プラント」という経済へのシフトです。

果たして可能かどうかは別にして、
免震構造の高層ビルの最上階でマグロの養殖している(外から水槽のように思い切りマグロ見えるみたいな)なんて世界も面白いっちゃ面白いじゃないですか(笑


企業における就労のスタンスも「賃上げ闘争」では無くて、
「生産性の向上により毎年勤務時間が減少する会社(企業創立30年目に労働時間を半分にする事を目標にするような会社)」のようなビジネスモデルがあっても面白い。
■「楽」「自由」「安全」「気まま」等
経済が当初目指した根源のような目標を狙える時代にようなくなってきたんだと思います。

そんなとっかかりとして『ソーラー自家発電だけで自己完結可能なエコ住居』の実験的開発投資は政府にも積極的に取り組んでもらいたいところだと思います。
完成品に対して補助金であるとか”新年金制度”における割り増し支給インセンティブであるとか一気に拡大させる方法ある筈です。
※流通コストはソーラー発電コミューターのようなフリーエネルギー系のインフラ整備によりフリーエコノミー化を行う。

この辺の話がSFじゃなくてマジな話になってきているって事です。


日本人って節電とか省電力エコとか好きじゃないですか(笑
本音「タダも大好き」でしょうし、
インターネット時代のフリーエコノミー経済では「タダが高くつく」って概念はすっかり様変わりして「フリーソフトなどタダで使えるものを運用するには相応のスキルが必要」など、純粋に無料って意味では無くなってます。
つまり、その周囲には多数の仕事が派生するのであって、
『循環するフリーエコノミーという基幹産業』のようなビジネスモデルも在り得るんですよ。(設計はかなり難しいと思いますが)
※実際にソフトハウスの業務にはそのままでは素人には使えないオープンソースのなんちゃらをベースに「使いこなす部分」で収益を上げる営業が実際存在します。




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posted by kagewari/iwahara at 21:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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