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間取りと平米数(1)

2010年05月19日

この話題も何度か取り上げているところなんですが、これだけ沢山の部屋を内見してきても難しいものなですよね。
それは「広さ=平米数」だったらどんなに楽かと(笑

有名どころは”無駄に広いDK”とかって世界ですが、勿論キッチン重視の人にはDKの広さは歓迎されますから一概には言えない話に思えるでしょう。
そう「思えるでしょう」が、そう簡単な話じゃないのです、
部屋数定義における(2DKとかの”2”)居室して表示していい条件は「窓があること」であって、窓がないとサービスルームの”S”って表現になったりします。
その延長で考えると「木造アパートで玄関キッチン方向にも窓があればDKの内容は居室と同等になり」となるので、ただ広ければいいって事じゃないんですよ。

キッチン重視でDK広め希望の時にもマンションの場合間取り条件的に難しくなるんですよね(現代的マンションは玄関方向に窓が無い)。
みなさんご存知のカウンターキッチンっていうのは、マンションにおけるDK事情(窓が無い)からその居住性を担保するためのアイデアでもあるんですよ。
誰だって窓の無いスタジオルームみたいな部屋じゃ息が詰まりますから、
(なので分譲キラーなどの1Kでは居室とキッチンを仕切るドアに”窓がある”)

実はその辺慎重に間取りみないといけないのであって、
平米数だけで判断してしまうと”実効内容評価”で「その6平米(DK4とか)は無効かも」とかって頻繁にあることなんです。
また居室との仕切り間口も関係アリで、
木造アパートの場合には浴室周りの背面に収納を設計するのケースも案外多いですけれど、マンション和室なんかですと収納の配置がキッチン側と無関係な位置に置かれて(居室窓よりとか)、DKからフルオープン可能だったりします。このタイプはベースと襖を外してして1R化可能タイプになりますが、この間取りも全部が全部じゃないって事です。
※同時にこのタイプはデザイン的にも居室畳のままの方がカッコいい場合も多い。

中古マンションを購入して自分でリノベの図面引く人も増えていると思いますが、設計のポイント失敗すると”無駄部屋”が出来ちゃったりします。
話を賃貸に戻して「もうこうなったら収納も無しのシンプル1Rでドーンと広いタイプ」も当然選択肢に入るんですが(確かに広さは平米数とリニアになる)、スケールとしてこのタイプって14平米〜20平米前後しか無いんですよね、それ以上となるとストゥデイォタイプと呼ばれる高級タイプになってしまう。

最近増えている『分譲キラー系1K』も居室を6帖以上とするなど合理的設計になってますがキッチンと所謂玄関からの通路を共用する形はキッチン重視の人には若干狭い場合もあって、残念な事に設計上水周り全体で相当平米数を消費しますから、肝心の広さに対するリニアな拡大は期待できません。
(1Kの場合縦長より横幅が広いタイプが明らかに広くなるのは”所謂玄関からの通路”がショートカットされる分相対有効床面積が増えるため)

考えてみると昭和の伝統的な間取りであれば、
「1DK→2DK→3DK」とわかりやすかった。
ところが昨今のニーズは30平米を中心に広めの1RストゥディオやLDK系となるので、賃貸では定番のリノベを探す時には(流石に10平米も差があれば迷うことありませんが)5平米前後の間取り判断は慣れていない人が図面見ても評価がわからない場合もあるんですよ。

次回は相場との関係性含めて考えてみましょう、

<つづく>


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posted by kagewari/iwahara at 21:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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