全く組織的呼びかけもなければ、主催したメンバーにもデモ経験者がほとんどいないという日本では珍しい”デモ”だったのですが(むしろ経験者から妙に心配されて神経質な人が主催者との間でTwitterで口論になったぐらいの素人デモ)、
「100人とかだったらどうしたものか」な心配をよそに集合場所には「500人以下ぐらいかな〜」な規模でちょうど銀座の奥野ビルの辺りから日比谷公園までのデモ行進となったのです。
奥野ビルはこのブログではお馴染みの名所
http://kagewari-retour.seesaa.net/article/159286379.html?1287901279
http://kagewari-retour.seesaa.net/article/159286745.html?1287901287
そして集合場所はretourでも過去にレポートのあった場所と
http://retour.seesaa.net/article/135039732.html
(そんな取材関係もあって馴染みのあるルートだったのです)
銀座一丁目交差点から先の

奥野ビルの先の

retourで紹介した事業ビル住居も可物件裏公園が集合場所だったと、

想像以上の集まり

(平均年齢かなり高い感じでしたね過半数は大人以上といった感じです、著名人的には小沢氏の盟友二見伸明氏が来ていて先頭グループに参加していました。)
肩乗りネコも検察・検審に抗議の声をあげております


ニョーオとかニューゥとか言ってますよ〜っ
ホテル西洋銀座裏の公園を出発

銀座通りはスルーして外堀通りまで出て日比谷公園まで南下のコース

アレ小規模デモながら聴衆が随分集まっていると思ったら

(左の赤い車両がヒント)

聴衆が集まっているのでは無くて、

プランタン銀座の地下パン屋さんでドーナツ調理中に小さなボヤがあったとのことで(被害は店員さんが軽傷負ったのみだったらしいです)、火事騒ぎの人混みだったのでした。
ですがここからは有楽町駅前ということで普通に街は混雑しており、

なんとなくデモ隊も盛り上がってきました。
(といっても今回は特別にどこかのビルの前で街宣みたいな予定は無く粛々と行進は続きます)
街頭から大きな声が上がったのはこの時で、

銀座呉服屋さんの女将さんでしょうか、激しく「そのとおりだ!」と応援の声が上がるのでした。
といっても街頭からの声と言えばこの時だけで、日本人は何をするにも本当に静かというか、、デモに反対する声もまったく無くて(心配されたネトウヨの突撃であるとか右翼の妨害なども一切無し)、静かに最終的には500人〜1000人の抗議の声が銀座を練り歩くという「無風地帯」というか、この”空白な感じ”が(菅政権のような不思議な内閣が継続していってしまう)日本の現状そのものなのかも知れません。
「周囲は何かスーっといっちゃている」かのように。
行進は新幸橋から内幸町→日比谷公園へ



運営から集会等は禁止されているので、このまま流れ解散です。
有難うございましたと挨拶、

無事にデモが成功した事、それ自体に意義があったと素直に思いました。
解散ポイントから一歩アウトサイドに出ると、

そこは静かな日比谷公園であって
(野外音楽堂からは爆音聞こえてましたけど(笑)
霞が関駅から四谷乗り換えで帰り道です

政治関連はこのブログでも心理学のブログでも再三マスコミ・マスメディア批判の形で続けてきました。私のように書く場所がある人間にはブログでの批判記事が本筋として一番大事なのだと思っていますが、党首選の新宿演説に行けなかった事もあり「今度のデモは是非」と考え参加してきました。
マスコミ・マスメディアにとっても痛くも痒くも無いデモだったかもしれません。
先日行われたネット右翼中心の中国抗議デモにも規模で数段負けていたかかもしれません。
ですけれど、今回ばかりは「それが各人の自主的参加で存在した」事それが重要だったように思います。
それこそ『10・24』をブログ・ジャーナリズムとしてレポートしました。
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