ソニー、Intelと「リビングルームにWeb」目指すGoogle
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/21/news060.html
記事中でも「だいじょうぶだろうか」的レポートになってますが、この話は言うなれば「リビングルームのTVの使い道は何か」みたいな時代の変革と表裏一体の話でしょう。
インターネット回線を利用した動画コンテンツ利用者は拡大に増えていて、しかもニコニコ動画運営の調査では「頻繁にネット動画を利用する人はほとんどTVを見ない」といわれています。
時計代わりとか音声無しでニュース映像だけなんとなく流している存在のリビングのTVが積極的な利用とは言い難いですし、映画視聴などもオンデマンドストリーミング再生が中心になっていくとますます動画を見るならPCって話になります。
かといって、PCの売り上げ中心は勿論ノートPCですから、大画面の可能性は外部モニターぐらいしかありませんが果たしてノートPCユーザのどれだけが外部モニターを利用しているかと言えば「少数派でしょう」。
その隙間を同考えるかって各社考えているところで、
ソニーとGoogleの動きはネット動画コンテンツの拡大を前提にリビングのモニターをどうやって積極的に活用するかというアイデアのひとつんなんでしょう。
(TVモニターにブラウザをって考えは以前からゲーム機で可能性が模索されたワケですし)
どうでしょうね(笑
成功するか否かわたしにもわかりません。
ですが、使い分けとしてノートPCのビデオ処理には限界もある上に外部モニターしか手法が無いならそれが独立した「リビングWebTV」でも一向に構わないわけで(動画関係と言えばエンコードなどマシンパワーにも厳しい処理も多くWebTVが外付けHDDから多数の動画形式に対応するとか付属の記録媒体に簡単にDVD形式で落とせるとかノートPCに苦手な分野もこなすとちょっと違ってくるかもしれません)、どんなものになるんでしょうね?
メディア論から見ても大御所であるソニーとIntelそしてGoogleが協力して何かやるってパワーはあなどれないでしょう。
ちょっと楽しみですね。
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「リビングルームにWeb」は成功するか
2010年05月22日
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